高度なネットワークに関する考慮事項

高度なネットワークが既に設定されているプログラムで追加の公開地域を有効にする場合、高度なネットワークルールに一致する追加の公開地域のトラフィックは、デフォルトでプライマリ地域を経由します。可用性の向上を活用するには、追加の地域で高度なネットワークを有効にすることをお勧めします。

接続が途切れることなく高度なネットワーク設定を追加の地域に追加する方法など、詳しくは、高度なネットワークのドキュメントの追加の公開地域の高度なネットワーク設定の節を参照してください。

ログ

追加の公開地域が有効になっている場合、Cloud Manager を通じて、各地域の個別ログを利用できるようになります。詳しくは、ログへのアクセスと管理および追加の公開地域のログを参照してください。

制限事項

追加の公開地域の使用を検討する場合は、次の制限事項に注意してください。

  • 追加の公開地域は、AEM Sites または AEM Forms にのみ追加できます。

    • 追加の公開地域は、同じプログラムでデプロイされる他の AEM ソリューションまたは関連機能(AEM Assets や Adobe Learning Manager など)には拡張されません。
    • ただし、これらのソリューションは、1 つ以上の Sites ソリューションまたは Forms ソリューションが適用されている限り、プログラムに追加できます。
  • 追加の地域は、関連する使用資格がテナントで使用可能かつ未使用の場合にのみ追加できます。

  • 個々の環境には、最大で 3 つの追加の公開地域を追加できます。

  • 追加の地域は、実稼動プログラムでのみ利用できます。この機能は、サンドボックスプログラムでは使用できません。

  • 追加の公開地域は、ステージング環境と実稼動環境には適用されますが、RDE 環境や開発環境には適用されません。

  • 追加の公開地域では、プログラムを AEM リリースバージョン 12142 以降に更新する必要があります。

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