Adobe Express とのネイティブ統合 native-integration-adobe-express

AEM Assets は Adobe Express とネイティブに統合されているので、Adobe Express ユーザーインターフェイス内から AEM Assets に保存されているアセットに直接アクセスできます。AEM Assets で管理されているコンテンツを Express キャンバスに配置し、新しいコンテンツや編集したコンテンツを AEM Assets リポジトリに保存できます。この統合には、次のような主なメリットがあります。

  • AEM での新しいアセットの編集と保存による、コンテンツ再利用の増加。

  • 新しいアセットの作成や、既存のアセットの新しいバージョンの作成にかかる全体的な時間と労力の削減。

前提条件 prerequisites

AEM Assets 内の Adobe Express と 1 つ以上の環境にアクセスする権限。環境は、Assets as a Cloud Service または Assets Essentials 内の任意のリポジトリでも構いません。

Adobe Express エディターでの AEM Assets の使用 use-aem-assets-in-express

Adobe Express エディターで AEM Assets の使用を開始するには、次の手順を実行します。

  1. Adobe Express web アプリケーションを開きます。

  2. 新しいテンプレートまたはプロジェクトを読み込むか、アセットを作成して、新しい空のキャンバスを開きます。

  3. 左側のナビゲーションパネルで「アセット」をクリックします。Adobe Express には、アクセス権が付与されたリポジトリのリストとルートレベルで使用可能なアセットおよびフォルダーのリストが表示されます。

  4. リポジトリのアセットを参照または検索し、キャンバスにドラッグ&ドロップします。ファイルタイプ、MIME タイプ、ディメンションなど、使用可能な様々なフィルターを使用してアセットをフィルタリングできます。

    note note
    NOTE
    ディメンションによるフィルターは、ビデオには適用されません。

    Assets アドオンからアセットを含める

AEM Assets での Adobe Express プロジェクトの保存 save-express-projects-in-assets

Express キャンバスに適切な変更を組み込んだ後、AEM Assets リポジトリに保存できます。

  1. 共有」をクリックして、共有 ​ダイアログを開きます。

    AEM でのアセットの保存

  2. 右側のパネルの「ストレージ」セクションから、「AEM Assets」を選択します。Adobe Express にアップロードダイアログが表示されます。

  3. 現在のページ」または「すべてのページ」を選択します。書き出すアセットの名前と形式を指定します。キャンバスのコンテンツは、PNG、JPEG、PDF、MP4、MP4+PNG、または MP4+JPEG 形式で書き出すことができます。形式は、キャンバスページのアセットに基づいて自動的に調整されます。
    現在のページ」を選択すると、現在のページのアセットが宛先フォルダーに保存されます。「すべてのページ」を選択し、書き出す形式が PDF でない場合、すべてのキャンバスページは、宛先フォルダー内の新しいフォルダーに個別のファイルとして保存されます。書き出す形式が PDF の場合、すべてのキャンバスページが 1 つの PDF ファイルとして宛先フォルダーに保存されます。

  4. 宛先フォルダー ​の下にあるフォルダーアイコンをクリックして場所を選択し、アセットを保存します。

    AEM でのアセットの保存

  5. オプション:「プロジェクトまたはキャンペーン名」フィールドを使用して、アップロード用のキャンペーンメタデータを追加できます。既存の名前を使用するか、新しい名前を作成できます。アップロードには、複数のプロジェクト名またはキャンペーン名を定義できます。名前を登録するには、名前を入力して Enter キーを押すだけです。
    ベストプラクティスとして、アドビでは、アップロードしたアセットの検索エクスペリエンスを強化すると共に、残りのフィールドに値を指定することをお勧めします。

  6. 同様に、「キーワード」フィールドと「チャネル」フィールドの値を定義します。

  7. アップロード」をクリックして、AEM Assets にアセットをアップロードします。

制限事項 limitations

  1. 読み込みと書き出しの場合、サポートされるビデオファイルのタイプは MP4 です。

  2. MP4 ビデオの読み込みの場合:

    1. サポートされる最大ファイルサイズは 200 MB です。この制限を超えると、アラートメッセージが表示されます。
    2. サポートされる最大解像度は 3840 X 3840 ピクセルです。
    3. 透明な背景(アルファチャンネル)のビデオはサポートされません。
  3. MP4 ビデオの書き出しの場合:

    1. サポートされる最大ファイルサイズは 200 MB です。この制限を超えると、ビデオを 200 MB 以下にトリミングするか、ダウンロード後に AEM Assets の宛先フォルダーに手動でアップロードすることを提案するアラートが表示されます。
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