パーソナライゼーションのデータソース personalization-data
パーソナライゼーションのデータは、Campaign データベースのデータソース、外部ファイルのデータソース、外部データベースのデータソースなど、様々なタイプのソースから取得できます。
Campaign データベースのデータソース
最も一般的なケースでは、パーソナライゼーションデータはデータベースに保存されます。例えば、「受信者パーソナライゼーションフィールド」は、受信者テーブルで定義されているすべてのフィールド、標準フィールド(通常は、姓、名、住所、市区町村、生年月日など)、またはカスタムフィールドです。
外部ファイルのデータソース
列で定義されたすべてのフィールドを含む外部ファイルを使用できます。このファイルは、メッセージ配信を定義する際に入力として使用します。これらのプロファイルをデータベースに挿入するかどうかを選択できます。
データソースとして使用するファイルを選択するには、メッセージ作成ウィンドウで宛先リンクを参照し、「外部ファイルで定義」オプションを選択します。ファイルが読み込まれたら、「ファイルからのフィールド」エントリから、パーソナライゼーションオプションの受信者データにアクセスします。
FDA データソース
パーソナライゼーションデータは、Federated Data Access を通じて外部テーブルから取得できます。外部データベースのデータを使用して配信のパーソナライゼーションを実行する場合は、ワークフローで使用するデータを収集して一時テーブルで利用できるようにします。
これを実行するには、ターゲティングワークフローに クエリ アクティビティを追加し、「データを追加…」リンクを使用して外部データベースを選択します。プロセスについて詳しくは、この節を参照してください。
そして、一時テーブルのデータを使用して配信をパーソナライズします。クエリアクティビティを設定したら、ターゲット式 エントリから、パーソナライゼーションオプションの外部データにアクセスします。
FDA でアクセスする外部データを使用する場合は、以下に示すように、「ワークフローを使用してパーソナライゼーションデータを準備」オプションを使用して、専用のワークフローでメッセージのパーソナライゼーションを前処理することをお勧めします。
パーソナライゼーションの最適化 optimize-personalization
配信プロパティの「分析」タブで使用できる専用のオプション、「ワークフローを使用してパーソナライゼーションデータを準備」を使用して、パーソナライゼーションを最適化できます。
このオプションを選択すると、配信の分析時に、一時テーブル内のターゲットにリンクするすべてのデータ(FDA にリンクするテーブルのデータなど)を保存するワークフローが自動的に作成、実行されます。
これにより、大量のデータを処理する場合(特にパーソナライゼーションデータが FDA を通じて外部テーブルから提供される場合)、配信分析のパフォーマンスを大幅に向上させることが可能です。詳細情報。
このオプションを使用するには、以下の手順に従います。
- キャンペーンを作成します。
- キャンペーンの「ターゲティングとワークフロー」タブで、ワークフローに クエリ アクティビティを追加します。
- メール配信 アクティビティをワークフローに追加して開きます。
- 配信プロパティ の「分析」タブで、「ワークフローを使用してパーソナライゼーションデータを準備」オプションを選択します。
- 配信を設定し、ワークフローを開始して分析を開始します。
分析が完了すると、パーソナライゼーションデータは、分析中にオンザフライで作成された一時的なテクニカルワークフローを通じて一時テーブルに格納されます。
このワークフローは、Adobe Campaign インターフェイスには表示されません。これは、パーソナライゼーションデータを迅速に格納および処理するための単なる技術的な手段です。
分析が完了したら、ワークフローの プロパティ に移動し、「変数」タブを選択します。一時テーブルの名前が表示されます。この名前を使用して SQL 呼び出しをおこなって、一時テーブルに含まれている ID を表示することができます。
ワークフロー内のパーソナライゼーションデータ
ワークフローのコンテキストで配信を作成すると、一時的なワークフローテーブルからのデータを使用できます。ワークフローの一時ワークテーブルに保存されたデータは、パーソナライゼーションタスクに使用できます。データは、パーソナライゼーションフィールドで使用できます。
このデータは、ターゲット式 メニューでグループ化されています。詳しくは、この節を参照してください。