サンドボックスプログラムの概要
- トピック:
- Cloud Manager
- 開発
作成対象:
- 管理者
- 開発者
サンドボックスプログラムの概要と実稼動プログラムとの違いについて説明します。
はじめに
サンドボックスプログラムは、通常、トレーニング、デモの実行、イネーブルメントまたは概念実証(POC)の目的にかなうように作成されるので、ライブトラフィックを実行するためのものではありません。
サンドボックスプログラムは、AEM Cloud Service で使用できる 2 種類のプログラムの 1 つで、もう 1 つは実稼動プログラムです。プログラムタイプについて詳しくは、プログラムとプログラムタイプについてを参照してください。
自動作成
サンドボックスプログラムは自動作成機能を備えています。サンドボックスプログラムを作成するたびに、Cloud Manager で自動的に以下が実行されます。
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AEM Sites、Assets、Edge Delivery Services を、プログラムのデフォルトのソリューションとして追加します。
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プロジェクト Git リポジトリと、AEM プロジェクトアーキタイプに基づくサンプルプロジェクトをセットアップします。
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開発環境を作成します。
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その開発環境へのデプロイメントを行う実稼動以外のパイプラインを作成します。
サンドボックスプログラムには、開発環境が 1 つだけあります。
制限事項と条件
サンドボックスプログラムはライブトラフィック向けのものではないので、使用に関して一定の制限事項と条件があります。これが、実稼動プログラムとの違いです。
:手動更新は、対象環境に適切に設定されたパイプラインがある場合にのみ実行できます。
:実稼働環境またはステージング環境のどちらか一方を手動で更新すると、もう一方が自動的に更新されます。実稼働とステージングの環境セットは、同じ AEM リリースに上に存在している必要があります。
詳しくは、AEM バージョンのアップデートを参照してください。
環境を更新する方法について詳しくは、環境の更新を参照してください。
サンドボックスプログラムの作成と管理で問題が発生した場合、これらの問題はテクニカルサポートの範囲内です。
環境の休止状態を解除する方法とサンドボックスの自動削除について詳しくは、サンドボックス環境の休止と休止解除を参照してください。