AEM as a Cloud Service のドメインにユーザーがアクセスできるアドレスを、IP 許可リストで制限する方法について説明します。
概要
AEM as a Cloud Service は、デフォルトでは、インターネット経由でアクセスできます。セキュリティはユーザーの認証および認可によって処理されますが、信頼できる IP アドレスにのみアクセスを制限する方法は IP 許可リストです。
Cloud Manager の IP 許可リストを使用すると、そのような信頼できる IP アドレスのみにアクセスを制限および制御できます。適切な権限を持つ Cloud Manager ユーザーは、信頼できる IP アドレスの IP 許可リストを作成および追加し、自分のサイトのユーザーがそのアドレスから AEM ドメインにアクセスできるようにすることができます。
IP 許可リストを追加すれば、環境内のオーサーサービスとパブリッシュサービスのいずれか一方または両方に対して、ユニットまたはエンティティとして何度でも IP 許可リストを適用または適用解除することができます。
フロントエンドパイプラインと IP 許可リスト
フロントエンドパイプラインを使用してサイトを開発する場合や、使用する予定がある場合は、事前に次の Cloud Manager IP 許可リストを追加する必要があります。
IP 許可リストを追加する際は、Cloud Manager
という名前を付け、以下のアドレスのリストをコピーして、IP 許可リストダイアログボックスにペーストします。
フロントエンドパイプラインの実行が中断されないようにするには、この Cloud Manager IP 許可リストを確実に追加します。次に、パイプラインを有効にする 前 に、リストをオーサー環境に適用します。
詳しくは、IP 許可リストを適用およびフロントエンドパイプラインを有効にするを参照してください。