データセットへの標準検索の追加
標準検索(アドビ提供の検索とも呼ばれる)は、Customer Journey Analytics の機能を強化して、単体では役に立たなくても、他のデータと結合すると役立つディメンションや属性についてレポートします。例としては、モバイルデバイスの属性、OS ディメンションおよびブラウザーディメンションの属性(ブラウザーのバージョン番号など)があります。「標準検索」はルックアップデータセットに似ています。 標準検索は Experience Cloud 組織をまたいで適用できます。これらは、特定の XDM スキーマフィールドを含むすべてのイベントデータセットに自動的に適用されます(特定のフィールドについては、以下を参照してください)。標準の検索データセットは、アドビが分類しているスキーマの場所ごとに存在します。
従来のAdobe Analyticsでは、これらのディメンションは単独で表示されますが、Customer Journey Analyticsでは、データビューを作成するときにこれらのディメンションを積極的に含める必要があります。 接続ワークフローでは、標準検索用のキーを持つデータセットとしてフラグが付けられたデータセットを選択します。データビュー UI は、すべての標準検索ディメンションを自動的に認識し、レポートに使用可能として含めます。すべての地域およびすべてのアカウントにおいて、検索ファイルは自動的に最新の状態に保たれ、使用可能になります。これらは、顧客に関連付けられた地域固有の組織に保存されます。
Analytics ソースコネクタデータセットでの標準検索の使用
標準検索データセットは、レポート時に自動的に適用されます。Analytics ソースコネクタを使用して、Adobeが標準検索を提供するディメンションを取り込むと、この標準検索が自動的に適用されます。 イベントデータセットに XDM フィールドが含まれている場合は、標準検索を適用できます。
使用可能な標準検索フィールド
browser
browser
、group_id
、id
browser_group
browser_group
、id
os
os
、group_id
、id
os_group
os_group
、id
mobile_audio_support - multi
mobile_color_depth
mobile_cookie_support
mobile_device_name
mobile_device_number_transmit
mobile_device_type
mobile_drm - multi
mobile_image_support - multi
mobile_information_services
mobile_java_vm - multi
mobile_mail_decoration
mobile_manufacturer
mobile_max_bookmark_url_length
mobile_max_browser_url_length
mobile_max_mail_url_length
mobile_net_protocols - multi
mobile_os
mobile_push_to_talk
mobile_screen_height
mobile_screen_size
mobile_screen_width
mobile_video_support - multi
標準検索ディメンションに関するレポート
標準検索ディメンションについてレポートするには、Customer Journey Analytics でデータビューを作成する際にそれらのディメンションを追加する必要があります。
そうすると、ワークスペースで検索データを確認できるようになります。