Campaign と Audience Manager または People コアサービスの統合について about-campaign-audience-manager-or-people-core-service-integration
Adobe Campaignでは、様々なAdobe Experience Cloud アプリケーションとのオーディエンス/セグメントの交換および共有が可能です。 Adobe Campaign を People コアサービス(Profiles & Audiences コアサービス とも呼ばれます)または Adobe Audience Manager と統合すると、次のことが可能になります。
- 様々なAdobe Experience Cloud ソリューションからAdobe Campaignにオーディエンス/セグメントを読み込みます。 オーディエンスは、Adobe Campaignの Audiences メニューから読み込むことができます。
- オーディエンスを共有オーディエンス / セグメントとして書き出します。 これらのオーディエンスは、お使いの他の Adobe Experience Cloud ソリューションで使用できます。オーディエンスは、Save audience アクティビティを使用して、ワークフローのターゲティングアクティビティの後に書き出すことができます。
の統合では、次の 2 種類のAdobe Experience Cloud ID をサポートしています。
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訪問者 ID:このタイプの ID を使用すると、Adobe Experience Cloudの訪問者をAdobe Campaign プロファイルと紐付けできます。 Adobe IMSで接続が有効になるとすぐに、Marketing Cloud訪問者 ID サービスがアクティブになります。これはAdobe Campaignで使用される永続的な cookie に代わるものです。 これにより、訪問者を識別してプロファイルにリンクできます。
訪問者 ID は、Adobe Campaign経由で送信されたメールでプロファイルがクリックされるとすぐに、プロファイルにリンクされます。- プロファイルに既に訪問者 ID がある場合、プロファイルのブラウザーデータを使用すると、Adobe Campaignを復元して、プロファイルを訪問者 ID に自動的にリンクできます。
- 訪問者 ID が見つからない場合は、新しい ID が作成されます。 この訪問者 ID は、プロファイルトラッキングログに保存されます。
この ID は、他の Adobe Marketing Cloud アプリケーションに同じ CNAME で認識されます。
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宣言済み ID:このタイプの ID を使用すると、あらゆる種類のデータをAdobe Campaign データベース内の要素と紐付けできます。 Adobe Campaignでは、事前定義された紐付けキーとして表されます。 データを交換する際、Adobe Campaign データベースの識別情報はハッシュ化されます。 これらのハッシュ化された ID は、インポートまたはエクスポートに含まれる Adobe Marketing Cloud オーディエンスのハッシュ化された ID と比較されます。
この統合では、通常の宣言済み ID、ハッシュ化された宣言済み ID および暗号化された宣言済み ID がサポートされます。note note NOTE 宣言済み ID データソースも People コアサービス統合で使用できるようになりました。 People コアサービス統合を使用していて、Audience Manager 統合を追加する場合は、Adobe Audience Manager コンテキストでこの宣言済み ID データソースに移行する際に収集された ID 同期がすべて失われないように、Adobe Audience Manager コンサルタントの支援が必要です。 暗号化を使用すると、暗号化アルゴリズムを指定することで、宣言された ID を使用して、データソース(PII など)内の暗号化されたデータを共有できます。
例えば、暗号化されたメールアドレスや SMS 番号の復号機能を使用すると、プロファイルがAdobe Campaign データベースに存在しない場合でも、トリガーメッセージをユーザーに送信できます。
次の図は、この統合の仕組みについて詳しく説明しています。ここで、AAMはAdobe Audience Managerを、ACS はAdobe Campaign Standardを表します。