有用なドキュメント
Adobe Experience Manager as a Cloud Service のドキュメントでは、AEM での開発に関する有益なインサイトを提供します。また、以下に示す特定の技術トピックおよびリファレンスは、AEM コネクタの実装時に役に立つ可能性があります。
- アドビコンサルティングサービス(ACS)の AEM サンプル:AEM 開発者の参考になるコメント付きコードを参照できます
- この記事の「一般的な統合パターン」の節で示した様々なドキュメントリンク
コミュニティリソース
上記の静的ドキュメントに加えて、アドビおよび AEM コミュニティでは、コネクタの市場投入に役立つ以下のリソースを提供しています。
- アドビコミュニティの AEM フォーラムは、同業者が質問をしたり質問に答えたりする活発なサイトです。
- アドビのその他の技術リソースは、個々のパートナーレベルで利用できます。詳しくは、Adobe Exchange プログラムを参照してください。
- 組織が実装の支援を希望する場合は、アドビの Professional Services チームへの依頼を検討するか、ソリューションパートナーファインダーでアドビの世界中のパートナーのリストを確認してください。
パッケージ構成ルール
ローリングデプロイメントを容易にするために、コネクタなどの AEM as a Cloud Service パッケージでは、「不変」コンテンツと「可変」コンテンツを厳密に区別しています。パッケージは、次の内容を含むように明確に整理する必要があります。
/apps
/content
および/conf
コネクタは、パッケージ化に関するこれらのガイドラインに従う必要があります。ガイドラインについては、AEM プロジェクトの構造を参照してください。既存のコネクタは、ガイドラインに準拠するためにリファクタリングも必要になります。
さらに、/libs
にコードを書き込むのはアドビだけで、ユーザーとパートナーは /apps
にコードを書き込みます。
既存のコネクタの場合、一度 /etc
に配置した設定を他の最上位フォルダー(/conf
など)に移動するには、コネクタのリファクタリングも必要になる可能性があります。この再構築は AEM 6.5 の一部としておこなわれ、AEM 6.5 のドキュメントで説明されています。
アドビでは、特に複数のコネクタを使用するお客様向けに、クリーンなリポジトリ構造を維持するために、コネクタコードのほとんどを /apps/connectors/<vendor>
の配下に格納することをお勧めします。
クラウドサービスの設定
コネクタ実装の 1 つの側面として、コネクタの設定をサポートするコードがあります。このコードにより、ツール/操作/Cloud Services で、コネクタ名の付いたカードが表示されるようになります。カードをクリックすると、設定ブラウザーがポップアップ表示され、コネクタ設定を含んだ親フォルダーをユーザーが選択できます。コネクタのコードによって、設定が必要なすべてのプロパティを含んだフォームが生成され、最終的に、/conf
の配下の設定フォルダーにプロパティ値が格納されます。このフォルダーは、後ほど「サイトのプロパティ」タブまたは「アセットのプロパティ」タブで選択できます。