コンポーネントの概要

コンポーネントは、ビジュアライゼーション(フリーフォームテーブルなど)で使用したり、レポート機能を補完したりできる Customer Journey Analytics の機能です。

Customer Journey Analytics のメインインターフェイスからコンポーネントを管理するには、次の手順に従います。

  1. 上部のバーから「コンポーネント」を選択します。
  2. コンポーネント」を選択して、管理できるコンポーネントの概要を表示するか、メニューから管理するコンポーネントを直接選択します。

次のコンポーネントを管理できます。

  • フィルター:強力かつ焦点を絞ったオーディエンスフィルターを作成、管理、共有し、レポートに適用します。フィルターを使用すると、特性やインタラクションに基づいてユーザーのサブセットを特定できます。
  • 計算指標:レポートで使用する新しいコンポーネントとして指標と数式を使用します。
  • 日付範囲:Analysis Workspace が提供する日付範囲をカスタマイズおよび調整します。
  • 注釈:コンテキストデータのニュアンスとインサイトを組織に伝えます。
  • インテリジェントアラート:変更された割合や特定のデータポイントに基づいて通知を受信できます。
  • スケジュールされたプロジェクト:スケジュールされたプロジェクトを管理します。
  • 環境設定:Analysis Workspace の環境設定を管理します。
  • オーディエンス:Customer Journey Analytics から Experience Platform のリアルタイム顧客データプラットフォームにオーディエンスを作成して公開し、ターゲティングやパーソナライゼーションを実現します。
  • 書き出し:書き出しアカウントと書き出し場所を管理します。

Analysis Workspace のコンポーネント

Analysis Workspace のコンポーネントは、Workspace プロジェクトのパネルやビジュアライゼーションにドラッグ&ドロップできる指標、ディメンション、フィルター、日付範囲で構成されています。計算指標やカスタム日付範囲など、作成するカスタムコンポーネントがこれらのパネルに追加されます。

コンポーネントパネルにアクセスするには、ボタンパネル内の キュレート コンポーネント ​を選択します。

左パネルでコンポーネントアイコンをハイライト表示する Workspace パネル

プロジェクトでのコンポーネントの使用方法について詳しくは、プロジェクトの作成を参照してください。

コンポーネントの管理 actions

Analysis Workspace の​ コンポーネント ​メニューを使用して、新しいコンポーネントをすばやく作成できます。詳しくは、Analysis Workspace メニューを参照してください。

コンポーネントを(個別に、または複数を選択して)管理できます。

  1. 1 つまたは複数のコンポーネントを選択します。

  2. コンテキストメニュー、または MoreVertical コンポーネントアクションボタン(コンポーネントの上部)から、次のいずれかのアクションを選択します。

    note tip
    TIP
    複数のコンポーネントを選択するには、Shift キーを押すか、Command キー(macOS の場合)または Ctrl キー(Windows の場合)を押します。

    タグ、お気に入り、承認、共有、削除を表示するコンポーネントアクションリスト。 {width="100%"}

    table 0-row-2 1-row-2 2-row-2 3-row-2 4-row-2 5-row-2 6-row-2
    コンポーネントのアクション 説明
    ラベル タグ コンポーネントにタグを適用して整理したり管理したりします。次に、「 フィルター 」を選択するか、# を入力して、左パネルのタグで検索できます。タグは、コンポーネントマネージャーのフィルターとしても機能します。
    星 お気に入り コンポーネントをお気に入りのリストに追加します。タグと同様に、左パネルのお気に入りで検索し、コンポーネントマネージャーでフィルタリングできます。
    StarOutline お気に入りを解除 コンポーネントをお気に入りのリストから削除します。
    チェックマーク 承認 コンポーネントを「承認済み」とマークして、コンポーネントが組織で承認されていることをユーザーに知らせます。 タグと同様に、左パネルで「承認済み」で検索してフィルタリングできます。 チェックマーク は、承認済みのコンポーネントを識別します。
    共有 共有 組織内のユーザーとコンポーネントを共有します。このオプションは、フィルターや計算指標などのカスタムコンポーネントでのみ使用できます。
    削除 削除 不要になったコンポーネントを削除します。このオプションは、フィルターや計算指標などのカスタムコンポーネントでのみ使用できます。

また、カスタムコンポーネントは、それぞれのコンポーネントマネージャーを通じて管理できます。例えば、フィルターの管理を参照してください。

コンポーネントリストの管理

Analysis Workspace の左パネルにあるコンポーネントリストを検索、フィルタリング、並べ替えると、特定のコンポーネントを見つけることができます。

検索

  1. 左パネルで「コンポーネント」( コンポーネントアイコン )を選択します。

  2. 検索フィールドに、プロジェクトで使用するコンポーネントの名前を入力します。

    コンポーネントのタイプは、カラーとアイコンで識別されます。ディメンション ディメンションアイコン )はオレンジ色、フィルター フィルターアイコン )は青色、日付範囲 日付範囲アイコン )は紫色、指標 指標アイコン )は緑色です。
    アドビアイコン( AdobeLogo )は、計算指標テンプレートまたはフィルターテンプレートのいずれかを示します。電卓アイコン( 電卓アイコン )は、組織の管理者が作成した計算指標を示します。

  3. ドロップダウンリストからコンポーネントを選択します。

フィルター

  1. 左パネルで​ コンポーネント ​アイコン( コンポーネントアイコン )を選択します。

  2. フィルター」、 データ辞書フィルターアイコン を選択するか、検索フィールドに # を入力します。

  3. 次のいずれかのフィルターオプションを選択して、コンポーネントのリストをフィルタリングします。

    table 0-row-3 1-row-3 2-row-3 3-row-3 4-row-3 5-row-3 6-row-3 7-row-3
    アイコン フィルターオプション 説明
    チェックマーク 承認済み 管理者が承認済みとしてマークしたコンポーネントのみを表示します。
    星 お気に入り お気に入りのリストにあるコンポーネントのみを表示します。
    お気に入りのリストにコンポーネントを追加する方法について詳しくは、コンポーネントの管理を参照してください。
    ディメンション ディメンション ディメンションであるコンポーネントのみを表示します。
    イベント 指標 指標であるコンポーネントのみを表示します。
    セグメント化 フィルター フィルターであるコンポーネントのみを表示します。
    カレンダー 日付範囲 日付範囲であるコンポーネントのみを表示します。
    ラベル タグ名​ 特定のタグが選択されているコンポーネントのみを表示します。アドビテンプレートには専用のタグが使用できます。これは、アドビのデフォルトの計算指標です。

    フィルターで「 CrossSize75 」を選択して、フィルターを削除します。

  4. オプションで、コンポーネントリストの並べ替えの説明に従って、コンポーネントリストを並べ替えることができます。

並べ替え

  1. (オプション)コンポーネントリストのフィルタリングで説明しているように、コンポーネントリストにフィルターを適用します。

  2. 左パネルで「コンポーネント」( コンポーネントアイコン )を選択します。

  3. 並べ替え」( コンポーネントを並べ替えアイコン )を選択し、次のフィルターオプションのいずれかを選択してコンポーネントのリストを並べ替えます。

次の並び替えオプションを使用できます。

オプション
関数
推奨
推奨に基づいてタイプ(ディメンション、指標、フィルター、日付範囲)ごとにコンポーネントを並べ替えます。 自分や組織内の他のユーザーが最も頻繁に使用し、最近使用したコンポーネントが、各リストの上位に表示されます。
最終変更日
最終変更日に基づいて、タイプ(ディメンション、指標、フィルター、日付範囲)ごとにコンポーネントを並べ替えます。 最近変更されたコンポーネントは、各リストの上位に表示されます。
アルファベット順
各タイプ(ディメンション、指標、フィルター、日付範囲)のコンポーネントをアルファベットの昇順で並べ替えます。
分類
カテゴリに基づいてタイプ(ディメンション、指標、フィルター、日付範囲)ごとにコンポーネントを並べ替えます。 例えば、キュレートされたデータビューコンポーネントとキュレートされていないデータビューコンポーネントの比較です。

アクセス権限

Analysis Workspace では、管理者はレポートでユーザーに公開するコンポーネントをキュレートできます。

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