取り消しとやり直しの制限事項 undo-redo
AEM では、ユーザーが実行するアクションの履歴と、それらのアクションを実行した順序が保存されます。そのため、複数のアクションの取り消しは、ユーザーが実行した順序で行うことができます。その後、必要に応じて、やり直しを使用して 1 つ以上のアクションを再適用することもできます。
コンテンツページで要素(テキストコンポーネントなど)が選択されている場合、取り消しコマンドとやり直しコマンドは選択した項目に適用されます。
取り消しコマンドとやり直しコマンドの動作は、他のソフトウェアの場合と同様です。これらのコマンドを使用すると、コンテンツに関する決定をおこなう中で、Web ページの最新の状態に復元できます。例えば、テキスト段落をページ上の別の場所に移動した場合に、取り消しコマンドを使用して、その段落を元の場所に戻すことができます。取り消し前の位置の方がいい場合は、やり直しコマンドを使用して「取り消しを取り消し」ます。
例えば、次のことができます。
- 取り消しを使用してからページの編集を行っていない限り、アクションをやり直すことができます。
- 最大 20 回の編集アクションを取り消すことができます(デフォルト設定)。
- 様々なキーボードショートカットを利用して取り消しとやり直しを行うこともできます。
取り消しおよびやり直しは、次のようなページの変更に対して使用できます。
- 段落の追加、編集、削除および移動
- 段落コンテンツのインプレース編集
- ページ内部での項目のコピー、カットおよび貼り付け
NOTE
- ファイルと画像に対する変更の取り消しおよびやり直しには、特別な権限が必要になります。
- ファイルや画像への変更の履歴は、少なくとも 10 時間維持されます。この時間を経過すると、変更の取り消しは保証されません。管理者はデフォルトの 10 時間を変更できます。
- システム管理者は、インスタンスの要件に従って取り消しおよびやり直し機能の様々な面を設定できます。
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