Adobe Developer App Builder を使用した Adobe Experience Manager as a Cloud Service の拡張
- 適用対象:
- Experience Manager as a Cloud Service
- トピック:
- 開発
作成対象:
- 管理者
- 開発者
AEM as a Cloud Service の App Builder とは
新しい Adobe Developer Application Builder は、AEM as a Cloud Service の機能をデベロッパーが容易に拡張できる拡張フレームワークを提供します。
App Builder は、Adobe Experience Manager を拡張したカスタムエクスペリエンスを統合および作成するための統一サードパーティ拡張フレームワークを提供します。アドビのインフラストラクチャに基づいて構築されたこの包括的な拡張フレームワークにより、開発者は、あらゆるアドビソリューションおよびそれ以外の IT スタックにわたって、カスタムマイクロサービスを構築し、Adobe Experience Manager を拡張および統合できます。
App Builder を使用すると、次のような様々なユースケースで Adobe Experience Manager を容易に拡張できます。
- ミドルウェア拡張 - カスタムコネクタを構築するか、事前に構築された統合のスイートを活用して、外部システムとアドビアプリケーションを接続します。
- コアサービス拡張 - カスタム機能およびビジネスロジックを使用してデフォルトの動作を拡張することで、コアアプリケーション機能を拡張します。
- ユーザーエクスペリエンス拡張 - コアエクスペリエンスを拡張してビジネス要件をサポートするか、顧客固有のデジタルプロパティ、ストアフロントおよびバックオフィスアプリを構築します。
アーキテクチャ
標準のソリューションではなく、Adobe Developer App Builder では、AEM などのアドビクラウドソリューションを拡張するための、一貫性のある標準化された共通の開発プラットフォームを提供します。例えば、次のようなものがありす。
- Adobe Developer Console - カスタムマイクロサービスおよび拡張機能の開発の場合、開発者は、必要なすべてのツールや API にアクセスしながら、プロジェクトを構築および管理して、プラグインや統合を作成できます。
- 開発者ツール – 開発者がカスタムの拡張機能や統合を簡単に構築できるオープンソースツール、SDK およびライブラリです。 React Spectrum(アドビの UI ツールキット)を使用すると、すべてのアドビアプリに共通の 1 つのユーザーインターフェイスを利用できます。
- サービス - Adobeのサーバーレスプラットフォームでインフラストラクチャをホスティングするための I/O Runtime や、イベントベースの統合用の I/O Events があります。 また、データやファイルの保存も標準でサポートされています。
- Adobe Experience Cloud – 開発者は、拡張機能や統合機能を送信して、Experience Cloud組織内で公開できます。その後、システム管理者がこれらの拡張機能を確認、管理および承認できます。 App Builder のカスタム拡張機能およびツールは、公開されると、他の Adobe Experience Cloud アプリと一緒に表示されます。
次の図は、Application Builder 上で構築された標準アプリケーションでこれらの機能がどのように利用されているかを示しています。
App Builderのアーキテクチャについて詳しくは、 アーキテクチャの概要を参照してください。
App Builder の基本を学ぶ
アドビが作成した入門ドキュメントを使用して、Application Builder の基本を学ぶことができます。
ドキュメントを利用した学習の続行
App Builder には、開発者向けのビデオとドキュメントが用意されています。ガイドや、独自のカスタムアプリケーションの開発を開始する際に役立つリファレンスドキュメントなどです。
サンプルアプリケーションの試用
開発を開始する準備はできていますか?迅速に作業を進めるのに役立つサンプルアプリケーションが多数用意されています。