受信データ転送のための ID 同期 id-synchronization-for-inbound-data-transfers

ベンダーと Audience Manager の間でユーザー ID を同期するために、最初の HTTP 呼び出しで使用される構文およびパラメーターについて説明します。ID 同期は、データ分類を Audience Manager に送信した後で開始できます。

ID 同期は、受信の非同期データ転送プロセスの最初のステップです。このステップでは、Audience Manager およびベンダーは、各自のサイトベンダーの ID を比較およびマッチングします。例えば、ある Audience Manager のお客様は、ID 123 でユーザーを把握します。しかし、データパートナーは、このユーザーを ID 456 で識別します。この同期プロセスにより、Audience Manager およびデータベンダーは、これらの様々な ID を照合し、各自のシステムでユーザーを識別できます。完了したら、Audience Manager およびサードパーティパートナーは、ユニークユーザーごとに対応する ID をアドビのネットワーク上で確認できます。

以下の方法を使用してデータを Audience Manager に取得できます。

ID 同期 HTTP リクエスト id-sync-http

ID 交換では、適切な形式の URL 文字列は次のようになります。

https://dpm.demdex.net/ibs:dpid=<VENDOR_ID>&dpuuid=<VENDOR_UUID>&redir=<REDIRECT_URL>

受信 ID 同期呼び出しの URL には、以下の表で説明する変数が含まれている必要があります。

NOTE
斜体のコンテンツを実際のパラメーター値に置き換えてください。
パラメーター
説明
<VENDOR_ID>
コンテンツプロバイダーの一意の ID(Audience Manager によって割り当てられる)。
<VENDOR_UUID>

一意のユーザー ID の URL(パーセント)エンコード表現。エンコード予約済み ASCII 文字に加えて、任意の非 ASCII 文字も、UTF-8 文字エンコード表に基づいてパーセントエンコードされる必要があります。

詳しくは、URL Encode/Decode Online Web サイトを参照してください。

<REDIRECT_URL>

エンコードされた URL は、マクロ ${DD_UUID} が埋め込まれてリダイレクトされます。

注意:コンテンツプロバイダーが呼び出しを開始した場合にのみ追加されます。

gdpr = <0|1>

オプションです。IAB TCF用 Audience Manager プラグインを使用している場合は、このパラメーターを追加します。

gdpr には、0(GDPR 適用対象外)または 1(GDPR 適用対象)を使用できます。

注意: このパラメーターは、常に gdpr_consent と一緒に使用する必要があります。

gdpr_consent=<ENCODED STRING>

オプションです。IAB TCF用 Audience Manager プラグインを使用している場合は、このパラメーターを追加します。

gdpr_consent は、URL で使用できる base64 でエンコードされた GDPR コンセントストリングです( IAB の仕様を参照)。

注意: このパラメーターは、常に gdpr と一緒に使用する必要があります。

Declared ID イベント declared-id-event

詳しくは、宣言された ID を参照してください。

電子メール埋め込み画像からの ID 同期 id-sync-email-image

電子メール画像で ID をマッチングさせるための形式は、前述のものと同じです。ただし、電子メールのその画像は、これが機能するように有効になっている必要があります。これは、ほとんどのメールシステムは、デフォルトで画像を無効にしているので、電子メールを使用した ID 同期に影響します。

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