Dynamic Media ビューアと Adobe Analytics および Experience Platform タグとの統合 integrating-dynamic-media-viewers-with-adobe-analytics-and-adobe-launch

Dynamic Media ビューアと Adobe Analytics および Experience Platform タグとの統合とは？ what-is-dynamic-media-viewers-integration-with-adobe-analytics-and-adobe-launch

Experience Platform タグ用 Dynamic Media ビューア 拡張機能は、Dynamic Media ビューア 5.13 で動作します。Adobe AnalyticsおよびExperience Platform タグのユーザーは、Dynamic Media ビューアのイベントとデータをタグ設定で使用できます。

この統合により、Adobe Analytics を使用して、Web サイト上での Dynamic Media ビューアの使用状況を追跡できます。それと同時に、ビューアで公開されたイベントやデータを、アドビまたはサードパーティの他の Experience Platform タグ拡張機能で使用することもできます。

アドビまたはサードパーティの拡張機能について詳しくは、Experience Platform タグユーザーガイドのアドビの拡張機能を参照してください。

このトピックは、 サイト管理者、Adobe Experience Manager プログラムでのデベロッパー、および運用担当者を対象としています。

統合の制限 limitations-of-the-integration

統合の事例 use-cases-for-the-integration

Experience Platform タグとの統合の主なユースケースは、Experience Manager Assets と Experience Manager Sites の両方を使用する顧客です。このようなシナリオでは、Experience Manager のオーサーノードと Experience Platform タグの間に標準的な統合を設定し、Sites インスタンスを Experience Platform タグプロパティに関連付けることができます。その後、Site ページに追加された Dynamic Media WCM コンポーネントは、ビューアのデータとイベントを追跡します。

Experience Manager Sites での Dynamic Media ビューアのトラッキングを参照してください。

統合の 2 番目の事例は、Experience Manager Assets のみ、または Dynamic Media Classic を使用する顧客です。その場合、ビューアの埋め込みコードを取得して、Web サイトページに追加します。次に、Experience Platform タグから Experience Platform タグライブラリの実稼動用 URL を取得し、web ページのコードに手動で追加します。

埋め込みコードを使用した Dynamic Media ビューアのトラッキングを参照してください。

統合でのデータとイベントのトラッキングの仕組み how-data-and-event-tracking-works-in-the-integration

この統合では、Adobe Analytics と Adobe Analytics for Audio and Video という、2 種類の独立したタイプの Dynamic Media ビューアのトラッキングを利用します。

Adobe Analytics を使用したトラッキングについて about-tracking-using-adobe-analytics

Adobe Analyticsを使用すると、ユーザーが Web サイト上の Dynamic Media ビューアを操作する際に実行されるアクションを追跡できます。 また、Adobe Analytics では、ビューア固有のデータも追跡できます。例えば、ビューの読み込みイベントを、アセット名や、発生したズーム操作、ビデオ再生操作などと共に追跡して記録できます。

Experience Platform タグでは、データ要素 ​と​ ルール ​の概念を組み合わせて、Adobe Analytics のトラッキングを有効にします。

Experience Platform タグのデータ要素について about-data-elements-in-adobe-launch

Experience Platform タグのデータ要素は、名前の付いたプロパティです。このプロパティの値は、静的に定義されるか、web ページの状態や Dynamic Media ビューアのデータに基づいて動的に計算されます。

データ要素の定義で使用できるオプションは、Experience Platform タグプロパティにインストールされている拡張機能によって異なります。「コア」拡張機能はプレインストールされており、どのような設定でもすぐに使用できます。この「コア」拡張機能を使用すると、cookie、JavaScript コード、クエリ文字列、その他多くのソースから取得した値を持つデータ要素を定義できます。

Adobe Analytics でトラッキングを行う場合は、拡張機能のインストールとセットアップで説明されているように、他にいくつか拡張機能をインストールする必要があります。Dynamic Media ビューア拡張機能には、Dynamic Viewer イベントの引数である値のデータ要素を定義する機能が追加されています。例えば、ビューアのタイプや、読み込み時にビューアから報告されるアセット名、エンドユーザーがズームしたときに報告されるズームレベルなどを参照できます。

Dynamic Media ビューア拡張機能は、データ要素の値を自動的に最新の状態に保ちます。

定義したデータ要素は、データ要素ピッカーウィジェットを使用して、Experience Platform タグ UI のその他の場所で使用できます。ルール内のAdobe Analytics拡張機能の 変数設定アクション は、Dynamic Media ビューアのトラッキング用に定義されたデータ要素を参照します（以下を参照）。

詳しくは、Experience Platform タグユーザガイドのデータ要素を参照してください。

Experience Platform タグのルールについて about-rules-in-adobe-launch

Experience Platform タグのルールは、イベント、条件、アクション ​という 3 つの定義からなる非依存型の設定です。

イベント、条件、アクションで使用できるオプションは、Experience Platform タグプロパティにインストールされている拡張機能によって異なります。 コア ​拡張機能はプレインストールされており、どのような設定でもすぐに使用できます。この拡張機能では、イベントについては、フォーカスの変更、キーの押下、フォームの送信といった、基本的なブラウザーレベルのアクションなどのオプションがいくつか用意されています。また、条件についても、cookie の値、ブラウザータイプなどのオプションが用意されています。アクションについては、カスタムコードオプションのみ使用できます。

Adobe Analytics でトラッキングを行う場合は、拡張機能のインストールとセットアップで説明されているように、他にいくつか拡張機能をインストールする必要があります。具体的には以下のとおりです。

Dynamic Media ビューアを追跡するには、次のいずれかを使用できます。

アクションセクションでは、変数設定 ​アクションが必要です。このアクションは、Adobe Analytics にデータを使用してトラッキング変数を設定する方法を知らせます。同時に、変数設定 ​アクションは、トラッキングサーバーに何も送信しません。

ビーコンを送信 アクションは、変数を設定 アクションに続く必要があります。 ビーコン送信 ​アクションは、実際に Analytics トラッキングサーバーにデータを送信します。変数設定 ​と​ ビーコン送信 ​アクションは、いずれも Adobe Analytics 拡張機能から得られます。

Experience Platform タグユーザガイドの ルールを参照してください。

サンプル設定 sample-configuration

以下の Experience Platform タグのサンプル設定は、ビューアの読み込み時にアセット名を追跡する方法を示します。

Adobe Analytics for Audio and Video について about-adobe-analytics-for-audio-and-video

Experience Cloud アカウントが Adobe Analytics for Audio and Video を使用するよう登録されている場合、Dynamic Media ビューア ​拡張機能の設定でビデオのトラッキングを有効にするだけで十分です。ビデオ指標が Adobe Analytics で使用できるようになります。ビデオトラッキングは、Adobe Media Analytics for Audio and Video 拡張機能の有無に依存します。

詳しくは、拡張機能のインストールとセットアップを参照してください。

現在、ビデオトラッキングのサポートは、トラッキングの概要で説明されているように、「コア再生」トラッキングのみに制限されます。特に、QoS、広告、チャプター/セグメント、エラーのトラッキングはサポートされていません。

Dynamic Media ビューア拡張機能の使用 using-the-dynamic-media-viewers-extension

「統合の事例」で説明したように、Experience Manager Sites の新規 Experience Platform タグ統合では、埋め込みコードを使用して Dynamic Media ビューアを追跡できます。

Experience Manager Sites での Dynamic Media ビューアのトラッキング tracking-dynamic-media-viewers-in-aem-sites

Experience Manager Sites で Dynamic Media ビューアを追跡するには、すべての統合ピースの設定で説明している手順をすべて実行する必要があります。具体的には、IMS 設定と Experience Platform タグクラウド設定を作成する必要があります。

適切な設定に従い、Dynamic Media でサポートされる WCM コンポーネントを使用して Sites ページに追加した Dynamic Media ビューアは、Adobe Analytics、Adobe Analytics for Video、またはその両方のデータを自動的に追跡します。

詳しくは、Adobe Sites 使用によるページへの Dynamic Media アセットの追加を参照してください。

埋め込みコードを使用した Dynamic Media ビューアのトラッキング tracking-dynamic-media-viewers-using-embed-code

Experience Manager Sites を使用していない、または Experience Manager Sites 以外の web ページに Dynamic Media ビューアを埋め込んでいる、またはその両方に該当するお客様は、引き続き Experience Platform タグ統合を使用できます。

Adobe Analytics の設定および Experience Platform タグの設定の設定手順を実行してください。ただし、Experience Manager 関連の設定手順は不要です。

適切に設定すれば、Dynamic Media ビューアを使用した web ページに Experience Platform タグサポートを追加できます。

Experience Platform タグライブラリの埋め込みコードの使用方法について詳しくは、Experience Platform タグの埋め込みコードの追加を参照してください。

Experience Manager Dynamic Media の埋め込みコード機能の使用方法について詳しくは、Web ページへのビデオまたは画像ビューアの埋め込みを参照してください。

埋め込みコードを使用した Dynamic Media ビューアのトラッキング：

Dynamic Media ビューア拡張機能リファレンスガイド reference-guide-for-the-dynamic-media-viewers-extension

Dynamic Media ビューアの設定について about-the-dynamic-media-viewers-configuration

次の条件のすべてに当てはまる場合、Dynamic Media ビューアの拡張機能は Experience Platform タグライブラリと自動的に統合されます。

また、ビューアの設定でパラメーターを指定して、ビューアでExperience Platform タグの統合 launch=0 明示的に無効にするオプションもあります。 このパラメーターのデフォルト値は 1 です。

Dynamic Media ビューア拡張機能の設定 configuring-the-dynamic-media-viewers-extension

Dynamic Media ビューア拡張機能の唯一の設定オプションは、Adobe Media Analytics for Audio and Video を有効にする ​です。

このオプションを選択する（有効にする）と、Adobe Media Analytics for Audio and Video 拡張機能がインストールおよび設定され、ビデオ再生指標は Adobe Analytics for Audio and Video ソリューションに送信されます。このオプションを無効にすると、ビデオトラッキングがオフになります。

Adobe Media Analytics for Audio and Video 拡張機能をインストールせずに このオプションを有効にしても このオプションは無効です。

Dynamic Media ビューア拡張機能のデータ要素について about-data-elements-in-the-dynamic-media-viewers-extension

Dynamic Media ビューア拡張機能で提供されるデータ要素タイプは、「データ要素タイプ」ドロップダウンリストの​ ビューアイベント ​のみです。

選択すると、データ要素エディターは、次の 2 つのフィールドを含むフォームをレンダリングします。

各ビューアタイプでサポートされるイベントのリストを照会するには、Dynamic Media ビューアリファレンスガイドを参照し、特定のビューアセクションに移動してサブセクションの「Adobe Analytics トラッキングのサポート」を選択します。 現在、Dynamic Media ビューアリファレンスガイドでは、イベントの引数について説明していません。

次に、Dynamic Media ビューアの​ データ要素 ​のライフサイクルを考えてみましょう。このようなデータ要素の値は、対応する Dynamic Media ビューアイベントがページで発生した後に入力されます。 例えば、データ要素が LOAD イベントとその「asset」引数を指しているとします。このようなデータ要素の値は、ビューアが初めて LOAD イベントを実行した後に有効なデータを受け取ります。 データ要素が ZOOM イベントとその「scale」引数を指している場合、このようなデータ要素の値は、ビューアが初めて ZOOM イベントを送信するまで空のままです。

同様に、ビューアがページ上の対応するイベントを送信すると、データ要素の値は自動的に更新されます。値の更新は、特定のイベントがルール設定で指定されていない場合でも行われます。例えば、ZOOM イベントの「スケール」パラメーターに、データ要素 ZoomScale ​が定義されているとします。ただし、ルール設定では LOAD トリガーのみが発生します。 ZoomScale の値は、ユーザーがビューア内でズームを実行するたびに更新されます。

Dynamic Media ビューアは web ページ上で一意の識別子を持ちます。データ要素は、値自体と、値が入力されたビューアを追跡します。例えば、同じページに複数のビューアがあり、LOAD イベントとその「asset」引数を指す AssetName データ要素があるとします。AssetName データ要素は、ページに読み込まれた各ビューアに関連付けられたアセット名のコレクションを保持します。

データ要素から返される正確な値は、コンテキストによって異なります。Dynamic Media ビューアイベントによってトリガーされたルールがデータ要素をリクエストする場合、ルールを開始したビューアに対して値が返されます。 別のExperience Platform タグ拡張機能からのイベントによってトリガーされたルールがデータ要素をリクエストした場合、対応するイベントのコンテキストに従います。 この時点で、データ要素の値は、このデータ要素を最後に更新したビューアから取得されます。

次の設定例を考えてみましょう。

ここで、ユーザーが 2 つのビューアで web ページを読み込んだとします。viewer1 では 50％の拡大率でズームインし、次に、viewer2 では 25％の拡大率でズームインします。viewer1 では、画像がパンされ、最後にキーボードのキーが押されます。

ユーザーのアクティビティによって、Adobe Analytics に対して次の 2 つのトラッキングコールが実行されます。

上記のサンプル設定は、データ要素の値の寿命にも影響します。Dynamic Media ビューアで管理されるデータ要素の値は、web ページにビューア自体が配置された後でも、Experience Platform タグライブラリコードに保存されます。つまり、Dynamic Media 以外のビューアの拡張機能によってトリガーされたルールがデータ要素を参照する場合、最後に認識された値が返されます。 これには、ビューアが web ページに存在しなくなった場合も含みます。

いずれの場合も、Dynamic Media ビューアによって駆動されるデータ要素の値は、ローカルストレージやサーバーに保存されず、クライアント側の Experience Platform タグライブラリにのみ保存されます。web ページがリロードされると、このようなデータ要素の値は消去されます。

一般に、データ要素エディターでは、ストレージ期間の選択がサポートされます。ただし、Dynamic Media ビューア拡張機能を使用するデータ要素では、ストレージ期間「なし」オプションのみがサポートされます。その他の値はユーザーインターフェイスで設定可能ですが、この場合、データ要素の動作は定義されていません。拡張機能は、データ要素の値を独自に管理します。データ要素は、ビューアのライフサイクル全体でビューアのイベント引数の値を維持します。

Dynamic Media ビューア拡張機能のルールについて about-rules-in-the-dynamic-media-viewers-extension

ルールエディターで、イベントエディターの新しい設定オプションが追加されます。また、エディターには、事前設定されたデータ要素を使用する代わりに、アクションエディターでイベントパラメーターを手動で参照する簡略オプションも用意されています。

イベントエディターについて about-the-events-editor

Dynamic Media ビューア拡張機能によって、イベントエディターで​ ビューアイベント ​と呼ばれる​ イベントタイプ ​が追加されます。

選択すると、イベントエディターに「Dynamic Media ビューアイベント」ドロップダウンが表示されます。このドロップダウンには、Dynamic Media ビューアでサポートされているすべてのイベントが一覧表示されます。

アクションエディターについて about-the-actions-editor

Dynamic Media ビューア拡張機能を使用すると、Dynamic Media ビューアのイベントパラメーターを使用して、Adobe Analytics 拡張機能の変数設定エディターで分析変数にマッピングできます。

最も簡単な方法は、次の 2 つの手順を実行することです。

ただし、別の方法を使用して、データ要素の作成をスキップすることは可能です。引数は、Dynamic Media ビューアイベントから直接参照できます。Analytics 変数の割り当ての「値」入力フィールドに、イベント引数の完全修飾名を入力します。パーセント（%）記号が囲まれていることを確認してください。 例：

%event.detail.dm.LOAD.asset%

データ要素を使用する場合と、直接イベント引数の参照を使用する場合では、重要な違いがあることに注意してください。データ要素の場合、「変数を設定」トリガーがどのイベントに属していてもかまいません。ルールをトリガーするイベントは、動的ビューアとは無関係の場合があります（例えば、Core 拡張機能から web ページを選択する場合など）。ただし、直接引数参照を使用する場合は、ルールをトリガーするイベントが、参照するイベント引数に対応していることを確認することが重要です。

例えば、Dynamic Media ビューア拡張機能の LOAD イベントがルールをトリガーにする場合、%event.detail.dm.LOAD.asset% を参照すると正しいアセット名が返されます。

ただし、他のイベントの場合は空の値を返します。

次の表に、Dynamic Media ビューアイベントと、サポートされている引数を示します。

すべての統合ピースの設定 configuring-all-the-integration-pieces

始める前に

アドビでは、この節の前にドキュメントを十分に見直し、統合について完全に理解することをお勧めします。

ここでは、Dynamic Media ビューアを Adobe Analytics および Adobe Analytics for Audio and video と統合するために必要な設定手順について説明します。Dynamic Media ビューア拡張機能を Experience Platform タグの他の目的で使用することは可能ですが、このドキュメントではそのようなシナリオは扱っていません。

次のアドビ製品を使用して統合を設定します。

また、この統合ソリューションを Experience Manager Sites で使用する場合は、次の設定を行う必要があります。

設定の一環として、Adobe Analytics と Experience Platform タグが既に有効になっている Adobe Experience Cloud の会社にアクセスできることを確認してください。

統合のための Adobe Analytics の設定 configuring-adobe-analytics-for-the-integration

Adobe Analyticsを設定すると、統合は次のように設定されます。

Analytics 導入ガイドも参照してください。

統合のために Adobe Analytics を設定するには：

レポートスイートの選択 selecting-a-report-suite

Adobe Analytics 変数の設定 setting-up-adobe-analytics-variables

レポートの設定 setting-up-a-report

通常、特定のプロジェクトのニーズに応じて、Adobe Analyticsでのレポートの設定方法が決まります。 そのため、詳細なレポート設定はこの統合の範囲外です。

ただし、Adobe Analytics 変数の設定 ​でカスタムトラフィック変数を設定すると、カスタムトラフィックレポートが Adobe Analytics で自動的に使用可能になることを知っていれば十分です。

例えば、ビューアアセット（prop 30） ​変数のレポートは、カスタムトラフィック／カスタムトラフィック 21～30／ビューアアセット（prop 30） ​下のレポートメニューから使用できます。

ビューアアセット（prop 30） ​を作成した直後にこのレポートを表示すると、データが表示されません。これは、統合のこの時点で予想されることです。

統合用の Experience Platform タグの設定 configuring-adobe-launch-for-the-integration

Experience Platform タグを設定すると、統合のために次の項目が設定されます。

Experience Platform タグを統合用に設定するには：

Experience Platform タグでのプロパティの作成 creating-a-property-in-adobe-launch

Experience Platform タグのプロパティは、すべての設定をまとめた名前付きの設定です。構成設定のライブラリが様々な環境レベル（開発、ステージングおよび実稼動）で生成され、公開されます。

選択プロパティの設定も参照してください。

Experience Platform タグでプロパティを作成するには：

拡張機能のインストールとセットアップ installing-and-setup-of-extensions

Experience Platform タグで使用可能なすべての拡張機能は、拡張機能／カタログ ​に一覧表示されます。

拡張機能をインストールするには、「インストール」をクリックします。必要に応じて、1 回限りの拡張機能の設定を実行し、「保存」をクリックします。

必要に応じて、次の拡張機能をインストールし、設定する必要があります。

提案された値を除き、追加の設定は必要ありません。 完了したら、必ず「保存」をクリックします。

詳しくは、Experience Cloud ID サービス拡張機能を参照してください。

この拡張機能を設定するには、Adobe Analytics の​ 管理者／レポートスイート ​の「レポートスイート ID」列見出しにあるレポートスイート ID が必要です。

（以下のスクリーンショットでは、デモ目的のために、DynamicMediaViewersExtensionDoc レポートスイートのレポートスイート ID を使用しています。 この ID は、以前のレポートスイートの選択で作成および使用されていました）

拡張機能のインストールページで、「開発レポートスイート」フィールド、「ステージングレポートスイート」フィールド、「実稼動レポートスイート」フィールドに、レポートスイート ID を入力します。

ビデオトラッキングを使用する予定の場合のみ、次の項目を設定します。

拡張機能をインストール ページで 一般 を展開し、トラッキングサーバーを指定します。 トラッキングサーバーはテンプレート <trackingNamespace>.sc.omtrdc.net に従います。<trackingNamespace> は、プロビジョニングメールで取得した情報です。

「保存」を選択します。

詳しくは、Adobe Analytics 拡張機能を参照してください。

「トラッキングサーバー」フィールドに入力します。Adobe Media Analytics for Audio and Video 拡張機能のトラッキングサーバーは、Adobe Analytics で使用されるトラッキングサーバーとは異なります。これはテンプレート <trackingNamespace>.hb.omtrdc.net に従います。<trackingNamespace> は、プロビジョニングメールの情報です。

その他のフィールドはオプションです。

詳しくは、Adobe Media Analytics for Audio and Video 拡張機能を参照してください。

Adobe Analytics for Video を有効にする ​を選択して、ビデオハートビートトラッキングを有効（オン）にします。

このドキュメントの作成時点では、Dynamic Media ビューア ​拡張機能は、Experience Platform タグプロパティが開発用に作成されている場合にのみ使用できます。

Experience Platform タグでのプロパティの作成を参照してください。

拡張機能のインストールと設定が完了すると、少なくとも次の 5 つの拡張機能（ビデオをトラッキングしていない場合は 4 つ）が拡張機能／インストール領域に表示されます。

データ要素とルールの設定 setting-up-data-elements-and-rules

Experience Platform タグで、Dynamic Media ビューアのトラッキングに必要なデータ要素とルールを作成します。

Experience Platform タグを使用したトラッキングの概要については、統合でのデータとイベントのトラッキングの仕組みを参照してください。

ビューアの読み込み時にアセット名を追跡する方法を示す Experience Platform タグのサンプル設定については、サンプル設定を参照してください。

拡張機能の機能について詳しくは、Dynamic Media ビューア拡張機能の設定を参照してください。

ライブラリの公開 publishing-a-library

Experience Platform タグの設定（プロパティ、拡張機能、ルール、データ要素の設定を含む）を変更するには、変更を​ 公開 ​する必要があります。Experience Platform タグでの公開は、プロパティ設定の「公開」タブから実行します。

Experience Platform タグには、複数の開発環境、1 つのステージング環境、1 つの実稼動環境が存在する場合があります。Experience Manager の Experience Platform タグクラウド設定では、Experience Manager のオーサーノードはデフォルトで Platform タグのステージング環境を指します。Experience Manager パブリッシュノードは、Experience Platform タグの実稼動環境を指します。 これは、デフォルトの Experience Manager 設定では、Experience Platform タグライブラリをステージング環境に公開する必要があることを意味します。これにより、Experience Managerのオーサーモードで使用できます。 その後、実稼動環境に公開することで、Experience Manager のパブリッシュで使用できるようになります。

Experience Platform タグ環境について詳しくは、環境を参照してください。

ライブラリの公開には、次の 2 つの手順を実行します。

新しいライブラリの追加と構築 adding-and-building-a-new-library

上位環境レベルへのライブラリの移動 moving-a-library-up-through-environment-levels

統合のための Adobe Experience Manager の設定 configuring-adobe-experience-manager-for-the-integration

前提条件：

Experience Manager 設定は、次の 2 つの主な手順で構成されます。

Experience Manager IMS の設定 configuring-aem-ims

統合用の Experience Platform タグクラウドの設定 configuring-adobe-launch-cloud-for-the-integration

現在、Experience Manager オーサーノードでは、Dynamic Media ビューアと Experience Platform タグの統合をサポートしていません。

ただし、Experience Manager パブリッシュノードではサポートされています。Experience Manager のパブリッシュノードでは、Experience Platform タグクラウドのデフォルト設定を使用して、Experience Platform タグの実稼動環境が使用されます。そのため、テスト中は毎回、開発環境から実稼動環境に Experience Platform タグライブラリの更新をプッシュする必要があります。

この制限は回避することは可能です。上記のExperience Manager パブリッシュのExperience Platform タグクラウド設定で、Experience Platform タグライブラリの開発用 URL またはステージング用 URL を指定します。 これにより、Experience Manager パブリッシュノードでは、Experience Platform タグライブラリの開発版またはステージング版が使用されます。

Experience Platform タグクラウド設定のセットアップについて詳しくは、Experience Platform タグと Experience Manager の統合を参照してください。