アダプティブフォームオーサリング UI
タッチ操作向け UI によるアダプティブフォームのオーサリングは、直観的で、以下の機能が提供されます。
- ドラッグ&ドロップ機能
- 標準フォームコンポーネント
- アセットのための統合リポジトリー
既存のアダプティブフォームを作成または編集する場合は、次の UI 要素を使用します。
サイドバー
サイドバーを使用すると、次のことができるようになります。
- AEM Digital Asset Management(DAM)リポジトリーのアセットを検索、表示、使用する。
- パネル、コンポーネント、フィールド、レイアウトなどのフォームのコンテンツを表示する。
- フォームにコンポーネントを追加する。
- コンポーネントのプロパティを編集する。
A. コンテンツブラウザー B. プロパティブラウザー C. アセットブラウザー D. コンポーネントブラウザー
サイドバーは、以下のブラウザーで構成されます。
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コンテンツブラウザー
コンテンツブラウザーには、以下の項目が表示されます。-
フォームオブジェクト
フォームのオブジェクト階層を表示します。作成者は、フォームオブジェクトツリーで要素をタップすることで、特定のフォームコンポーネントに移動できます。作成者は、このツリーでオブジェクトを探したり並べ替えたりできます。 -
データモデルオブジェクト
フォームモデル階層を確認できます。アダプティブフォームにフォームモデル要素をドラッグ&ドロップできます。追加された要素は、元のプロパティを保持したまま、自動的にフォームコンポーネントに変換されます。XML スキーマ、JSON スキーマまたは XDP テンプレートをフォームで使用している場合は、データモデルオブジェクトを表示できます。
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プロパティブラウザー
コンポーネントのプロパティを編集できます。コンポーネントに応じて、プロパティは異なります。アダプティブフォームコンテナのプロパティを確認するには、以下の手順を実行します。
コンポーネントを選択し、
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アセットブラウザー
画像、ドキュメント、ページ、動画など、様々なタイプのコンテンツを分類します。
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コンポーネントブラウザー
アダプティブフォームを構築するために使用できるコンポーネントが含まれます。アダプティブフォームにコンポーネントをドラッグしてフォーム要素を追加し、要件に合わせて追加要素を設定できます。以下の表で、コンポーネントブラウザーにリストされるコンポーネントについて説明します。
ページツールバー
上部のページツールバーでは、フォームのプレビュー、フォームプロパティの変更、フォームレイアウトの変更を可能にするオプションを提供します。フォームの作成者は、フォームをプレビューして変更を加えることができます。ページツールバーには、以下の項目が表示されます。
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サイドパネルを切り替え
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ページ情報
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エミュレーター
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編集:編集、スタイル、開発者、デザイン など、その他のモードを選択できます。
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編集:フォームとそのコンポーネントのプロパティを編集できます。例えば、コンポーネントの追加、画像の削除、必須フィールドの指定などを行うことができます。
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スタイル:フォームのコンポーネントのアピアランスを調整できます。例えば、スタイルモードでパネルを選択してパネルの背景色を指定できます。
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開発者:以下が可能です。
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フォームの構成要素を確認できます。
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何がいつ、どこで起きているかを確認し、問題の解決に役立てます。
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デザイン:カスタムコンポーネントや、サイドバーにリストされていないすぐに使用できるコンポーネントを有効または無効にできます。
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プレビュー:フォーム公開時の外観をプレビューできます。
コンポーネントツールバー
コンポーネントを選択すると、作業で使用できるツールバーが表示されます。切り取り、貼り付け、移動およびコンポーネントのプロパティを指定するオプションを使用できます。以下のオプションがあります。
A. 設定:設定 を選択すると、サイドバーにコンポーネントのプロパティが表示されます。これらのプロパティを設定することで、データ取得方法をカスタマイズできます。コンポーネントのタイトルフィールドのラベルテキストを指定して、コンポーネントの要素名を変更できます。要素名を使用すると、ユーザーがコンポーネントを使用して入力した値を取得できます。コンポーネントのプロパティでは、コンポーネントの動作を指定し、ユーザーの入力を管理できます。サイドバーでプロパティを設定し、ユーザーデータを取得して、そのデータをその後の処理に使用できます。アダプティブフォームコンテナのプロパティでは、クライアントライブラリ、レイアウト、テーマ、レコードのドキュメントの設定、保存設定、送信設定、メタデータの設定を指定できます。
B. コピー:コピーオプションでは、コンポーネントをコピーしてフォーム内の別の場所に貼り付けることができます。コンポーネントを貼り付けすると、貼り付けられたコンポーネントに新しい要素名が与えられますが、コピーされたコンポーネントのプロパティは保持されます。
C. カット:カットオプションでは、コンポーネントをアダプティブフォーム内の別の場所に移動できます。
D. 削除:フォームからコンポーネントを削除できます。
E. 挿入:選択されたコンポーネントの上にコンポーネントを挿入できます。
F. 貼り付け:前述のオプションでカットまたはコピーしたコンポーネントを貼り付けることができます。
G. ルールを編集:ルールエディターを開くことができます。詳しくは、「」を参照してください。
H. グループ:複数のコンポーネントについて、カット、コピー、貼り付けを同時に実行したい場合に、複数のコンポーネントを選択できます。
I. 親:コンポーネントの親を選択できます。例えば、テキストフィールドがセクション内のサブセクションの中にある場合、そのセクションはガイドルートパネル内に位置し、アダプティブフォームコンテナはガイドルートパネルの親にあたります。コンポーネントの場合、下位から上位の順の階層ですべてのオプションを確認できます。
例えば、テキストボックスで「親」を選択すると、以下のように項目が表示されます。
- サブセクション
- セクション
- guideRootPanel
- アダプティブフォームコンテナ
J. その他:このオプションにより、選択したコンポーネントを操作するためのその他のオプションを表示することができます。
- SOM 式を表示
- パネルをフラグメントとして保存(パネルのみ)
- 子パネルを追加(パネルのみ)
- パネルツールバーを追加(パネルのみ)
- 置換(パネル以外)