トレンドレポート trend-reports

トレンドレポートでは、特性とセグメントに関するトレンドデータを返します。

概要 trend-report-overview

Audience Manager はRole Based Access Control(RBAC)を使用して、Trendレポートへのユーザーグループ権限を拡張します。ユーザーは、レポートに記載されている特性やセグメントのうち、閲覧する権限のあるものだけを表示できます。RBAC 機能により、社内チームが閲覧できるレポートデータを制御することができます。

例えば、様々な広告主アカウントを管理する代理店では、広告主 A のアカウントを管理するチームが広告主 B のレポートデータを閲覧できないように、ユーザーグループの権限を設定することができます。

以下が必要な場合、Trendレポートを実行します。

  • 特性やセグメント別にトレンドデータをレビューする。
  • 1 日、7 日、14 日、30 日、60 日、90 日間隔でトレンドを追跡する。
  • 一定期間にわたって特性とセグメントのトレンドを比較する。
  • 好調または低調な特性およびセグメントを特定する。
  • データを(.csv 形式で)書き出してさらに分析したり共有したりする。

次の図は、Trendレポートの主な要素の概要を示しています。

  1. 次のオプションを設定します。
    Report Type:  目的のレポートタイプ(特性またはセグメント)を選択します。
    Date Range:  レポートの日付範囲(開始日と終了日)を指定します。
    Display Interval: ​表示間隔(1 日、7 日、14 日、30 日、60 日、90 日のいずれか)を指定します。
  2. 特性またはセグメントを名前または ID で検索します。
  3. フォルダーのリストで、レポートの対象となる特性またはセグメントをドラッグし、右側の「Selections」パネルにドロップします。
  4. データをグラフ形式で表示するレポートを生成するか、レポートを CSV 形式に書き出します。

トレンドレポートの実行 run-trend-report

Trendレポートを実行する手順を以下に示します。

  1. Analytics ダッシュボードで、「Trend Reports」をクリックします。

  2. Report Type」ドロップダウンリストで、目的のタイプ(Trait または Segment)を選択します。

  3. 日付ボックスをクリックしてカレンダーを表示し、レポートの開始日と終了日を選択します。

  4. 表示間隔として 1 日、7 日、14 日、30 日、60 日、90 日のいずれかを指定します。

  5. 特性またはセグメントを名前または ID で検索します。

  6. フォルダーのリストで、レポートの対象となる特性またはセグメントをドラッグし、右側の「Selections」パネルにドロップします。

    • パフォーマンスを最高にするには、Trendレポートを実行する際に対象とする特性またはセグメントの数を、一度に 20 件未満にします。
  7. 表示するレポートの種類(「Traits」または「Segments」)に応じて、「Graph Traits」または「Graph Segments」をクリックします。これらのオプションでは、フォルダーはすべて無視され、個別に選択した特性やセグメントのみがグラフに表示されます。

    または

    Export to CSV」をクリックして、特性またはセグメントのデータとすべてのフォルダーを CSV 形式で書き出し、分析や共有ができるようにします。これにより、1 日中の範囲の Unique Trait Realizations、Total Trait Realizations、および Total Trait Population が書き出されます。

    note note
    NOTE
    Total Trait RealizationsはRule-based Traitsに対してのみ計算されます。
  8. (オプション)個別の特性やセグメントにマウスを移動し、各データポイントの訪問者数と日付を表示します。テーブルで列ヘッダーをクリックすると、結果が昇順または降順で並べ替えられます。

特性に関するトレンドレポートの結果 trend-report-results-traits

Trend Report を実行し、レポートタイプに Trait を選択する場合は、次のフィルターを使用できます。

結果を Device ID でフィルタリングする場合:

  • Unique Trait Realizations は、選択した期間において、特性を自分のプロファイルに追加した匿名デバイス訪問者の数を表します。
  • Total Trait Realization は、選択した期間内の匿名の特性適合数の合計です。
  • Total Trait Population は、プロファイルにこの特性がある匿名デバイス訪問者の数を表します。

結果を Cross-Device ID でフィルタリングする場合:

  • Unique Trait Realizations は、選択した期間において、特性を自分のプロファイルに追加した認証済み訪問者の数を表します。
  • Total Trait Realization は、選択した期間内の認証済みの特性適合数の合計です。
  • Total Trait Population は、プロファイルにこの特性がある認証済み訪問者の数を表します。

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0 は Audience Manager がその日のデータを収集していないことを表します。空白のエントリは、その特性が存在しないことを表します。

クロスデバイス指標のしくみについて詳しくは、以下のビデオをご覧ください。

セグメントに関するトレンドレポートの結果 segment-report-results-traits

Trend Report を実行し、レポートタイプに Segments を選択する場合は、次のフィルターを使用できます。

  • Real-time Segment Population:選択した期間内のセグメントの対象となる訪問者の数。
  • Total Segment Population:セグメントの対象となる訪問者の合計数。

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