DCS へのデータ送信 send-data-to-the-dcs
DCS への /event
呼び出しの実行については、ここから始めてください。この節では、呼び出しの構文、パラメーター、形式、要求例について説明します。
呼び出しの構文 dcs-call-syntax
URL
にデータを送信する基本的な DCS 文字列の構文は次のとおりです。
https://domain_alias.demdex.net/event?key1=val1&key2=val2&d_dst=1&d_rtbd=json&d_cb=callback
POST
にデータを送信することもできます。呼び出し構文については、DCS API メソッドで説明されています。呼び出しパラメーター dcs-call-parameters
単純な DCS 呼び出しの基本的な構成要素を次の表で定義します。
domain alias.demdex.net
この部分には次の情報が含まれています。
- Audience Manager から割り当てられたドメインエイリアス(例:
my_domain.demdex.net
)。 - 宛先のドメイン(常に
demdex.net
)。Demdex ドメインの呼び出しについてを参照してください。
/event?
この部分は次の働きをします。
- 呼び出しをイベント呼び出しとして識別する。
- DCS に送信するデータを含んだ URL 文字列の開始を定義する。
key
キーと値のペアに含まれている一意の識別子。
これらのキーと値のペアでは、DCS に送信するデータのタイプを識別する特定のプレフィックスを使用します。詳しくは、DCS API 呼び出しでサポートされる属性を参照してください。
val
キーと値のペアのキーで定義されるセットに属する変数値。
値を扱う際は次の点に留意してください。
- 文字列データを二重引用符で囲みます(例:
age="41 to 55"
)。 - 1 つの値で複数のキーを渡すことができます(例:
key
=val1,val2,val3
)。
DCS 呼び出しでのキーと値のペアの形式を参照してください。
d_dst=1
d_rtbd=json
d_cb=callback
オプションの応答パラメーターです。
これらはどれも DCS へのデータ送信には不要です。ただし、DCS からの応答が必要な場合は、要求に d_rtbd=json
を含める必要があります。
定義済みの d_ キーと値のペアを参照してください。
サンプル呼び出し dcs-sample-call
この例では架空の企業 Acme, Inc. 社が 呼び出しを通じて DCS にデータを送信しています。HTTPこの呼び出しにはオプションパラメーター d_dst=1
、d_rtbd=json
、d_cb=callback
が含まれています。これらのパラメーターは、Acme 社がコールバック関数で JSON から DCS 応答を受信しようとしていることを示しています。なお、これは例にすぎません。このコードを他の用途にそのまま使用しないでください。
https://acme_aam_domain.demdex.net/event?videoTypeID=2&data=moarData&d_dst=1&d_rtbd=json&d_cb=acme_callback
次の手順 dcs-next-steps
これで DCS へのデータ送信の方法がわかったので、今度は、DCS からの応答データを取得してその情報を解析する方法を見てみましょう。DCS からのデータ受信を参照してください。