セッション設定

Customer Journey Analytics では、ユーザーがどのようにデジタルエクスペリエンスを操作するかに合わせて、任意の方法でセッションを定義できます。セッション設定は、データビュー内で行います。

セッション設定の定義は非破壊的で、基になるデータを変更しません。Workspace プロジェクトの基盤として、複数のデータビュー(それぞれに特定のセッション設定の定義を含む)を設定できます。

データビュー内のセッションのコンテキストを定義するには:

  1. Customer Journey Analytics の UI で「データビュー」を選択します。

  2. 新しいデータビューを作成するか、既存のデータビューを編集します。詳しくは、データビューの作成または編集を参照してください。

  3. 設定」タブを選択します。セッション設定の下:

    1. セッションタイムアウト ​の値を分、時間、日または週単位で入力します。セッションタイムアウトでは、セッションがアイドル状態(イベントが発生しない状態)になってから新しいセッションを開始するまでの時間を決定します。

      主にオンラインでの操作の分析に興味がある場合は、短いセッションタイムアウト(例:30 分)を使用します。例えば、オンラインストアの製品ページを訪問したプロファイルが、買い物かごに製品を追加したか、オンラインで購入したかを分析する場合などです。

      オンラインデータとオフラインデータを組み合わせ、1 つ以上の製品を購入した顧客が、購入後最初の 3 か月以内に連絡先センターに電話したかどうかを分析する場合は、長いセッションタイムアウト(例:3 か月)を使用します。

    2. 指標を使用して新しいセッションを開始 ​の下にある​ ここに指標をドロップ ​リストから指標を選択します。または、左側のパネルから「指標をドロップ」フィールドに指標をドラッグ&ドロップすることもできます。選択した指標によって、新しいセッションの開始が定義されます。複数の指標を定義できます。

      あらゆる種類の指標を使用して、新しいセッションを定義できます。例えば、プロファイルがモバイルアプリを起動するたびに新しいセッションを定義するとします。データビューコンポーネント ​で、appInteraction 名前 ​スキーマフィールドに基づいて、起動回数 ​という名前の指標タイプのコンポーネントを定義します。さらに、値が launch に一致する場合にのみ値をカウントするように​ 起動回数 ​指標コンポーネントを指定します。

      アプリ操作指標コンポーネントの起動回数

      次に、ドラッグ&ドロップするか、新しいセッションを定義する指標として「起動回数」指標を選択します。

      セッション設定の起動回数

  4. 保存」または「保存して終了」を選択して、セッション設定の定義を保存します。

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