アップグレードの代替案:Customer Journey Analytics へのアップグレードに対する Analytics ソースコネクタのみの使用 use-source-connector-exclusively
Customer Journey Analytics からガイドにアクセスするには、「Workspace」タブを選択し、左側のパネルで「Customer Journey Analytics にアップグレード」を選択します。画面の指示に従います。
お勧めはしませんが、Customer Journey Analytics ソースコネクタを、Analytics の唯一の実装パスとして使用することはできます。 ただし、このタイプのアップグレードには不利な点があることから、Adobeでは、Analytics ソースコネクタをExperience Platform Web SDKの新規実装と組み合わせて使用することをお勧めします。 この推奨アップグレードパスについて詳しくは、Adobe AnalyticsからCustomer Journey Analyticsへのアップグレード時に推奨されるパスを参照してください。
メリットとデメリット
以下の表に示す情報を使用して、Customer Journey Analyticsへのアップグレード時にのみソースコネクタを使用する場合のメリットとデメリットを理解します。
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アップグレード・パスの所要時間と要件が最も短い。
データはCustomer Journey Analyticsにすばやく簡単に移行されます。
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データが Edge Network に送信されない:
その結果、次のようなデメリットが生じます。
- すべてのアップグレードパスにわたるレポートで最高レベルの 待ち時間。リアルタイムパーソナライゼーションのユースケース用に最適化されていません。
- データを他の Adobe Experience Platform アプリケーションと共有することはできません。Customer Journey Analytics にのみ制限されます
- Adobe Analytics の用語(prop、eVar、イベントなど)に依存します
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今後 Web SDKに移行するのは難しい:最終的には、Experience Platform Web SDKが提供するメリットを利用したいと考えるようになります。 Experience Platform Web SDKの使用を開始するには、新しい実装を行う必要があります。
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スキーマで Analytics Experience Event フィールド グループを使用:このフィールドグループは、Customer Journey Analytics スキーマでは必要のない多くの Adobe Analytics イベントを追加します。これにより、Customer Journey Analytics に必要なスキーマよりも雑然とした複雑なスキーマが作成される可能性があります。
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Adobe AnalyticsとCustomer Journey Analyticsの両方のライセンスが必要:Analytics ソースコネクタを使用するには、Adobe AnalyticsとCustomer Journey Analyticsの両方の料金を支払う必要があります。
基本手順
Analytics ソースコネクタをCustomer Journey Analyticsの唯一の実装パスとして使用する場合は、 ソースコネクタを使用したデータの取り込みと使用に記載されている実装手順に従ってください。