オンボーディングステータスレポート onboarding-status-report-about
オンボーディングステータスレポートは、受信データソースファイルに格納されているレコードの処理の成功率と失敗率を表示します。このレポートでは、データがインタラクティブな棒グラフで表示され、概要指標が表形式で表示されます。さらに、特定期間のファイルをサンプリングし、エラータイプごとに最も一般的なエラーを表示することも可能です。このレポートは、Analytics/Onboarding Status Report からアクセスできます。また、受信データソースの作成時にも、このレポートが使用可能です。
オンボーディングステータスレポートについて onboarding-status-about
Onboarding Status Reportは、受信データソースファイルに格納されているレコードの処理の成功率と失敗率を表示します。このレポートでは、データがインタラクティブな棒グラフで表示され、概要指標が表形式で表示されます。さらに、特定期間のファイルをサンプリングし、エラータイプごとに最も一般的なエラーを表示することも可能です。このレポートは、Analytics > Onboarding Status Report で確認できます。また、受信データソースの作成時にも、このレポートが使用可能です。
エラーレポートとエラーサンプリング error-reporting-sampling
エラーレポートとエラーサンプリングは、Onboarding Statusレポートにある 2 つの独立した機能です。
エラーレポートには、受信データソースで処理されたレコード数に対する成功率と失敗率が表示されます。このレポートでは、データがインタラクティブな積み重ね棒グラフとして返され、さらにグラフの下に概要指標の表が記載されます。
エラーレポートは自動的に作成されます。このレポートはすべての受信データソースに対して継続的に実行されます。返されるデータは、あらかじめ設定された時間間隔の範囲、またはカレンダーウィジェットから設定されたカスタム時間間隔に基づいています。
エラーサンプリングでは、データファイルのコンテンツが解析され、エラータイプごとに最も多いエラーの上位 10 件が返されます。受信データファイルでエラーが発生すると、個別のレコードが処理されなくなります。このレポートをトラブルシューティングツールとして活用すると、ファイルエラーを減らし、処理率を向上させることができます。
エラーサンプリングは手動でアクティブ化する必要があります。この機能はアクティブ化から 14 日間実行され、自動的に終了します。エラーサンプリングは、14 日間の有効期間が終了した後で、再度アクティブ化することができます。エラーサンプリングは、受信データソースを作成する きに有効にするかまたは既存の受信データソースの「 Data Sourceの設定 」セクションで「 Error Sampling」チェックボックスをオンにすることによって有効にします。
エラーサンプリングは計算負荷の高い処理です。そのため、エラーカテゴリごとに最初の 10 件のエラーのみが返されます。受信データソースに含まれるすべてのエラーが返されるようには設計されていません。これらのエラーは、同様のエラーの大きなグループの代表例です。ファイル全体を確認して、このレポートでフラグが設定されているエラーの種類を調べ、ファイルの形式を変更してから、もう一度送信します。
受信データソースのデータファイルを適切にフォーマットする方法について詳しくは 受信データファイルの内容:構文、変数、例に いて参照してください。
エラーレポートの棒グラフ error-report-bar-chart
エラーレポートには、レコード処理の成功率と失敗率が、次の例のように積み重ね棒グラフで表示されます。このグラフはインタラクティブです。バーをクリックすると、グラフの下に当日の概要指標が表形式で表示されます。
エラーレポートの表 error-report-tables
エラーレポートでは、棒グラフの下に表形式のデータが表示されます。この表は、成功率と失敗率に加えて、合計と割合が表示されます。
Successful and Failed Records
このデフォルトのビューでは、レポート内でのすべてのレコードの発生回数と、エラータイプ別のエラーの内訳が表示されます。
Totals & Percentages
「Totals & Percentages」をクリックすると、処理が成功したファイルの割合がパーセント単位で表示されます。
14 日間のエラーサンプリングレポート error-reporting-14-days
エラーサンプリングをアクティブにすると、レポートにはエラータイプごとに上位 10 件のエラーが表示されます。レポートの上部にあるエラータイプボタンをクリックすると、サンプリングされたデータのそれぞれの組が表示されます。
電子メール通知の受信 receive-email-notifications
アップロードされたインバウンドファイルのステータスの通知先となる受信者の電子メールアドレスを追加することができます。データソースごとに異なる受信者を選択できます。
オンボーディングステータスレポートの作成 create-onboard-status-report
Sample Error Reportは、データソースのレコードのうち、正常に処理されたものと失敗したものの数を返します。次の手順に従って、Sample Error Reportを生成します。
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Analytics > Onboarding Status Report へ移動します。データソースを検索するか、リストから選択します。
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日付範囲を選択します。オプションは次のとおりです。
- 一連の固定レポート期間
- カスタムの日付範囲を作成できるカレンダーウィジェット
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「OK」をクリックします。
オンボーディングステータスレポートの用語と定義 report-terms-conditions
このレポートで使用するラベルと用語のリファレンスガイド。
選択した受信データソースから Audience Manager が受け取って処理したファイルのリストが表示されます。
ファイル名の形式が適切でない場合、ファイルの処理は失敗します。ファイル名の要件は、このデータを Audience Manager に送信する方式によって異なります。配信方法には Amazon S3 と FTP があります。ファイルに名前を設定する方法については、以下を参照してください。
形式が適切でない Audience Manager ユーザー ID(UUID)のリストが表示されます。通常、以下に該当する ID を示しています。
- 想定される 38 桁の形式を満たさない。
- 英字が含まれている。ID は数値のみである必要があります。
形式が適切でないグローバルデバイス ID の数が表示されます。デバイスタイプに基づいた、デバイス ID の適切な形式と使用すべきグローバルデータソースについて詳しくは、Audience Manager で使用される ID の一覧およびグローバルデータソースを参照してください。
レポートのエラーサンプリングセクションには、無効なデバイス ID に関する詳細情報(以下など)が含まれています。
- 無効なデバイス ID に対応するデータソース ID。
- 無効なデバイス ID。
- データソースに基づいた、想定されるデバイス ID のタイプ。
転送された ID のうち、Audience Manager で既存の ID と一致しないものを示します。Audience Manager がまだ ID 同期を実行していない場合、または同期後でも ID が一致しない場合、転送された ID にこのステータスが設定されることがあります。
モバイル ID が一致しない場合、Audience Manager では以下の処理がおこなわれます。
- この ID は引き続き保存され、この ID の同期が試行されます。
- ID を同期できない場合、レポートに「Stored Record」として記録されます。
転送されたファイルにモバイル ID が含まれる場合、この数値は他の指標より重要度がやや低くなることがあります。以降のファイルの成功率と一致率には影響しません。
Audience Manager で、転送された特性と一致しない特性のリストが表示されます。原因として次のようなものが挙げられます。
- 受信データファイルで特性の形式が適切でない。データファイルの形式については、受信データファイルの内容 構文、変数、例を参照してください。
- Audience Manager で特性が定義されていない。
レポート内での受信した未使用シグナルの合計数。この合計は、保存に成功したレコードの合計数に基づいています。
詳しくは 未使用シグナルレポート参照してください。