強制隔離されたアドレスへのアクセス

強制隔離されたアドレスは、特定の配信先またはプラットフォーム全体について表示できます。

配信の強制隔離

強制隔離アドレスは、配信準備フェーズの間、配信ダッシュボードの配信ログに一覧表示されます。

配信ごとに、配信の概要 ​レポートを確認することもできます。このレポートには、配信ターゲット内の強制隔離中のアドレス数が表示され、次のように表示されます。

  • 配信分析時に強制隔離されたアドレス数
  • 配信アクション後に強制隔離されたアドレス数

配信不能アドレスとバウンスアドレス

Campaign 管理者は​ プラットフォーム全体に対して ​強制隔離されたアドレスのリストを表示するために、管理/キャンペーン管理/配信不能件数の管理/配信不能件数およびアドレス ​を参照できます。このセクションには、メールSMS および​ プッシュ通知 ​チャネルの強制隔離された要素のリストが表示されます。

NOTE
強制隔離の件数は時間と共に増加します。例えば、メールアドレスの寿命が 3 年と考えられ、受信者テーブルが毎年 50%増加する場合、強制隔離の増加は次のように計算できます。
1 年目の終了時:(1*0.33)/(1+0.5)=22%。
2 年目の終了時:((1.22*0.33)+0.33)/(1.5+0.75)=32.5%。

さらに、ホームページの「レポート」セクションから入手できる​ 配信不能件数とバウンス数 ​の組み込みレポートには、強制隔離中のアドレス、発生したエラーのタイプおよびエラーのドメイン別分類に関する情報が表示されます。特定の配信のデータをフィルターしたり、必要に応じてこのレポートをカスタマイズしたりできます。

バウンスアドレスについて詳しくは、配信品質のベストプラクティスガイドを参照してください。

強制隔離されたメールアドレス

あらゆる受信者のメールアドレスのステータスを調べることができます。

そのためには、受信者のプロファイルを選択し、「配信」タブをクリックします。その受信者に対するすべての配信について、アドレスが失敗したか、分析中に強制隔離されたかなどを確認できます。

各フォルダーについて、以下のように、強制隔離されたメールアドレス ​組み込みフィルターを使用して、メールアドレスが強制隔離されている受信者のみを表示できます。

強制隔離アドレスを削除

特定の条件に一致するアドレスは、データベースクリーンアップ ​組み込みワークフローによって強制隔離リストから自動的に削除されます。

次の場合、アドレスは強制隔離リストから自動的に削除されます。

  • エラーあり」ステータスのアドレスは、配信が正常に完了すると、強制隔離リストから削除されます。
  • エラーあり」ステータスのアドレスは、最後のソフトバウンスが 10 日以上前に発生した場合に、強制隔離リストから削除されます。ソフトエラー管理について詳しくは、この節を参照してください。
  • エラーあり」ステータスのアドレスで、メールボックス容量超過 ​エラーでバウンスしたアドレスは、30 日後に強制隔離リストから削除されます。

その後、ステータスは「有効」に変わります。

CAUTION
アドレスが​ 強制隔離中 ​または「ブロックリスト登録済み」のステータスの受信者は、メールを受信した場合でも削除されません。

また、強制隔離リストからアドレスを手動で削除することもできます。強制隔離からアドレスを削除するには、次の操作を実行します。

  • 管理/キャンペーン管理/配信不能件数の管理/配信不能件数およびアドレス ​ノードから、ステータスを「有効」に変更します。

例えば、受信者に正常に配信できないためにメールが誤ってバウンスとしてマークされる ISP の停止の場合に、強制隔離リストで一括更新を実行する必要がある場合があります。

これを実行するには、影響を受けるすべての受信者を強制隔離リストから削除して、Campaign による今後のメール配信に含められるよう、ワークフローを作成し、強制隔離テーブルにクエリを追加して、影響を受けるすべての受信者を除外します。

このクエリで推奨されるガイドラインを次に示します。

  • エラーテキスト(強制隔離テキスト) ​に「Momen_Code10_InvalidRecipient」が含まれる
  • メールドメイン(@domain) ​が domain1.com と等しい、または​ メールドメイン(@domain) ​が domain2.com と等しい、または​ メールドメイン(@domain) ​が domain3.com と等しい
  • 更新ステータス(@lastModified) ​が MM/DD/YYYY HH:MM:SS AM 以降
  • 更新ステータス(@lastModified) ​が MM/DD/YYYY HH:MM:SS PM 以前

影響を受ける受信者のリストを受信したら、データを更新 ​アクティビティを追加して、ステータスを「有効」に設定し、データベースクリーンアップ ​ワークフローで強制隔離リストから削除されるようにします。また、強制隔離テーブルから削除するだけでもかまいません。

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