データ処理のコンポーネントには、Hadoop、Snowflake、SOLR および Tableau などがあります。
Audience Manager は、データ処理に以下のコンポーネントを使用します。
Hadoop
Audience Manager において、Hadoop は Audience Manager がユーザーに関して把握しているすべての情報が格納されるメインデータベースとなります。例えば、プロファイルキャッシュサーバーがユーザーに関するデータが書き込まれたログファイルを作成した場合、そのデータは Hadoop に送信され、そこに保存されます。これ以外の重要な Hadoop の構成要素として、次のようなものがあります。
お客様はこれらのシステムに直接アクセスすることはありませんが、これらのコンポーネントはサイト訪問者に関する重要なデータを保存しているので、お客様はこれらのシステムに間接的に関与しています。
Snowflake
Snowflake は巨大なクラウドデータベースです。多くのダッシュボードグラフと、それに関連するグラフ内の各項目の変更率を表示するテキストボックスにデータを提供します。Audience Manager でダッシュボードレポートを参照する場合、Snowflake によって提供されたデータを操作していることになります。
Snowflake によって提供される一般的なダッシュボードレポートには以下のようなものがあります(すべてが網羅されているわけではありません)。
SOLR
SOLR は、Apache が提供するオープンソースのデータベースおよびサーバーシステムです。アドビの膨大なデータセットに対して、堅牢かつ高速な検索機能を提供します。Audience Manager をご使用のお客様は、セグメントの作成時に SOLR が実行されている様子を確認できます。Estimated Historic Segment Size レポートにデータを提供します。SOLR はそのスピードから、これに適しています。例えば、ルールを作成し、新しい特性をセグメントに追加しながら、サイズデータの経過を更新できます。