Adobe Experience Manager as a Cloud Service の Cloud Manager 2025.2.0 のリリースノート release-notes
AEM(Adobe Experience Manager)as a Cloud Service の Cloud Manager 2025.2.0 のリリースについて説明します。
Adobe Experience Manager as a Cloud Service の最新のリリースノートも参照してください。
リリース日 release-date
AEM as a Cloud Service の Cloud Manager 2025.2.0 のリリース日は 2025年2月13日木曜日(PT)です。
次回のリリース予定は 2025年3月13日木曜日(PT)です。
新機能 what-is-new
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コード品質ルールの更新
2025年2月13日木曜日(PT)以降、Cloud Manager コード品質ステップでは、SonarQube 9.9.5.90363 が使用されるようになりました。
このリンクの AEM as a Cloud Service での Cloud Manager に使用可能な更新されたルールにより、Cloud Manager パイプラインのセキュリティスコアとコード品質が決定されます。
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SonarQube 9.9 は、すべてのお客様に対するデフォルトのコード品質スキャンエンジンになりました。
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Java 17 および Java 21 ビルドサポート
お客様は、Java 17 または Java 21 を使用してビルドし、パフォーマンス強化と新しい言語機能にアクセスできます。Maven プロジェクトとライブラリのバージョンのアップデートを含む設定手順について詳しくは、ビルド環境を参照してください。ビルドバージョンを Java 17 または Java 21 に設定した際、デプロイされるランタイムは Java 21 です。
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Edge Delivery Services の 99.99%の SLA 稼働率レポート
対象となる Edge Delivery Services プログラムでは、高可用性 99.99%稼働率レポートが使用できるようになりました。この機能を有効にするには、お客様は Edge Delivery Services サイトを正常にオンボードし、Cloud Manager 内で 99.99%のサービスレベル契約(SLA)を適用する必要があります。
SLA も参照してください。
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Edge Delivery Services のユーザー招待エクスペリエンスの向上
Edge Delivery Services に関連付けられたコンテンツリポジトリにユーザーを招待する際のエクスペリエンスが向上しました。
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パブリッシュインスタンスでの管理者プロファイルの自動作成
以前、Cloud Manager ではパブリッシュインスタンスで管理者プロファイルを手動で作成できましたが、デフォルトでは自動作成がサポートされていませんでした。この更新により、管理者プロファイルがパブリッシュインスタンスに自動的に作成され、使いやすさが向上し、お客様の設定時間が短縮されるようになりました。
詳しくは、カスタム権限を参照してください。
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Cloud Service 環境の OAuth への移行
新しい Cloud Service 環境では、Adobe Developer Console 統合プロジェクトで、以前使用されていた JWT 認証方法の代わりに、OAuth ベースのサービス間認証が使用されるようになりました。JWT 認証は非推奨(廃止予定)であり、2025年6月に提供終了になる予定です。
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EC(楕円曲線)秘密鍵(secp384r1)のサポート
Cloud Manager が
secp384r1
楕円曲線(EC)秘密鍵をサポートするようになり、お客様が管理する OV/EV SSL 証明書のセキュリティとコンプライアンスが向上しました。
詳しくは、顧客が管理する OV/EV SSL 証明書の要件を参照してください。 -
特殊なテスト環境
リソースが強化された新しい開発環境は、2025年2月27日(PT)以降、早期導入者に提供される予定です。
バグ修正
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(UI)Cloud Manager でドメインの CDN 設定ができない問題を修正しました。
お客様が Cloud Manager で CDN 設定を追加しようとすると、ドロップダウンメニューからドメインを選択した際に、画面エラーが発生していました。このユーザーインターフェイスのバグにより、本番環境でのドメインマッピングが妨げられ、設定プロセスがブロックされていました。また、一部のドメインは、ユーザーインターフェイスから削除されたにもかかわらず、バックエンドではアクセスできないままでした。この問題により、既存の CDN 設定との競合が発生しました。
今回の修正により、エラーが発生することなく、ドロップダウンからドメインを正常に選択できるようになりました。ドメインの再設定を妨げるバックエンドの不整合に対処しました。最後に、検証が改善され、競合するドメインが再度追加される前に適切に削除されるようになりました。
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(バックエンド)SSL 有効期限通知が複数回送信される問題を修正しました。
毎日午前 0 時に実行されるように設計された SSL 有効期限通知スケジューラーが、誤って 1 日に 2 回(午前 0 時に 1 回、午前 12:30 に 1 回)実行されるというバグが確認されました。この問題により、期限切れの SSL 証明書に関する複数の冗長な通知が送信されていました。通知スケジューラーは、意図したとおりに 1 日に 1 回のみ正しく実行されるようになりました。また、SSL 有効期限通知を重複して受信することもなくなりました。