インボックス用の検索フィルターの設定 configure-search-filters-inbox
インボックス項目の検索フィルターを設定できます。特定のインボックス列に基づいて検索条件を設定し、結果を絞り込みます。
例えば、「生年月日」インボックス列の範囲に基づいてインボックス項目をフィルタリングするには、「日付の範囲の述語」を使用して日付範囲を定義します。
インボックスに使用可能な述語のタイプは次のとおりです。
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範囲の述語
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テキストの術語
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日付の範囲の述語
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オプションプロパティの述語
workflow-administrators
グループのメンバーであることを確認して、インボックスの検索フィルターを設定します。カスタマイズした設定の作成またはオープン creating-opening-customized-configuration
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ツール/一般/検索フォーム に移動します。
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「インボックス検索レール」設定を選択し、「編集」を選択します。
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「検索フォームを編集」を使用して、述語の設定変更を組み込みます。
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「完了」を選択して設定を保存します。
カスタマイズした設定の削除 delete-customized-configuration
カスタマイズした設定を削除するには:
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ツール/一般/検索フォーム に移動します。
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「インボックス検索レール」設定を選択し、「削除」を選択します。
範囲の述語の設定 range-predicate
範囲の述語を使用すると、インボックス項目をフィルタリングして、インボックス列内の数値範囲を検索できます。数値に小数値を含めることもできます。
範囲の述語を設定するには、以下の手順を実行します。
- 設定用のフォームを開きます。
- 「述語を選択」タブを選択し、「範囲の述語」をフォームにドラッグします。
- 「設定」タブで、検索の基になるインボックス列名を「列名」フィールドから選択します。
- フィルターのラベルを「フィルターラベル」フィールドで指定します。範囲の定義時に数値の小数値を使用可能にするには、「小数値を有効にする」チェックボックスをオンにします。
- 設定の説明(オプション)を指定し、「完了」を選択して設定を保存します。
フィルターページを開くと、設定の変更が反映されます。手順 4 で指定したフィルターラベルが表示され、最大値と最小値を定義するオプションが表示されます。Enter キーを押すと、Experience Manager は、手順 3 で指定した列名に検索条件を適用し、インボックス項目を返します。
テキストの述語の設定 text-predicate
テキストの述語を使用すると、インボックス項目をフィルタリングして、インボックス列内のテキスト文字列を検索できます。
テキストの述語を設定するには、以下の手順を実行します。
- 設定用のフォームを開きます。
- 「述語を選択」タブを選択し、「テキストの述語」をフォームにドラッグします。
- 「設定」タブで、検索の基になるインボックス列名を「列名」フィールドから選択します。
- 「検索」テキストボックスにプレースホルダーテキストとして表示するテキストを「検索テキストボックスのプレースホルダー」フィールドに指定します。
- 設定の説明(オプション)を指定し、「完了」を選択して設定を保存します。
フィルターページを開くと、設定の変更が反映されます。Enter キーを押すと、Experience Manager は、手順 4 で指定した検索テキストを手順 3 で指定した列名に適用し、インボックス項目を返します。
日付範囲の述語の設定 date-range-predicate
日付範囲の述語を使用すると、インボックス項目をフィルタリングして、インボックス列内の日付範囲を検索できます。
日付範囲の述語を設定するには、以下の手順を実行します。
- 設定用のフォームを開きます。
- 「述語を選択」タブを選択し、「日付の範囲の述語」をフォームにドラッグします。
- 「設定」タブで、検索の基になるインボックス列名を「列名」フィールドから選択します。
- 日付範囲フィルターのラベルを「フィルターラベル」フィールドで指定します。
- フィルターの開始日と終了日のラベルを指定します。
- 設定の説明(オプション)を指定し、「完了」を選択して設定を保存します。
フィルターページを開くと、設定の変更が反映されます。手順 4 で指定したフィルターラベルは、手順 5 で指定した開始日および終了日のラベルと共に日付範囲フィルターのラベルとして表示されます。Experience Manager は、手順 3 で指定した列名に検索条件を適用し、インボックス項目を返します。
カスタム列オプションの述語の設定 custom-column-options-predicate
カスタム列オプションの述語を使用すると、インボックス項目をフィルタリングして、インボックス列内のカスタムオプションを検索できます。
カスタム列オプションの述語を設定するには、以下の手順を実行します。
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設定用のフォームを開きます。
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「述語を選択」タブを選択し、「カスタム列オプションの述語」をフォームにドラッグします。
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「設定」タブで、検索の基になるインボックス列名を「列名」フィールドから選択します。
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カスタム列オプションフィルターのラベルを「フィルターラベル」フィールドで指定します。
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「単一の選択」チェックボックスをオンにして、インボックス列にフィルターを適用する際に 1 つのオプションのみを選択できるようにします。
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「オプションを追加」セクションで、次の操作を行います。
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フィルター検索オプションを手動で定義する場合は、「手動」を選択します。「フィルターオプションを追加」を選択して、最初のオプションを定義します。列オプションのラベルと検索するオプション値のテキストを指定します。例えば、インボックス列の値として「Female」を検索する場合は、列オプションのラベルとして「F」を指定し、オプション値のテキストとして「Female」を追加します。同様に、フィルターオプションをさらに追加できます。
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JSON ファイルパスを使用してオプションを定義する場合は、「JSON パス」を選択します。フィルターオプションを定義する JSON ファイルの例を以下に示します。
code language-json { "options":[ { "text":"Female", "value":"F" }, { "text":"Male", "value":"M" } ] }
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CRX リポジトリーパスを使用してオプションを定義する場合は、「CRX オプションパス」を選択します。複数のパスを追加するには、「オプションパスを追加」を選択します。
Male
およびFemale
フィルターオプションを定義する例を以下に示します。code language-json <gender jcr:primaryType="sling:OrderedFolder"> <male jcr:primaryType="nt:unstructured" jcr:title="Male" value="M"/> <female jcr:primaryType="nt:unstructured" jcr:title="Female" value="F"/> </gender>
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設定の説明(オプション)を指定し、「完了」を選択して設定を保存します。
フィルターページを開くと、設定の変更が反映されます。手順 4 で指定したフィルターラベルが、「カスタム列オプションの述語」のラベルとして表示されます。Experience Manager は、手順 3 で指定した列名に手順 6 で定義した検索条件を適用し、インボックス項目を返します。
次のビデオでは、true
および false
オプション値に基づいて列をフィルタリングする手順を説明しています。
述語に基づく検索フィルターの表示 view-search-filters-for-predicates
述語に基づく検索フィルターを表示できます。インボックスページで「フィルター」を選択します。左側のペインにフィルターが表示されます。次に、検索条件を指定してインボックス項目をフィルタリングできます。
述語の設定の管理について詳しくは、検索フォームの設定を参照してください。