セグメントと特性の有効期間についての説明 segment-time-to-live-explained
特性の time-to-live(TTL)がセグメントのメンバーシップにどのような影響を与えるかを説明します。
有効期間
TTL は、最後の特性資格認定イベントの後、サイト訪問者がセグメントにとどまっている期間を定義します。TTL は、セグメントではなく、特性に対して設定されます。訪問者は、TTL 期間が終了するまでに対象となる特性が確認されない場合、セグメントから除外されます。新しい特性に対するデフォルトの TTL は 120 日です。0 日に設定すると、特性は有効期限なしになります。TTL 値を設定します(特性作成インターフェイスの「Advanced Options」セクションで特性を作成または編集する場合)。
1 日のTTL(有効期限)の説明
TTL を 1 日に設定した場合、TTL タイマーは、特性認定の翌日から開始し、特性認定当日の残り時間はカウントしません。
Audience Manager は、次の式に基づいて、TTL の有効期限を TTL 1 日で計算します。
24 + (24 - Hour of the day the trait was realized, in UTC)
- 例 1:1:00 UTC に認定され、TTL が 1 日の場合。TTL は、24 時間 + 24 時間 - 1 = 47 時間後に期限切れとなります。
- 例 2:23:00 UTC に認定され、TTL が 1 日の場合。TTL は、24 時間 + 24 時間 - 23 = 25 時間後に期限切れとなります。
TTL とセグメントからのドロップアウト
ユーザーは、TTL 期間内にいずれの特性も確認されない場合、セグメントから除外されます。例えば、TTL が 30 日の 1 つの特性セグメントがある場合、30 日以内に再びその特性が確認されないと、ユーザーはそのセグメントからドロップアウトします。
TTL とセグメントの更新
TTL 期間内にそのセグメントの特性が確認されると、TTL がリセットされ、ユーザーはセグメントにとどまります。また、ほとんどのセグメントにはそれぞれ独自の TTL 期間を持つ複数の特性が含まれているので、ユーザーは、セグメントに関連付けられた任意の特性が確認され続けている限り、セグメントにとどまることができます(TTL 期間はリセットされます)。
例えば、特性 A(30 日の TTL)と特性 B(15 日の TTL)で構成されるセグメント 1 があるとします。訪問者について各特性が 1 回だけ確認されていると仮定した場合の、TTL 更新プロセスおよびセグメントに属している期間の合計を以下の図で説明します。
Audience Manager TTL はサードパーティの TTL 設定とは独立している
Audience Manager ピクセルに対して設定されたTTL は、サードパーティ(DSP、広告ネットワークなど)によって使用される他のピクセルに設定された TTL とは独立して動作することに注意してください。