Campaign ユーザーインターフェイスの設定 ui-settings
デフォルトの単位 default-units
Adobe Campaign では、有効期間(リソースの有効期間、タスクの承認期限など)を表すフィールドの場合、値を次の 単位 で表すことができます。
- s(秒)
- mn(分)
- h(時間)
- d(日)
Campaign エクスプローラーのカスタマイズ customize-explorer
Campaign エクスプローラーにフォルダーを追加したり、ビューを作成したり、権限を割り当てたりできます。
フォルダーとビューを管理する方法については、このページを参照してください
リストの管理とカスタマイズ customize-lists
Campaign クライアントコンソールでは、データはリストに表示されます。これらのリストは、ニーズに合わせて調整できます。例えば、列の追加、データのフィルタリング、レコードのカウント、設定の保存と共有を行うことができます。
また、フィルターを作成して保存できます。フィルターについて詳しくは、このページを参照してください。
レコードの数 number-of-records
Adobe Campaign には、デフォルトで、リストの最初の 200 件のレコードが読み込まれます。つまり、表示しているテーブルのすべてのレコードが表示されるわけではありません。リスト内のレコード数のカウントを実行して、レコードをさらに読み込むことができます。
リスト画面の右下の部分にある カウンター を使用すると、読み込まれているレコード数とデータベース内の合計レコード数(フィルターの適用後)が示されます。
240/?
など、右側に数値ではなく疑問符が表示される場合は、カウンターをクリックして計算を起動します。
追加レコードを読み込んで表示するには、「読み込みを続行」をクリックします。デフォルトでは、200 件のレコードが読み込まれます。読み込むデフォルトのレコード数を変更するには、リストの右下にある「リストを設定」アイコンを使用します。リスト設定ウィンドウで、「詳細設定パラメーター」(左下)をクリックして、取得する行数を変更します。
すべてのレコードを読み込むには、リストを右クリックして「すべて読み込む」を選択します。
列の追加と削除 add-columns
リストごとに、組み込みの列設定を調整して、詳細情報を表示したり、未使用の列を非表示にしたりできます。
レコードの詳細にデータが表示されている場合は、フィールドを右クリックし、「リストに追加」を選択します。
既存の列の右側に列が追加されます。
また、リスト設定画面を使用して、列を追加および削除することもできます。
-
レコードのリストから、右下のセクションにある「リストを設定」アイコンをクリックします。
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使用可能フィールド リストに追加するフィールドをダブルクリックします。これらのフィールドは、出力列 リストに追加されます。
note note NOTE デフォルトでは、詳細フィールドは表示されません。表示するには、使用可能フィールドのリストの右下にある「詳細フィールドを表示」アイコンをクリックします。 フィールドは、SQL フィールド、リンクテーブル、集計フィールドなどの特定のアイコンで識別されます。選択した各フィールドの説明が、使用可能フィールドのリストの下に表示されます。 -
上/下矢印を使用して 表示順序 を変更します。
-
「OK」をクリックして設定を確定し、結果を表示します。
列を削除する必要がある場合は、列を選択し、ごみ箱 アイコンをクリックします。
「値の配分」アイコンを使用し、現在のフォルダーの選択されたフィールドの値の配分を参照できます。
新しい列の作成 create-a-new-column
新しい列を作成して、リストに表示するフィールドを増やすことができます。
列を作成するには、次の手順に従います。
- レコードのリストから、右下のセクションにある「リストを設定」アイコンをクリックします。
- 追加 アイコンをクリックして、リストに新しいフィールドを表示します。
- 列に追加するフィールドを設定します。
サブフォルダー内のデータの表示 display-sub-folders-records
リストには、次の内容を表示できます。
- 選択したフォルダーに含まれるすべてのレコード(デフォルト)
- 選択したフォルダーとそのサブフォルダーに含まれるすべてのレコード
表示モードを切り替えるには、Campaign ツールバーの サブフォルダーのコンテンツを表示 をクリックします。
リスト設定の保存 saving-a-list-configuration
リストの設定は、各ユーザーに対してローカルに定義されます。ローカルキャッシュがクリアされると、ローカルの設定が無効になります。
デフォルトでは、設定パラメーターは、対応するフォルダータイプのすべてのリストに適用されます。受信者のリストがフォルダーからどのように表示されるかを変更すると、この設定は他のすべての受信者フォルダーに適用されます。
同じタイプの異なるフォルダーに適用される複数の設定を保存できます。設定は、データが含まれるフォルダーのプロパティとともに保存され、再適用できます。
リストの設定を保存して再利用するには、以下の手順に従います。
- エクスプローラーから、表示されているデータを含むフォルダーを右クリックします。
- 「プロパティ」を選択します。
- 「詳細設定」をクリックし、「設定」フィールドで名前を指定します。
- 「OK」をクリックし、「保存」をクリックします。
この設定を同じタイプの別のフォルダーに適用できます。フォルダーについて詳しくは、このページを参照してください。
リストのエクスポート exporting-a-list
リストからデータをエクスポートするには、エクスポートウィザードを使用する必要があります。これにアクセスするには、リストからエクスポートする要素を選択し、右クリックして「エクスポート…」を選択します。
リストの並べ替え sorting-a-list
リストに大量のデータが含まれている場合があります。これらのデータを並べ替えたり、標準フィルターまたは詳細フィルターを適用したりすることができます。並べ替えでは、データを昇順または降順で表示できます。フィルターでは、基準を定義または組み合わせて、選択したデータのみを表示できます。
列ヘッダーをクリックして、昇順または降順ソートを適用するか、データの並べ替えをキャンセルできます。アクティブな並べ替えステータスおよび並べ替え順は、列ラベルの前の青色の矢印で示されます。列ラベルの前の赤色のダッシュは、データベースからインデックス付けされたデータに並べ替えが適用されていることを意味します。この並べ替え方法は、並べ替えジョブを最適化するために使用されます。
並べ替えの設定をおこなったり、並べ替え基準を組み合わせることもできます。これをおこなうには、以下の手順に従います。
-
リストの右下にある「リストを設定」をクリックします。
-
リスト設定ウィンドウで、「並べ替え」タブをクリックします。
-
並べ替えるフィールドと、並べ替えの順番(昇順または降順)を選択します。
-
並べ替えの優先度は、並べ替え列の順序を使用して定義されます。
優先度を変更するには、適切なアイコンを使用して列の順序を変更します。並べ替えの優先度は、リスト内の列の表示には影響しません。
-
「OK」をクリックしてこの設定を確定し、リストで結果を表示します。
列挙の操作 enumerations
列挙(「定義済みリスト」とも呼ばれます)とは、フィールドへの入力候補としてシステムによって表示される値のリストです。列挙を利用することでフィールドの値を統一することができ、データ入力時やクエリでの利用に便利です。
値のリストはドロップダウンリストとして表示され、値を選択すると、その値がフィールドに入力されます。また、このドロップダウンリストには予測入力機能があり、最初の数文字を入力すると続きが自動的に補完されます。
この種のフィールドに関する、入力値の定義や全般的な管理作業(値の追加や削除)は、ツリーの 管理/プラットフォーム/列挙 ノードで行なわれます。
列挙のタイプ types-of-enum
列挙は、エクスプローラーの 管理/プラットフォーム/列挙 フォルダーに格納されています。
使用可能な値はオープン、システム、顔文字、クローズドのいずれかです。
- オープン 列挙を使用すると、ユーザーはこの列挙に基づいてフィールドに新しい値を直接追加できます。
- クローズド 列挙には、エクスプローラーの 管理/プラットフォーム/列挙 フォルダーからのみ変更できる値の固定リストがあります。
- 顔文字 列挙を使用すると、顔文字リストを更新できます。詳細情報
- システム 列挙は、システムフィールドに関連付けられており、内部名が付いています。
オープン および クローズド の列挙では、次の特定のオプションを使用できます。
エイリアスクレンジング alias-cleansing
列挙フィールドでは、値を選択するか、ドロップダウンリストに表示されないカスタム値を入力できます。カスタム値は、新しい列挙値として既存の列挙値に追加できます。この場合、「オープン」オプションを選択する必要があります。これらのカスタム値は、エイリアスクレンジング機能を使用して削除できます。例えば、ユーザーが Adobe
の代わりに Adob
を入力すると、エイリアスクレンジングプロセスによって、自動的に正しい用語に置き換えることができます。
列挙にデータクレンジング機能を使用するには、「エイリアスクレンジング」オプションを有効にします。このオプションを選択すると、ウィンドウの下部に「エイリアス」タブが表示されます。
ユーザーがエイリアスクレンジングの列挙に存在しない値を入力すると、値 リストに追加されます。これらの値からエイリアスを作成するか、ゼロから新しいエイリアスを作成することができます。
エイリアスの作成 create-alias
エイリアスを作成するには、次の手順に従います。
-
「エイリアス」タブの「追加」ボタンをクリックします。
-
変換元となるエイリアスを入力し、ドロップダウンリストで適用する値を選択します。
-
「OK」をクリックして確定します。
-
変更内容を保存します。値の置換は、毎晩実行される エイリアスクレンジング ワークフローによって実行されます。データクレンジングの実行を参照してください。
この列挙に基づくすべてのフィールドについて、ユーザーが(Adobe Campaign クライアントコンソールの web フォームにある)「会社」フィールドに「Adob」の値を入力すると、値が「Adobe」に自動置換されます。
誤った値をエイリアスに変換 convert-to-alias
また、既存の列挙値をエイリアスに変換することもできます。次の手順を実行します。
-
列挙の値のリストで、右クリックし、アクション…/値をエイリアスに変換… を参照します。
-
エイリアスに変換する値を選択し、「次へ」をクリックします。
-
「開始」をクリックして変換を実行します。
実行が完了すると、エイリアスが「エイリアス」タブのリストに追加されます。正しい値を関連付けて、誤ったエントリを置き換えることができます。次の手順を実行します。
-
削除する値を選択します。
-
「詳細…」ボタンをクリックします。
-
ドロップダウンリストで新しい値を選択します。
データクレンジングの実行 running-data-cleansing
データクレンジングは エイリアスクレンジング ワークフローによって実行されます。デフォルトでは毎日実行されます。
また、「値をクレンジング」リンクでは、クレンジングの実行をトリガーすることもできます。
「詳細設定パラメーター」リンクでは、収集される値を処理対象にし始める日付を設定できます。
「開始」ボタンをクリックすると、データクレンジングが実行されます。
発生件数の監視 calculate-entry-occurrences
列挙の「エイリアス」サブタブでは、入力されたすべての値の中に特定のエイリアスが含まれていた回数を表示できます。この情報は推定値であり、「ヒット数」列に表示されます。
「値をクレンジング」リンクを使用すると、ヒット数の計算を手動で実行することもできます。これを行うには、「詳細設定パラメーター…」リンクをクリックし、オプションを選択します。
- 「エイリアスヒット数を更新」:入力された日付に基づいて、既に計算済みのヒット数を更新する場合に選択します。
- 「開始からのエイリアスのヒット数を再計算」:Adobe Campaign プラットフォーム全体に対して計算処理を実行する場合に選択します。
指定した期間について計算を自動実行する(例:週に 1 回)ための専用ワークフローを作成することもできます。
そのためには、エイリアスクレンジング ワークフローのコピーを作成し、スケジューラーを変更して、列挙値のクレンジング で次の設定を使用します。
- -updateHits:エイリアスのヒット数を更新する場合
- -updateHits:full:エイリアスのヒット数をすべて再計算する場合