Adobe Experience Manager as a Cloud Service の最新のリリースノート release-notes
以下では、Experience Manager as a Cloud Service の現在(最新)のバージョンのリリースノート全般の概要を説明します。
リリース日 release-date
Adobe Experience Manager as a Cloud Service 2021.5.0 のリリース日は 2021 年 5 月 27 日です。次回のリリース(2021.6.0)は、2021 年 6 月 28 日に予定されています。
AEM as a Cloud Service の基盤 foundation
AEM as a Cloud Service 基盤の新機能 what-is-new-foundation
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プレリリースチャネル:本番運用開始前の 1 か月間に予定されている機能のプレビュー
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非推奨 API:AEM as a Cloud Service の最新の非推奨 API リストが公開されています。
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AEM as a Cloud Service SDK Build Analyzer Maven プラグイン:非推奨の Java API のチェックやその他の改善点を含む最新バージョンに、Maven プロジェクトを更新します。
Adobe Experience Manager Sites as a Cloud Service sites
Sites の新機能 what-is-new-sites
- 近日中に、新しいプレビュー層でコンテンツを検証し、最終的なエクスペリエンスのルックアンドフィールをパブリッシュ層と同じようにシミュレートできるようになります。これは、AEM Sites Managed Publishion ウィザードで、公開先を公開またはプレビューから選択できるようになったことによるものです。プレビュー時のエクスペリエンスには、専用の URL からアクセスできます。プレビューで検証した後は、通常どおり作成者がコンテンツを公開できます。AEM as a Cloud Service 環境でのプレビューサービスの有効化は、今後数週間で徐々に展開される予定です。
Adobe Experience Manager Assets as a Cloud Service assets
Assets の新機能 what-is-new-assets
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リンク共有機能を使用して、共有アセットをダウンロードできます。このダウンロードには、非同期サービスが採用されており、大容量のダウンロードであっても、高速で中断のないダウンロードが可能になっています。 詳しくは、「アセットのダウンロード」を参照してください。
プレリリースチャネルで使用できる新機能 what-is-new-assets-prerelease
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メタデータスキーマは、フォルダーのプロパティに直接適用できます。
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アセット一括取得ツールを使用すると、一括取得中にメタデータを追加できます。
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ユーザーエクスペリエンスが改善され、フォルダー内に存在するアセットの数が表示されます。1 つのフォルダー内のアセットが 1000 個を超える場合、Assets には「1000+」と表示されます。
Assets で修正されたバグ assets-bugs-fixed
- 非常に大きなファイルをアップロードすると、Experience Manager desktop app がクラッシュします。(CQ-4320942)
- 同じコレクションがフォルダー内で選択されている場合と、検索結果から選択されている場合では、ツールバーのオプションは異なります。(CQ-4321406)
Dynamic Media の新機能 what-is-new-dm
- スマートイメージング DPR(Device Pixel Ratio)とネットワーク帯域幅の最適化により、高解像度のディスプレイとネットワーク帯域幅の制約があるデバイスで、最高品質の画像を効率的に配信できます。詳しくは、 スマートイメージングに関する FAQ および 次世代の画像形式 WebP および AVIF による画像の最適化を参照してください。
- Dynamic Media 配信で、次世代画像形式 AVIF のサポートが導入されました(fmt URL 修飾子)。
Adobe Experience Manager Forms as a Cloud Service forms
Forms の新機能 what-is-new-forms
- コンテキストヘルプ:アダプティブフォームエディター、テンプレートエディター、テーマエディターのコンテキストヘルプが追加され、作成者がエディターの様々な機能をより深く理解できるようになりました。
- プロパティブラウザーのエラーメッセージ:アダプティブフォームのプロパティブラウザーに、各プロパティに関するエラーメッセージを追加しました。これらのメッセージは、フィールドの許可値を理解するのに役立ちます。
Forms の今後のベータ版機能 what-is-new-forms-prerelease
Output as a Cloud service:出力サービスを使用すると、XDP テンプレートと XML データを組み合わせて、様々な形式の印刷用ドキュメントを生成できます。このサービスを使用すると、同期および非同期の一括モードでドキュメントを生成できます。出力サービスにより、以下のような機能を備えたアプリケーションを作成することができます。
- テンプレートファイルに XML データを格納することで、最終形式のドキュメントを生成する。
- 非インタラクティブ PDF 印刷ストリームを含む様々な形式で出力フォームを生成します。
- XFA フォームの PDF ファイルから印刷用 PDF を生成する。
ベータ版プログラムに新規登録するには、formscsbeta@adobe.com 宛てにメールを送信します。
Forms で修正されたバグ forms-bugs-fixed
- AEM Forms ワークフローの「タスクの割り当て」手順で、アクションボタンのデフォルトのアイコンを Coral アイコンに置き換えると、ワークフローは動作を停止し、例外がログに記録されます。デフォルトのアイコンが使用されている場合、ワークフローは期待どおりに実行されます。
- レイアウトレイヤーで、列数を変更し、編集レイヤーを開いてパネル内の一部のコンポーネントをドラッグすると、青い四角いボックスがアダプティブフォームエディターのコンテンツ領域に表示され、エディターが応答しなくなります。
- アダプティブアセットまたは外部アセットの URL の提供に関連するルールエディターオプションのエラーメッセージが長すぎて、使いやすいものではありません。
Cloud Manager cloud-manager
この節では、AEM as a Cloud Service 2021.5.0 に含まれている Cloud Manager のリリースノートの概要を説明しています。
リリース日 release-date-cm-may
AEM as a Cloud Service 2021.5.0 Cloud Manager のリリース日は 2021 年 5 月 6 日です。次回のリリースは 2021 年 6 月 3 日に予定されています。
新機能 what-is-new-may
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PackageOverlaps 品質ルールは、デプロイされたパッケージセットに同じパッケージが複数回(複数の埋め込み場所に)デプロイされた場合に検出するようになりました。
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パブリック API のリポジトリエンドポイントに Git の URL が含まれるようになりました。
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Cloud Manager ユーザーがダウンロードしたデプロイメントログは、よりインサイトに富み、失敗と成功シナリオに関する詳細が含まれています。
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コードを Adobe Git にプッシュ中に発生していた断続的なエラーが解決されました。
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Commerce アドオンは、プログラムの編集ワークフロー中に、サンドボックスプログラムに適用できるようになりました。
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プログラムの編集エクスペリエンスが更新されました。
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環境の詳細ページの「ドメイン名」テーブルには、ページネーション経由で最大 250 個のドメイン名が表示されます。
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プログラムの追加とプログラムの編集のワークフローの「ソリューション」タブには、プログラムで使用できるソリューションが 1 つだけでも、ソリューションが表示されます。
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ビルドでデプロイ済みコンテンツパッケージが生成されなかった場合のビルド手順ログのエラーメッセージが明確でありませんでした。
バグ修正 bug-fixes-cm-may
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該当する設定がデプロイされていない場合でも、IP 許可リストの横に緑色の「アクティブ」ステータスが表示される場合がありました。
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パイプライン変数 API は、「削除済み」の変数を削除する代わりに、 DELETED ステータスを示すだけでした。
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「コードの臭い」の品質問題の一部が、信頼性評価に誤って影響していました。
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ワイルドカードドメインはサポートされていないので、UI ではワイルドカードドメインを送信できません。
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UTC の午前 0 時から午前 1 時の間にパイプラインの実行が開始された場合、Cloud Manager で生成されるアーティファクトのバージョンが前日に作成されたバージョンよりも大きくなることが保証されていませんでした。
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サンドボックスプログラムのセットアップ中に、サンプルコードを含んだプロジェクトが正常に作成されると、「Git を管理」がヒーローカードからのリンクとして概要ページに表示されるようになります。
コンテンツ転送ツール content-transfer-tool
リリース日 release-date-ctt-latest
コンテンツ転送ツール v1.4.6 のリリース日は 2021 年 5 月 27 日です。
新機能 what-is-new-ctt-latest
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ユーザーに Java 実行可能ファイルの実行権限がない場合、新しいログ文がクイックスタートのエラーログに追加されました。
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抽出を実行した CTT ユーザーインターフェイスから移行セットを削除すると、その移行セットに関連付けられている
tmp
フォルダーが削除され、領域を節約できます。
バグ修正 bug-fixes-ctt-latest
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移行セットを削除する際に、CTT UI に参考にならないエラーメッセージが表示されることがありました。この問題が修正されました。
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ユーザーマッピングの実行中に、ユーザーがターゲットとホストで同じメールアドレスを持っていても、ユーザー名が異なる場合、取り込み全体が失敗することがありました。この問題が修正されました。このような競合が発生した場合、そのユーザー/グループはスキップされ、ログファイルに競合として記録されます。
リリース日 release-date-ctt
コンテンツ転送ツール v1.4.0 のリリース日は 2021 年 5 月 11 日です。
新機能 what-is-new-ctt-may
- このバージョンのコンテンツ転送ツールは、Cloud Service に移行するアセットのテキストレンディションを作成します。取得したアセットでフルテキスト検索をサポートするには、テキストレンディションが必要です。
- ユーザーが作成できるコンテンツ転送ツール移行セットの最大数が 4 から 10 に増えました。
バグ修正 bug-fixes-ctt-may
- コンテンツ転送ツール UI の自動更新機能に関する複数のバグを修正しました。
- コンテンツ転送ツールで
wipe=true
を指定すると、ターゲットのカウンターインデックスが正しくないという問題がありました。この問題が修正されました。
Commerce アドオン cloud-services-commerce
新機能 what-is-new-commerce
- 製品コンソールのプロパティでの関連コンテンツのページネーションのサポート
バグ修正 bug-fixes-commerce
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製品プロパティの「アセット」タブにアセットサムネールが表示されない
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パンくずリストが製品コンソールのプレビューデータをリセットする