ページの管理 managing-pages

AEM で web サイトのページを管理する方法(移動、コピー、削除など)について説明します。

TIP
Web サイトコンソールから使用できるキーボードショートカットがいくつかあり、ページをより効率的に整理できます。

アクセス権 access-privileges

適切なアクセス権と、ページに対する処理(作成、コピー、移動、編集、削除など)を実行するための権限を持つアカウントが必要です。

問題が発生した場合は、システム管理者にお問い合わせください。

ページを開いて編集 opening-a-page-for-editing

ページを作成するか、Sites コンソールを使用して既存のページに移動すると、そのページを開いて編集できます。

  1. Sites コンソールを開きます。

  2. 移動して、編集するページを見つけます。

  3. 次のいずれかを使用してページを選択します。

  4. 編集 ​アイコンをタップまたはクリックします。

    「編集」ボタン

  5. ページが開き、必要に応じて、ページを編集できます。選択したページの作成方法に応じて、編集 ​アクションを実行すると、該当するエディターが開きます。

ページのコピーと貼り付け copying-and-pasting-a-page

ページとそのすべてのサブページを新しい場所にコピーできます。

  1. Sites コンソールを開きます。

  2. 移動して、コピーするページを見つけます。

  3. 次のいずれかを使用してページを選択します。

  4. コピー ​ページのアイコンをタップまたはクリックします。

    コピー

  5. ページの新しいコピーを配置する場所に移動します。

  6. 使用可能になった「貼り付け」アイコンを選択してください。

    貼り付け

  7. 貼り付けダイアログには、貼り付けトランザクションの概要のほか、次の機能が表示されます。

    • 新規サイト名:貼り付けたページの名前を変更します。
    • 子を含めずに貼り付け:貼り付け時に、選択したページの子ページを除外します(デフォルトでは子ページも貼り付けられます)。

    貼り付けダイアログ

  8. 貼り付け」ボタンを選択して、貼り付けトランザクションを確定し、新しいページを作成します。

NOTE
ページのコピー先に同名のページが既に存在する場合は、その名前のバリエーションが数字を付加して自動的に生成されます。例えば、beach が既に存在する場合は、beach という名前の新しいページは beach1 になります。
NOTE
貼り付けアクションを選択モードで開始した場合は、ページがコピーされ次第、選択モードが自動的に終了します。

ページの移動または名前の変更 moving-or-renaming-a-page

ページの移動手順と名前の変更手順は基本的に同じで、どちらのアクションもページを移動ウィザードで処理されます。このウィザードでは、次の操作を実行できます。

  • ページを移動せずにページの名前を変更します。
  • ページを名前変更せずに移動する。
  • 移動と名前の変更を同時に行います。

AEM では、名前変更または移動が行われるページへの内部リンクを更新する機能が用意されています。この機能はページ単位で実行できるので、非常に柔軟性があります。

  1. Sites コンソールを開きます。

  2. 移動対象のページが表示されるまで移動します。

  3. 次のいずれかを使用してページを選択します。

  4. 移動」ページアイコンをタップまたはクリックして、ページを移動ウィザードを開きます。

    「移動」ボタン

  5. ウィザードの​ 名前の変更 ​ステップで、次のいずれかを実行できます。

    • 移動後にページに表示する名前を指定し、「次へ」を選択して続行します。
    • キャンセル」を使用してプロセスを中止します。

    ページの移動と名前変更

    • ページを移動するだけの場合は、ページ名はそのままにできます。
    note note
    NOTE
    ページの移動先に同名のページが既に存在する場合は、その名前のバリエーションが数字を付加して自動的に生成されます。例えば、beach が既に存在する場合は、beach という名前の新しいページは beach1 になります。
  6. ウィザードの​ 宛先を選択 ​ステップで、次のいずれかを実行できます。

    • 列表示を使用して、次のようにページの新しい場所に移動します。

      • 移動先のサムネールをクリックして、移動先を選択します。
      • 次へ」をクリックして次に進みます。
    • 戻る」を使用してページ名の指定に戻ります。

    note note
    NOTE
    デフォルトでは、移動または名前変更するページの親が、移動先として選択されます。

    ページの移動先の選択

    note note
    NOTE
    ページの移動先に同名のページが既に存在する場合は、その名前のバリエーションが数字を付加して自動的に生成されます。例えば、winter が既に存在する場合、winterwinter1 になります。
  7. ページがリンクまたは参照されている場合、またはページが公開されている場合は、詳細が​ 調整/再公開 ​手順で一覧表示されます。

    • 調整または再公開するページを適宜指定できます。
    note note
    NOTE
    ページがリンクも参照もされていない場合は、このステップは使用できません。

    移動時のページ再公開

  8. 移動」をタップまたはクリックして、移動アクションを実行するタイミングを定義します。

    • 今すぐ」は、ページをすぐに移動する非同期ジョブをトリガーします。
    • 後で」では、移動を処理する日付をスケジュールできます。

    移動するタイミングの定義

  9. 続行」をタップまたはクリックしてページの移動を完了します。

NOTE
ページを既に公開している場合、ページを移動すると自動的に非公開になります。デフォルトでは、移動が完了すると再公開されますが、調整/再公開 ​手順の「再公開」フィールドをオフにすることによって変更できます。
NOTE
ページ名の変更で新しいページ名を指定する際にも、ページ命名規則に従います。
NOTE
ページは、ページの基となるテンプレートが許可されている場所にのみ移動できます。詳しくは、使用可能なテンプレートを参照してください。

非同期アクション asynchronous-actions

ページ移動アクションは常に非同期で処理されるので、ユーザーは妨げられることなく UI でのオーサリングを続行できます。

非同期ジョブの状態は、非同期ジョブステータス ​ダッシュボードグローバルナビゲーションツール操作ジョブ)で確認できます。

TIP
非同期ジョブ処理の詳細およびページ移動や名前変更アクションの制限の設定方法については、運用ユーザーガイドの非同期ジョブを参照してください。

ページの削除 deleting-a-page

  1. Sites コンソールを開きます。

  2. 削除するページに移動します。

  3. 選択モードを使用して必要なページを選択してから、ツールバーの「削除」を使用します。

    削除ボタン

  4. 確認を求めるダイアログが表示されます。

    削除ダイアログ

    • 削除する前にページをアーカイブしますか? - 選択すると、削除対象として選択したページのバージョンが削除時に作成されます。

  5. キャンセル」をタップまたはクリックしてアクションを中止するか、「削除」をタップまたはクリックしてアクションを確認します。

    • ページに参照がない場合、ページは削除されます。
    • ページに参照がある場合は、メッセージボックスに「1 つ以上のページが参照されています。」と表示されます。「削除を強制」または「キャンセル」を選択できます。
NOTE
ページが既に公開されている場合は、削除する前に自動的に非公開になります。

ページのロック locking-a-page

コンソールから、または個々のページの編集時にページをロック/ロック解除できます。ページがロックされているかどうかに関する情報も、両方の場所で示されます。

「ロック」ボタン 「ロック解除」ボタン

新しいフォルダーの作成 creating-a-new-folder

ファイルやページの整理に役立つフォルダーを作成できます。

  1. Sites コンソールを開きます。

  2. 必要な場所に移動します。

  3. オプションリストを開くには、ツールバーの「作成」を選択します。

  4. フォルダー」を選択して、ダイアログを開きます。ここで、「名前」と「タイトル」を入力できます。

    フォルダーを作成

  5. 作成」を選択してフォルダーを作成します。

NOTE
  • フォルダーに新しいフォルダー名を指定する際にも、ページ命名規則に従います。
  • フォルダーは、Sites 直下か、他のフォルダーの下にのみ作成できます。ページの下には作成できません。
  • 標準のアクション(移動、コピー、貼り付け、削除、公開、非公開、プロパティの表示/編集)は、フォルダーに対して実行できます。
  • ライブコピー内ではフォルダーを選択できません。
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