ラベルとポリシー
Experience Platform でデータセットを作成する場合、データセットの一部またはすべての要素に対してデータ使用状況ラベルを作成できます。これらのラベルとポリシーは、Customer Journey Analytics で表示できます。
次のラベルは、Customer Journey Analytics にとって特に重要です。
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C8
ラベル - 測定なし。このラベルは、組織の web サイトやアプリで分析に対してデータが使用できないことを示します。 -
C12
ラベル - 一般的なデータの書き出しがありません。この方法でラベル付けされたスキーマフィールドは、Customer Journey Analytics から(レポート、書き出し、API などを介して)書き出しまたはダウンロードはできません。
「ラベル付け」自体は、これらのデータ使用状況ラベルが適用されるという意味ではありません。これを行うにはポリシーを使用します。ポリシーは、Experience Platform UI を使用するか、Experience Platform で Policy Service API を介して作成できます。
Experience Platform にはアドビが定義するポリシーが 2 つあります。これらのポリシーは、Customer Journey Analytics に表示され、レポートとデータの書き出しに影響する可能性があります。
C8
ラベルを使用する、使用状況分析とユーザーベースの測定の制限 ポリシーC12
ラベルを使用する、。データの書き出しの制限 ポリシー
Customer Journey Analytics データビューでのデータラベルの表示
Experience Platform で自分または他のユーザーが作成したデータラベルは、データビューのユーザーインターフェイスで次の 3 つの場所に表示されます。
このボタンをクリックすると、現在フィールドに適用されるデータ使用状況ラベルが表示されます。
すべてのデータ使用状況ラベルはここに一覧表示されます。
データビューの「含まれるコンポーネント」列に、「データ使用状況ラベル」を列として追加できます。列セレクターアイコンを選択し、「データ使用状況ラベル」を選択します。
データビューのデータガバナンスラベルに対するフィルター
データビューエディターで、左側のパネルのフィルターアイコンを選択し、データガバナンス および ラベル のタイプで、データビューコンポーネントをフィルタリングします。
「適用」をクリックして、どのコンポーネントにラベルが付いているかを確認します。
データビューでデータガバナンスポリシーをフィルタリング
ポリシー(例えば、自身が作成した、「Analytics の適用」という名前のポリシー)がオンになっているかどうかを確認できます。また、そのポリシーによって、分析またはデータの書き出しのための特定の Customer Journey Analytics データビュー要素の使用がブロックされるかどうかも確認できます。
再度、左側のパネルの データガバナンス 下の フィルター アイコン、「ポリシー」の順に選択します。
「適用」をクリックし、有効になっているポリシーを確認します。
有効なポリシーがデータビューに与える影響
C8 または C12 ラベルで 1 つ以上のポリシーをオンにすると、特定のデータラベルが適用されているスキーマコンポーネントをデータビューに追加できません。
これらのコンポーネントは、左側のパネルのスキーマフィールドリストでグレー表示されます。
また、ブロックされたフィールドがあるデータビューは保存できません。
データビューで既にコンポーネントが定義されている Experience Platform のフィールドまたはフィールドグループに、アクセスラベルとデータガバナンスラベルを(ポリシーを通じて)適用する場合は注意が必要です。このダイアログが表示される可能性があります。
まず、違反を解決する必要があります(例えば、データビューからコンポーネントを削除するなど)。