Report Builder の制限ラベル
一般に、Customer Journey Analytics のデータガバナンス関連の設定は、Adobe Experience Platform から継承されます。Customer Journey Analytics と Adobe Experience Platform のデータガバナンスの統合により、機密性の高い Customer Journey Analytics データのラベル付けとプライバシーポリシーの実施が可能になります。
Experience Platform で使用されるデータセットに関して作成されたプライバシーラベルとポリシーは、 Customer Journey Analytics データビューワークフローで表示できます。これらのラベルにより、ユーザーが機密性の高いフィールドから指標やディメンションを作成しようとしても、それができなかったり警告が表示されたりします。データセットについて詳しくは、データセットの概要を参照してください。
また、データがCustomer Journey Analyticsから(レポート、書き出し、API などを介して)書き出されると、警告またはラベルが追加されて、特定の方法で扱う必要のある機密情報がレポートに含まれていることをユーザーに知らせます。
この統合により、コンプライアンスを管理しやすくなります。組織のデータ管理人は、使用を制限するポリシーを設定できます。その結果、Customer Journey Analyticsユーザーは、データ管理人が定義したポリシーにデータが準拠していることを認識したうえで、より自信を持ってデータを使用できます。
詳しくは、Customer Journey Analytics とデータガバナンスを参照してください。
Report Builder の制限付きデータの表示
Customer Journey Analyticsでは、次の 2 つのAdobe定義ポリシーが表示され、レポート、ダウンロードおよび共有に影響します。
- Analytics の適用ポリシー
- ダウンロードの適用ポリシー
これらのポリシーの影響を受けるコンポーネントはグレー表示されます。 ポリシーが適用されているコンポーネントの上にマウスポインターを置くと、次の内容を示すメモが表示されます。このデータの使用を禁止するポリシーがこのフィールドに適用されました。 詳しくは、ラベルとポリシーを参照してください。
制限付きデータを含むレポートの更新
ユーザーが後で制限されるデータ要素を含む Report Builder レポートを作成した場合、レポートを更新すると、エラーメッセージが表示されます。