GPT setTargeting
API 呼び出しの変更
最終更新日: 2024年7月20日
Google Publisher Tag .setTargeting
メソッドを呼び出す前に、Audience Manager の Cookie を確認するための if 文を追加します。
IF
文で Audience Manager の Cookie を確認
.setTargeting
メソッドは、データを Audience Manager の宛先 Cookie と一意のユーザー ID Cookie(aam_uuid
)から取得します。しかし、DIL によりこれらの Cookie が書き込まれるより前に .setTargeting
が呼び出された場合、またはこれらの Cookie が空の場合、ページを読み込むとエラーが発生することがあります。このような状況が発生しないようにするには、これらの Cookie を確認する if
文で .setTargeting
メソッドを囲みます。これらの Cookie が設定されていない場合、この文は .setTargeting
が AamGpt
関数を呼び出さないようにします。
IF
文コードの例
この例では、Audience Manager の宛先 Cookie の名前は Sample
です。この名前は、Audience Manager ユーザーインターフェイス で宛先 Cookie を作成する際に設定します。DIL は aam_uuid
Cookie を設定します。この名前は変更できません。
if(typeof AamGpt.getCookie("Sample") != "undefined"){
googletag.pubads().setTargeting(AamGpt.getKey("Sample"),AamGpt.getValues("Sample"));
};
if(typeof AamGpt.getCookie("aam_uuid") != "undefined" ){
googletag.pubads().setTargeting("aamId", AamGpt.getCookie("aam_uuid"));
};
IMPORTANT
Google Ad Manager との統合の方法によっては、上記のコード例のうち一部の行だけが必要となることがあります。
- クライアント側の統合:1~3 行目のみを使用します。
- サーバー側の統合:どの行も必要ではありません。
- Audience Manager でのレポートに使用する取り込み Google Ad Manager ログファイル:4~6 行目のみを使用します。このコードにより、
aam_uuid
Cookie の値がログに挿入され、レポート用に取り込めるようになります。
AamGpt
関数とデータ型
if
文で使用するキー変数を定義します。
関数 | のタイプ | 説明 |
---|---|---|
AamGpt.getKey | 文字列 | キーと値のセグメントペアのキーを返します。例えば、キーと値のペアが color=blue である場合、 color が返されます。 |
AamGpt.getValues | 文字列の配列 | 値を配列( ["value1","value2"] など)で返します。 |
AamGpt.getCookie | 整数 | Audience Manager ユーザー ID( 12345 など)を返します。 |
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