Dynamic Media のイメージプロファイルとビデオプロファイルについて about-dm-image-video-profiles
イメージプロファイルまたはビデオプロファイルは、フォルダーにアップロードするアセットに適用するオプションの手法です。例えば、アップロードする Dynamic Media のビデオアセットに適用するビデオエンコーディングを指定できます。また、画像アセットを適切に切り抜くために Dynamic Media 画像アセットに適用するイメージプロファイルを指定できます。
Dynamic Media では、2 種類のプロファイルを作成できます。次のリンク先では、それらのプロファイルについて詳しく説明しています。
メタデータプロファイル も参照してください。
Dynamic Media イメージプロファイルまたは Dynamic Media ビデオプロファイルを作成、編集および削除するには、管理者権限が必要です。
イメージプロファイルまたはビデオプロファイルを作成した後、新規にアップロードする Dynamic Media アセットに使用する 1 つ以上のフォルダーにそのプロファイルを割り当てます。
処理プロファイルを使用するためのデジタルアセットの編成のベストプラクティスを参照してください。
フォルダー内の Dynamic Media アセットの再処理 reprocessing-assets
後で変更した既存の Dynamic Media イメージプロファイルまたは Dynamic Media ビデオプロファイルが存在するフォルダー内のアセットを再処理できます。
例えば、Dynamic Media イメージプロファイルを作成してフォルダーに割り当てたとします。フォルダーにアップロードした画像アセットには、イメージプロファイルが自動的にアセットに適用されます。ただし、後でイメージプロファイルに新しいスマート切り抜き率を追加することにします。その場合は、もう一度アセットを選択してフォルダーに再度アップロードするのではなく、Dynamic Media 再処理 ワークフローを実行するだけです。
処理が初めて失敗したアセットに対して、再処理ワークフローを実行できます。イメージプロファイルやビデオプロファイルを編集していない場合や、イメージプロファイルやビデオプロファイルを既に適用している場合でも、アセットのフォルダーに対して再処理ワークフローをいつでも実行できます。
オプションで、再処理ワークフローのバッチサイズを、デフォルトの 50 アセットから最大 1,000 アセットまで調整できます。フォルダーに対して Dynamic Media 再処理 ワークフローを実行すると、アセットは一括でグループ化された後、Dynamic Media サーバーに送信されて処理されます。処理の後、バッチセット全体の各アセットのメタデータが Adobe Experience Manager 上で更新されます。バッチサイズが大きい場合は、処理に遅延が生じる可能性があります。また、バッチサイズが小さすぎると、Dynamic Media サーバーへのラウンドトリップの数が多くなりすぎるおそれがあります。
詳しくは、再処理ワークフローのバッチサイズの調整を参照してください。
フォルダー内の Dynamic Media アセットを再処理するには:
-
Experience Manager のアセットページで、イメージプロファイルまたはビデオプロファイルが割り当てられている、Dynamic Media 再処理 ワークフローの適用対象となるアセットフォルダーに移動します。
イメージプロファイルまたはビデオプロファイルが割り当てられているフォルダーについては、カード表示でフォルダー名のすぐ下にプロファイルの名前が表示されます。
-
フォルダーを選択します。
- 選択したフォルダー内のすべてのファイルがワークフローで再帰的に考慮されます。
- 選択したメインフォルダー内にアセットを含んだ 1 つ以上のサブフォルダーが存在する場合、ワークフローはフォルダー階層内のあらゆるアセットを再処理します。
- ベストプラクティスとしては、1,000 個を超えるアセットを含んだフォルダー階層に対しては、このワークフローを実行しないでください。
-
ページの左上隅付近にあるドロップダウンリストで「タイムライン」を選択します。
-
ページ左下隅付近の「コメント」フィールドの右側にあるカラットアイコン(^)を選択します。
。
-
「ワークフローを開始」を選択します。
-
ワークフローを開始 ドロップダウンリストから「Dynamic Media 再処理」を選択します。
-
(オプション)「ワークフローのタイトルを入力」テキストフィールドに、ワークフローの名前を入力します。必要に応じて、ワークフローインスタンスを参照する名前を使用できます。
。
-
「開始」を選択したあと、「確認」を選択します。
ワークフローを監視したり、進行状況を確認したりするには、 Experience Manager のメインコンソールページで ツール/ワークフロー を選択します。ワークフローインスタンスページで、ワークフローを選択します。メニューバーの「履歴を開く」を選択します。同じワークフローインスタンスページで、選択したワークフローの終了、休止、名前変更を行うこともできます。
再処理ワークフローのバッチサイズの調整(オプション) adjusting-load
(オプション)再処理ワークフローのデフォルトのバッチサイズは、1 ジョブあたり 50 アセットです。この最適なバッチサイズは、再処理の実行対象となるアセットの平均アセットサイズと MIME タイプによって決まります。値を大きくすると、1 回の再処理ジョブのファイル数が多くなります。したがって、処理バナーが Experience Manager Assets 上に長時間表示されたままになります。ただし、平均ファイルサイズが小さい(1 MB 以下の)場合は、値を数百個(1000 以下)に増やすことをお勧めします。平均ファイルサイズが数百 MB の場合は、バッチサイズを最大 10 までに減らすことをお勧めします。
再処理ワークフローのバッチサイズを調整するには(オプション):
-
Experience Manager で、「Adobe Experience Manager」を選択してグローバルナビゲーションコンソールにアクセスし、ツール(ハンマーアイコン)/ワークフロー/モデル を選択します。
-
ワークフローモデルページのカード表示またはリスト表示で、「Dynamic Media 再処理」を選択します。
。
-
ツールバーの「編集」を選択します。新しいブラウザータブに、Dynamic Media 再処理ワークフローモデルページが開きます。
-
Dynamic Media 再処理ワークフローページで、右上隅付近の「編集」を選択して、ワークフローを「ロック解除」します。
-
ワークフローで、Scene7 バッチアップロードコンポーネントを選択してツールバーを開き、ツールバーの「設定」を選択します。
。
-
Scene7 へのバッチアップロード - ステップのプロパティ ダイアログボックスで、以下の設定を行います。
- 「タイトル」および「説明」テキストフィールドに、必要に応じて、ジョブの新しいタイトルと説明を入力します。
- ハンドラーが次のステップに進む場合は、「ハンドラー処理の設定」を選択します。
- 「タイムアウト」フィールドに、外部プロセスのタイムアウト(秒)を入力します。
- 「期間」フィールドに、外部プロセスが完了したかどうかを確認するポーリング間隔(秒)を入力します。
- 「バッチ」フィールドに、Dynamic Media サーバーのアップロードジョブのバッチ処理で処理するアセットの最大数(50~1,000)を入力します。
- タイムアウトに達したときに先に進む場合は、「タイムアウトで先に進む」を選択します。タイムアウトに達したときにインボックスまで進む場合は、選択を解除します。
。
-
Scene7 へのバッチアップロード - ステップのプロパティ ダイアログボックスの右上隅にある「完了」を選択します。
-
Dynamic Media 再処理ワークフローモデルページの右上隅にある「同期」を選択します。「同期済み」と表示された場合、ワークフローランタイムモデルは正常に同期されており、フォルダー内のアセットを再処理する準備が整います。
。
-
Dynamic Media 再処理ワークフローモデルを表示しているブラウザータブを閉じます。