Analysis Workspace のアクセシビリティ
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Customer Journey Analytics の主要な分析ツールである Analysis Workspaceのアクセシビリティサポートについて説明します。
アクセシビリティとは、視覚障害、聴覚障害、認知障害、身体障害などの障害を持つユーザーに対して、製品を使用できるようにすることです。ソフトウェア製品のアクセシビリティ機能の例を次に示します。
- スクリーンリーダーのサポート
- グラフィックの代替テキスト
- キーボードショートカット
- ディスプレイカラーの高コントラストへの変更
- その他の機能
Analysis Workspace には、次のような、使いやすいツールが用意されています。
キーボードナビゲーション
Analysis Workspace でのナビゲーションは、上から下、左から右です。次のナビゲーション要素はアクセシビリティを向上します。
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タブ キーを押すと、Workspace 内の大きなセクション間を移動するランドマークショートカットが有効になります。左パネルでは、タブ を使用して、ドラッグ可能なオプション間を移動することもできます。
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タブ キーで要素がハイライト表示されると、◀︎ と ▶︎ で個々の要素間を移動します。
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F6 キーを押すとプロジェクト内の最初のパネルに移動し、そのパネル内のビジュアライゼーション間を移動します。その後、プロジェクト内の次のパネルに移動し、同じ動作を繰り返します。
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フォーカスインジケーターを適用して、目が見えるキーボードユーザーに現在どの UI 要素にフォーカスがあるかを明確に示します。インジケーターは、フォーカスされたパネルの青色の境界線です。最近選択された機能と機能内の選択は、灰色の背景で表示されます。この例では、コンポーネントとページディメンションが最近選択されています。
メニューバーのキーボードナビゲーション
- メニューバーに到達するまで Tab キーを押します。
- 矢印キーを使用して、メニューとメニュー項目間を移動します。
- Enter キーを押してメニューを開くか、メニュー項目を選択します。
- メニューを閉じるには Esc キーを使用します。
ドラッグ&ドロップ操作のキーボードナビゲーション
Analysis Workspace は、ドラッグ&ドロップによるユーザーインターフェイスです。ただし、ユーザーは、代わりにキーボードを使用してコンポーネントを追加できます。
- タブを押して左パネルのコンポーネントに移動します。
- Enter キーを押して選択します。
- 矢印キーを使用して、コンポーネントをドロップする領域に移動します。
- Enter キーを押して、コンポーネントを配置します。
キーボードショートカット(ホットキー)
Analysis Workspace は、シームレスなワークフローを実現する豊富なキーボードショートカットのセットを備えています。
スクリーンリーダーとスクリーン拡大鏡のサポート
スクリーンリーダーは、コンピューターの画面に表示されるテキストを読み上げます。また、アプリケーション内のボタンラベルや画像の説明など、テキスト以外の情報も読み上げます。
カラーパレットとコントラスト
Analysis Workspace は、WCAG 2.1 AA への準拠を目指しています(カラーコントラストの要件を含む)。
また、プロジェクトに対しては、プロジェクト/プロジェクト設定/プロジェクトのカラーパレットで、ユーザーが希望するカラーパレットを設定できます。
必須の検証
コンポーネント、ビジュアライゼーションまたはパネルを作成する場合、保存時に必須フィールドが検証されます。必須フィールドが検証に合格しない場合は、赤色の枠線にエラーアイコンが表示されます。記述された説明には、修正が必要な事項について説明されています。
オペレーティングシステムのアクセシビリティ機能のサポート
Analysis Workspace は、Windows と macOS に組み込まれたアクセシビリティ機能(高コントラストモード、スティッキーキー、スローキーやフィルターキーなど)をサポートしています。また、ユーザーインターフェイスに関する情報もオペレーティングシステムに提供し、macOS の VoiceOver や Windows の NVDA などのスクリーンリーダーを含む支援テクノロジーとの対話を実現します。