テクニカルワークフローとデータレプリケーション wf-data-replication
テクニカルワークフロー tech-wf
エンタープライズ(FFDA)デプロイメントのコンテキストでは、Adobe Campaign には、組み込みのテクニカルワークフローのセットが備わっています。テクニカルワークフローは、サーバーで定期的にスケジュールされたプロセスやジョブを実行します。
これらのワークフローでは、データベースに対する保守操作の実行、配信ログのトラッキング情報の利用、繰り返しキャンペーンの作成などを行います。
すべてのテクニカルワークフローのリストについて詳しくは、このページを参照してください。
これらのテクニカルワークフローに加えて、キャンペーン v8 では、データレプリケーションを管理するための特定のテクニカルワークフローも利用します。
- 参照テーブルをレプリケート
このワークフローは、Campaign のローカルデータベース(Postgres)とクラウドデータベース(Snowflake)に不可欠なビルトインテーブルの自動レプリケーションを実行します。
毎日 1 時間ごとに実行するようにスケジュールされます。lastModified フィールドが存在する場合、レプリケーションは増分的に行われます。存在しない場合はテーブル全体がレプリケートされます。次の配列内のテーブルの順序は、レプリケーションワークフローで使用される順序です。 - ステージングデータをレプリケート
このワークフローは、単一の呼び出し用にステージングデータを複製します。毎日 1 時間ごとに実行するようにスケジュールされます。 - 直ちに FFDA をデプロイ
このワークフローは、Cloud データベースへの即時デプロイメントを実行します。 - 直ちに FFDA データをレプリケート
このワークフローは、指定の外部アカウントの XS データをレプリケートします。
これらのテクニカルワークフローは、Campaign エクスプローラーの 管理/本番環境/テクニカルワークフロー/フル FFDA レプリケーション ノードから利用できます。これらは変更できません。
必要に応じて、データの同期を手動で開始できます。これを実行するには、「スケジューラー」アクティビティを右クリックし、「保留中のタスクを今すぐ実行」を選択します。
データのレプリケーション data-replication
一部のビルトインテーブルは、上述の専用ワークフローを介して、Campaign のローカルデータベースから Snowflake クラウドデータベースにレプリケートされます。
Adobe Campaign v8 が使用するデータベース、データがレプリケートされる理由、レプリケートされるデータおよびレプリケーションプロセスの仕組みについて説明します。
データレプリケーションポリシー data-replication-policies
レプリケーションポリシーはテーブルのサイズに基づいています。リアルタイムでレプリケートされるテーブルもあれば、時間単位でレプリケートされるテーブルもあります。増分的に更新されるテーブルもあれば、全体が置き換えられるテーブルもあります。
ビルトインの 参照テーブルのレプリケート テクニカルワークフローに加えて、独自のワークフローでデータレプリケーションを強制することもできます。
以下を行うことができます。
- 次のコードを使用して特定の JavaScript コード アクティビティを追加する:
nms.replicationStrategy.StartReplicateStagingData("dem:sampleTable")
- 次のコマンドを使用して、特定の nlmodule アクティビティを追加する:
nlserver ffdaReplicateStaging -stagingSchema -instance:acc1
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