パネルの概要
パネル は、テーブルとビジュアライゼーションのコレクションです。パネルには、Workspace の左上のアイコンまたは空のパネルからアクセスできます。パネルは、期間、データビュー、分析ユースケースに従ってプロジェクトを整理する場合に役立ちます。
パネルタイプ
Customer Journey Analytics の Analysis Workspace では、次のパネルタイプを使用できます。
分析を開始するるには、クイックインサイトパネル、空白パネル、フリーフォームパネルが最適です。一方、Attribution IQ は、より高度な分析に適しています。プロジェクトでは "+"
ボタンが使用できるので、いつでも空白のパネルを追加できます。
デフォルトの開始パネルはフリーフォームパネルですが、空白パネルをデフォルトにすることも可能です。
カレンダー calendar
パネルカレンダーは、パネル内のテーブルおよびビジュアライゼーションのレポート範囲を制御します。
メモ:テーブル、ビジュアライゼーション、パネルドロップゾーン内で(紫色の)日付範囲コンポーネントを使用すると、パネルカレンダーが上書きされます。
パネルカレンダーの詳細設定で、分レベルの日付範囲を適用できます。何日にもわたる日付範囲でレポートを作成する場合、開始時刻は最初の日、終了時刻は範囲の最終日に適用されます。
ドロップゾーン dropzone
パネルドロップゾーンを使用すると、パネル内のすべてのテーブルとビジュアライゼーションにフィルターとドロップダウンフィルターを適用できます。1 つのパネルに 1 つまたは複数のフィルターを適用できます。
フィルター
パネルのドロップゾーンに左のパネルからフィルターをドラッグ&ドロップして、パネルのフィルター処理を開始します。このプロセスを繰り返して、パネルにフィルターを追加します。フィルターは、パネルの上部に並んで表示されます。
アドホックフィルター
フィルター以外のコンポーネントをドロップゾーンに直接ドラッグしてアドホックフィルターを作成することもできるので、フィルタービルダーへの移行にかかる時間と手間を節約できます。この方法で作成されたフィルターは、イベントレベルのフィルターとして自動的に定義されます。この定義を変更するには、フィルターの横にある情報アイコン(i)、鉛筆の形をした編集アイコンの順にクリックし、フィルタービルダーで編集します。
アドホックフィルターはクイックフィルターの一種で、プロジェクトに対してローカルです。公開しない限り、左パネルには表示されません。
詳しくは、クイックフィルターを参照してください。
静的ドロップダウンフィルター
静的ドロップダウンフィルターを使用すると、制御された方法でデータを操作できます。例えば、モバイルデバイスタイプにドロップダウンフィルターを追加すして、タブレット、携帯電話、デスクトップ別にパネルをフィルタリングできます。
静的ドロップダウンフィルターを使用して、多くのプロジェクトを 1 つに統合することもできます。例えば、同じプロジェクトに異なる国フィルターが適用された複数のバージョンがある場合、すべてのバージョンを 1 つのプロジェクトに統合して「国」ドロップダウンフィルターを追加できます。
静的ドロップダウンフィルターの作成
-
ディメンション項目を使用したドロップダウンフィルターの場合は、左パネルから 1 つのディメンションを選択し、
[Shift]
キーを押したまま、パネルのドロップゾーンにドロップします。これにより、そのディメンションに関連付けられたすべてのディメンション項目を選択できる、ドロップダウンフィルターが作成されます。または、ディメンションに関連付けられた特定のディメンション項目のみをドロップダウンフィルターに含める場合は、左パネルで、目的のディメンションの横にある右矢印アイコンをクリックします。このアクションにより、使用可能なすべてのディメンション項目が表示されます。
[Shift + Click]
または[Ctrl + Click]
を使用してこのリストから複数のディメンション項目を選択し、**** キーを押したまま[Shift]
、パネルのドロップゾーンにドロップします。 -
単一のコンポーネントタイプ(ディメンションのみ、フィルターのみ、指標のみ)を使用するドロップダウンフィルターの場合は、
[Shift + Click]
または[Ctrl + Click]
を使用して左パネルから同じタイプの複数の項目を選択し、[Shift]
キーを押したまま、パネルのドロップゾーンにドロップします。選択したコンポーネントを使用して、1 つのドロップダウンフィルターが作成されます。
-
コンポーネントタイプの組み合わせ(2 つの指標と 3 つのフィルターなど)を使用するドロップダウンフィルターの場合は、
[Shift + Click]
または[Ctrl + Click]
を使用して複数のコンポーネントを選択します。[Shift]
キーを押したまま、選択内容をパネルのドロップゾーンにドロップします。このコンテキストでは、すべてのコンポーネントタイプは個別のドロップダウンフィルターとして扱われます。例えば、指標とディメンション項目の両方を選択範囲に含める場合、2 つの異なるドロップダウンフィルターが作成されます。1 つのドロップダウンフィルターにはディメンション項目、もう 1 つには指標が含まれます。
ドロップダウンフィルターを右クリックすると、次のオプションが表示されます。
- ドロップダウンを削除:パネルからドロップダウンフィルターを削除します。
- ラベルを削除:ドロップダウンフィルターの上にあるテキストを削除します。ラベルを変更するには、鉛筆アイコンを選択します。
- ラベルを追加:プロジェクトにドロップダウンフィルターを追加すると、ラベルが自動的にコンポーネント名に設定されます。ラベルを削除した場合は、このオプションを使用して再度追加できます。
- 選択を要求:パネルにフィルターが設定されている必要があります。
プロジェクトにドロップダウンフィルターを追加する方法について詳しくは、ビデオを参照してください。
静的ドロップダウンフィルターの使用
ユーザーは、次のいずれかの方法でドロップダウンフィルターメニューを使用して、パネルをフィルタリングできます。
-
ドロップダウンフィルターからフィルターを選択して、1 つのフィルターをパネルに適用します。
-
ドロップダウンフィルターから複数のフィルターを選択して、パネルに複数のフィルターを適用します。パネルがフィルタリングされ、選択したフィルターのいずれかが含まれます。
動的ドロップダウンフィルター
動的ドロップダウンフィルターを使用すると、パネルのレポート範囲内のデータと他のドロップダウンフィルターの値に基づいて、使用可能な値を決定できます。例えば、国ディメンションと市区町村ディメンションを使用して、2 つの動的なドロップダウンを作成できます。国ドロップダウンリストから国を選択すると、市区町村ドロップダウンリストが動的に調整され、その国内の市区町村のみが表示されます。
これと同じ概念がすべてのディメンションに適用され、パネルの日付範囲内に表示されるディメンション項目と選択したフィルターのみが表示されます。静的ドロップダウンフィルターで選択したディメンション項目は、動的ドロップダウンフィルターで使用できる値に影響します。ただし、その逆は成り立ちません。動的ドロップダウンフィルターで選択したディメンション項目は、静的ドロップダウンフィルターで使用可能な値には影響しません。
将来収集される特定のディメンション項目が予想される場合は、ディメンション項目を手動で選択できます。また、動的ドロップダウンフィルターをクリアして、値が含まれないようにすることもできます。それにより、他の動的ドロップダウンフィルターにより多くの値を含めることができます。「すべてをリセット」を選択すると、そのパネルのすべてのドロップダウンフィルターから選択内容をクリアできます。
動的ドロップダウンフィルターを作成するには:
[Shift]
キーを押したまま、1 つのディメンションをパネルのドロップゾーンにドラッグ&ドロップします。- 動的ドロップダウンフィルターは、指標、フィルターまたは日付範囲では使用できません。
- ドロップダウンフィルターを右クリックし、「フィルターを削除」を選択すると、フィルターが削除されます。
動的ドロップダウンフィルターを右クリックすると、静的ドロップダウンフィルターと同じオプションが表示されます。
右クリックメニュー right-click
パネルの追加機能は、パネルのヘッダーを右クリックすると使用できます。
次の設定があります。