注釈の概要

注釈を使用すると、コンテキストデータのニュアンスとインサイトを組織に効果的に伝えることができます。カレンダーイベントを特定のディメンションや指標に関連付けることができます。日付や日付範囲に、既知のデータ問題、祝日、キャンペーン開始などの注釈を付けることができます。次に、イベントをグラフィカルに表示し、キャンペーンやその他のイベントがサイトトラフィック、モバイルアプリの使用状況、収益、その他の指標に影響を与えているかどうかを確認できます。

例えば、プロジェクトを組織と共有しているとします。マーケティングキャンペーンによりトラフィックが大きく急増した場合は、「キャンペーンの開始日」注釈を作成して、その注釈の範囲をデータビュー全体に設定できます。その日付を含んだデータセットをユーザーが表示すると、データと共に、プロジェクト内の注釈が表示されます。

注釈がハイライト表示された折れ線グラフ。

次の点に注意してください。

  • 注釈は、単一の日付または日付範囲に関連付けることができます。

  • データセット全体または指定された指標、ディメンション、フィルターに適用できます。

  • 作成されたプロジェクト(デフォルト)またはすべてのプロジェクトに適用できます。

  • 作成されたデータビュー(デフォルト)またはすべてのデータビューに適用できます。

権限

デフォルトでは、管理者のみが注釈を作成できます。ユーザーには、他の Analytics コンポーネント(フィルター、計算指標など)と同様に、注釈を表示する権限があります。

ただし、管理者は、Adobe Admin Console を介してユーザーに注釈の作成権限(Analytics ツール)を付与できます。

注釈のオンまたはオフ annotations-on-off

注釈は、複数のレベルでオンまたはオフにできます。

  • ビジュアライゼーションレベル: ビジュアライゼーション設定/注釈を表示

  • プロジェクトレベル:プロジェクト情報と設定/注釈を表示

  • ユーザーレベル:コンポーネント/ユーザー環境設定/データ/注釈を表示

「注釈を表示」がハイライト表示されたビジュアライゼーション設定ダイアログ

「注釈を表示」がハイライト表示されたユーザーの環境設定。

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