フィルタリングされた指標

計算指標ビルダーでは、指標の定義内でフィルターを適用できます。 これは、分析で使用する新しい指標を取得する場合に便利です。 フィルター定義は、フィルタービルダーを使用して更新できます。変更が加えられると、フィルターは、計算指標の定義の一部である場合も含め、適用箇所で自動的に更新されます。

国のフィルターの概要と定義= ドイツとユニーク訪問者

フィルタリングされた指標の作成 create

「ドイツ人の訪問者」フィルターと「海外の訪問者」フィルターの様々な側面を比較するとします。次のようなインサイトを提供する指標を作成できます。

  • 2 つのグループ間でコンテンツの閲覧行動をどのように比較しますか?(もう 1 つの例:2 つのフィルター間でコンバージョン率を比較する場合)
  • 全閲覧者の割合として、特定のページを閲覧するドイツ人は何人で、それに対して海外の人は何人ですか?
  • これらの異なるフィルターでアクセスされたコンテンツに関して、最も大きな違いはどこにありますか?

「ドイツ人の訪問者」という指標と「海外の訪問者」という指標を作成して保存します。

  1. 計算指標ビルダーで「ドイツ人の訪問者」というアドホックフィルターを作成します。この場合、「国」は「ドイツ」です。 国ディメンションを「定義」キャンバスにドラッグし、値として Germany を選択します。

    国を表示するアドホックフィルターがドイツに等しい

    note note
    NOTE
    この作業は フィルタービルダーでも実行できますが、計算指標ビルダーでディメンションを使用できるようにすることで、ワークフローが簡略化されます。 「アドホック」とは、このフィルターが左のパネルの フィルター リストに表示されないということを意味します。 ただし、セグメントの横の「i」アイコンにマウスポインターを置き、「公開する」をクリックして、公開することができます。
  2. 「ドイツ」フィルターを「定義」キャンバスにドラッグし、その中にユニーク訪問者指標をドラッグします。

    ドイツ並みの国及び個別訪問者数の概要と定義

  3. 保存」を選択して、計算指標を保存します。

  4. 計算指標ビルダーで「国際訪問者」というアドホックフィルターを作成します。この場合、「国」が「ドイツ」と等しくありません。

    国ディメンションを「定義」キャンバスにドラッグし、値として Germany を選択してから、演算子として 次と等しくない を選択します。

  5. ユニーク訪問者指標をドラッグします。

  6. 保存」を選択して、計算指標を保存します。

  7. Analysis Workspace で、Page ディメンションを自由形式の表にドラッグし、2 つの新しい計算指標を一番上に並べてドラッグします。

    ドイツ人の訪問者と海外の訪問者のページディメンションを示すフリーフォームテーブル

ビデオの概要を次に示します。

合計指標の割合 percent-total

フィルターを母集団の総数と比較することで、上記の例をさらに一歩進めることができます。そのためには、「ドイツ人の合計訪問者数の割合」と「海外の合計訪問者数の割合」という 2 つの新しい指標を作成します。

  1. 「ドイツ人 (または海外) の訪問者」フィルターをキャンバスにドロップします。

  2. もう 1 つの「ドイツ人 (または海外) の訪問者」フィルターをその下にドロップします。ただし今回は、設定(歯車)アイコンをクリックして、「指標タイプ」として「合計」を選択します。「形式」は「割合」にします。演算子は「除算」にします。この指標の定義は次のようになります。

    国はドイツおよび合計ユニーク訪問者数に等しい

  3. この指標をプロジェクトに適用します。

    ドイツ人の合計訪問者数のページと % を含むフリーフォームテーブル

recommendation-more-help
080e5213-7aa2-40d6-9dba-18945e892f79