Activity Usage Reporting activity-usage-reporting
概要 overview
Activity Usage Report を使用すれば、アクティビティの使用状況と契約上のコミットメントとの比較方法を明確に把握でき、Audience Manager インスタンスのアクティビティの使用状況を表示および追跡するのに役立ちます。
また、記録管理とカスタム分析のために、必要に応じていつでも Activity Usage Report をダウンロードできます。
注意点 considerations
Activity Usage Report は、管理者権限を持つすべての Audience Manager ユーザーが使用できます。
ユースケース use-cases
Activity Usage Report の主な使用例は次の 2 つです。
- アクティビティ使用量コミットメントに対する実際のインスタンスアクティビティ使用量の追跡:ほとんどのお客様は、Audience Manager インスタンスごとに毎月のアクティビティのコミットメントを見積もった後、すべてのインスタンスをまたいだ年間のアクティビティのコミットメントに集計します。このレポートは請求レポートではありませんが、コミットされたアクティビティ使用量を超過しているかどうかを把握するのに役立ちます。
- 実装の変更の検証:Adobe Analytics サーバーサイド転送の設定や サーバーコールの設定変更などの実装を最近更新した場合、このレポートを使用すれば、新しいアクティビティの量が期待したアクティビティ量と一致しているかどうかを確認できます。Adobe Target
Activity Usage Report の使用 using
Activity Usage Report を表示するには、Audience Manager アカウントにログインして、Administration/Usage に移動します。
次に、Reporting Interval フィルターを使用して、レポートを生成する時間間隔を選択します。30 日、60 日、90 日、またはカスタムの日付範囲を選択できます。
レポートが読み込まれると、選択した期間の Activities の内訳を確認できます。
Activities では、オンサイトとオフサイトにおける Audience Manager との全インタラクションの集計を定義し、次のカテゴリに分けます。
- Server Calls:Web サイト、サーバー、電子メール、モバイルアプリケーション、その他のシステムから Audience Manager に送信されるデータ収集または取得イベント。
- Pixel Calls(旧称 Impression Server Calls):広告から収集されたデータ(ターゲットプラットフォームのインプレッション数など)または Audience Manager に対する電子メールインプレッション呼び出し。クエリ文字列内に
d_event
パラメーターが必要です。 - On-Boarded Records:自社の顧客関係管理システム(CRM)や、その他のオフラインデータファイル(例:コールセンターレコード、デバイス ID、外部データプロバイダーからのカスタムデータフィード)から取り込んだ一意のレコード。
- Log File Records:ターゲットプラットフォームから Audience Manager に取り込まれたログファイルの一意のレコード。
また、Activity Usage Trendsグラフタイプを使用して、2 種類のグラフを切り替えることもできます。
タイムラインの特定の日付にカーソルを合わせて、その日の詳細な使用状況を確認することもできます。
Activity Usage Reports のエクスポート export
Audience Manager のアクティビティの使用状況レベルをより詳細に把握するために、含めるレコードのタイプに基づいて Activity Usage Report を書き出すことができます。
Onboarded Records Breakdown レポートと Onsite Server Calls Breakdown レポートは、これらのアクティビティで使用できるソースデータの最もきめ細かいインサイトを提供します。これらの分類に属するボリュームは、実装に基づきます。
Onboarded Records Breakdown onboarded-breakdown
このレポートには、データソース別に分類されたオンボードレコードが含まれています。
Onsite Server Calls Breakdown onsite-breakdown
このレポートには、3 つのソース(Analytics、Target、Other)からのサーバーコールの分類が含まれます。
- Analytics:すべての Adobe Analyticsインスタンスから Audience Manager に渡される課金対象のサーバーコール。サーバーサイド転送も含まれます。セカンダリサーバーコールまたは重複したサーバーコール(例:複数のレポートスイートからのサーバーサイド転送の場合)は課金対象のアクティビティではないので、この分類には含まれません。
- Target:Adobe Target から Audience Manager へのサーバーサイド呼び出し。サーバー間統合の一環として Audience Manager のセグメントデータを取得します。
- Other:他の Web サイトまたはシステム(パートナーサイト、ダイレクトサーバーコールなど)からの呼び出し、SDK、DIL、イベント呼び出し、DCS 呼び出し経由でのモバイルブラウザー/アプリケーション呼び出しが含まれます。また、cookie 統合(サーバー間ではなく)として設定されている場合は Target 呼び出しも含まれます。