Dispatcher - AEMヘッドレスを使用したエンドポイントの設定

Dispatcher は、Adobe Experience Manager パブリッシュ環境の前にあるキャッシュとセキュリティのレイヤーです。ヘッドレスアプリケーションに対して GraphQL エンドポイントを開くためのいくつかの設定がデフォルトで含まれています。

NOTE
Dispatcher に関する詳細なドキュメントについては、Dispatcher ガイドを参照してください。

AEM プロジェクトの一部として、Dispatcher の設定を含む Dispatcher モジュールが含まれます。AEM プロジェクトアーキタイプから新しく生成されたプロジェクトは、GraphQL エンドポイントを有効にするフィルターを自動的に含めます。

GraphQL エンドポイント

デフォルトのフィルターの一部として、GraphQL エンドポイントは次のルールで開かれます。

/0060 { /type "allow" /method '(POST|OPTIONS)' /url "/content/_cq_graphql/*/endpoint.json" }

* ワイルドカードを使用すると、AEM インスタンス上で複数のエンドポイントが開きます。GraphQL エンドポイントを使用したクエリは、POST を使用して作成され、応答は​ キャッシュされません

GraphQL 永続クエリ

永続クエリのリクエストは、別のエンドポイントに対して行われます。デフォルトのフィルター設定の一環として、永続クエリの URL は次のルールで開かれます。

/0061 { /type "allow" /method '(GET|POST|OPTIONS)' /url "/graphql/execute.json*" }

永続クエリは GET を使用してリクエストされるため、Dispatcher および CDN レベルで応答がキャッシュされます。キャッシュとキャッシュの無効化について詳しくは、こちらを参照してください。

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