手書き署名を使用したフォームの電子サイン apply-electronic-signatures-to-a-form-using-deprecated-scribble-signatures
アダプティブフォームの新規作成または AEM Sites ページへのアダプティブフォームの追加には、最新の拡張可能なデータキャプチャコアコンポーネントを使用することをお勧めします。これらのコンポーネントは、アダプティブフォームの作成における大幅な進歩を表し、ユーザーエクスペリエンスの向上を実現します。この記事では、基盤コンポーネントを使用してアダプティブフォームを作成する古い方法について説明します。
手書き署名 コンポーネントや 署名ステップ コンポーネントを使用すると、アダプティブフォームに手書きで署名できます。署名ステップコンポーネントでは、アダプティブフォームの PDF バージョンが表示されます。署名ステップコンポーネントを使用するには、「レコードのドキュメント」オプションが有効なアダプティブフォームか、フォームテンプレートベースのアダプティブフォームが必要です。
署名ウィンドウで使用できる様々なオプション
- A: ペイントブラシ アイコンをクリックして、キャンバスに署名を描きます。
- B: 消去 アイコンをクリックして、キャンバス上の署名を消去します。
- C: 位置情報 アイコンをクリックして、署名とともに位置情報を追加します。
- D: キーボード アイコンをクリックして、キャンバスに名前を入力します。
手書き署名ウィンドウで「完了」 アイコンを選択すると、署名を編集できなくなります。署名を編集する場合は、現在の署名を無視して、上記のペイントブラシ/キーボードオプションを使用して再署名する必要があります。
「設定」 アイコンを選択して、手書き署名キャンバスのアスペクト比を設定できます。
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手書き署名キャンバスのアスペクト比が 1 未満の場合、位置情報は手書き署名キャンバスの下部に追加されます。
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手書き署名キャンバスのアスペクト比が 1 を超える場合、位置情報は手書き署名キャンバスの右側に追加されます。
手書き署名を使用するためのアダプティブフォームの設定 configure-an-adaptive-form-to-use-scribble-signature
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「レコードのドキュメント」オプションが有効なアダプティブフォームか、フォームテンプレートベースのアダプティブフォームを作成します。詳しい手順については、「アダプティブフォームの作成」を参照してください。
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手書き署名 コンポーネントを、コンポーネントブラウザーからアダプティブフォームにドラッグ&ドロップします。
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「設定」 アイコンを選択します。この操作により、手書き署名コンポーネントのプロパティを表示するプロパティブラウザーが開きます。手書き署名コンポーネントのプロパティを設定します。
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署名ステップコンポーネントを、コンポーネントブラウザーからアダプティブフォームにドラッグ&ドロップします。
note note NOTE 署名ステップコンポーネントは、フォームの幅いっぱいに表示されます。そのため、署名ステップコンポーネントが含まれているセクションに他のコンポーネントを配置しないようにすることをお勧めします。 -
コンテンツブラウザーで「フォームコンテナ」を選択し、「設定」 アイコンをクリックします。この操作により、アダプティブフォームのコンテナプロパティを表示するプロパティブラウザーが開きます。アダプティブフォームコンテナ/電子サイン に移動して、「Adobe Sign を有効にする」オプションを選択解除します。「完了」 アイコンを選択して、変更を保存します。
note note NOTE 署名ステップコンポーネントをアダプティブフォームに追加すると、「Adobe Sign を有効にする」オプションが自動的に選択されます。 -
「設定」 アイコンを選択します。この操作により、署名ステップのプロパティを表示するプロパティブラウザーが開きます。以下のプロパティを設定します。
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要素名:コンポーネントの名前を指定します。
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タイトル: コンポーネントの一意のタイトルを指定します。
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テンプレートメッセージ: 署名 PDF の読み込み中に表示するメッセージを指定します。Adobe Sign サービスによる署名 PDF の準備と読み込みには、ある程度の時間がかかります。
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署名サービス:「手書き署名」オプションを選択します。
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CSS クラス:クライアントライブラリの CSS クラスを指定します(存在する場合)。CSS クラスの代わりにテーマやインラインスタイルの使用をお勧めします。
「完了」 アイコンを選択して、変更を保存します。署名が正常に設定されます。
これで、フォームを記入する際に、PDF バージョンのアダプティブフォームが表示され、PDF ドキュメントの署名オプションが提供されます。詳しくは、「手書き署名を使用したアダプティブフォームの署名」を参照してください。
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手書き署名を使用したアダプティブフォームの署名 sign-an-adaptive-form-using-scribble-signature
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フォームへの記入を完了して署名ステップページに到達すると、署名画面が表示されます。
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「署名」をクリックします。手書き署名ダイアログが表示されます。フォームに署名し、完了 アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
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「完了」をクリックして署名プロセスを完了します。
署名がフォームに追加され、フォームコントロールが次のパネルに移動します。
関連トピック see-also
- AEM アダプティブフォームの作成
- AEM Sites ページへ AEM アダプティブフォームを追加
- AEM アダプティブフォームへテーマを適用
- AEM アダプティブフォームへコンポーネントを追加
- AEM アダプティブフォームでの Captcha の使用
- AEM アダプティブフォームの PDF バージョン(DoR)を生成
- AEM アダプティブフォームを翻訳
- フォームの使用状況を追跡するアダプティブフォームの Adobe Analytics を有効にする
- Microsoft SharePoint へアダプティブフォームを接続
- Microsoft Power Automate へアダプティブフォームを接続
- Microsoft OneDrive へアダプティブフォームを接続
- Microsoft Azure Blob Storage へアダプティブフォームを接続
- Salesforce へアダプティブフォームを接続
- AEM アダプティブフォームで Adobe Sign を使用
- アダプティブフォームの新しいロケールを追加
- データベースへアダプティブフォームデータを送信
- REST エンドポイントへアダプティブフォームデータを送信
- AEM ワークフローへアダプティブフォームデータを送信
- フォームポータルを使用して AEM web サイト上の AEM アダプティブフォームを一覧表示
- アダプティブフォームへのバージョン管理、コメント、注釈の追加
- アダプティブフォームの比較