BCC アドレスに対するメッセージのコピーの送信 bcc
「BCC でメールを送信」について gs-bcc
プラットフォームから送信されたメールのコピーを保持するように Adobe Campaign を設定できます。このオプションにより、メッセージを専用の BCC(ブラインドカーボンコピー)メールアドレスに送信し、外部システムを使用して処理およびアーカイブできます。
Adobe Campaign 自体はアーカイブされたファイルを管理しません。送信された電子メールに対応する .eml ファイルは、SMTP 電子メールサーバーなどのリモートサーバーに転送できます。
アーカイブ先は選択した BCC メールアドレスです。配信の受信者には表示されません。BCC メールアドレスを定義したら、配信テンプレートレベルで専用オプションを有効にする必要があります。
「BCC でメールを送信」を有効にする enable-bcc
特定の配信テンプレートに対して BCC を有効にするには、次の手順に従います。
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Campaign エクスプローラーから、配信テンプレートフォルダーを参照します。デフォルトでは、配信テンプレートは リソース/テンプレート/配信テンプレート フォルダーに保存されます。
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配信テンプレートを編集して BCC で更新します。
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「プロパティ」ボタンをクリックします。
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「配信」タブで、「BCC でメールを送信」オプションをオンにします。
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「OK」をクリックして確定します。
このテンプレートに基づく各配信に対するすべての送信済みメッセージのコピーが、プラットフォームに設定済みの「BCC でメールを送信」アドレスに送信されます。
ガードレールとレコメンデーション recommendations-bcc
Adobe Campaign で「BCC でメールを送信」を使用する場合、次のガードレールとレコメンデーションが適用されます。
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BCC に設定できるメールアドレスは 1 つだけです。
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BCC アドレスに、送信されるすべてのメールをアーカイブするだけの受信容量があることを確認します。
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BCC でメールを送信は、受信者に配信する前に BCC メールアドレスに配信することで、元の配信がバウンスした場合でも BCC メッセージが送信される可能性があります。バウンスについて詳しくは、配信エラーについてを参照してください。
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BCC アドレスに送信されたメールは、開封やクリックスルーしないでください。これらのアクティビティは、送信分析の 合計開封数 と クリック数 に含められるので、計算の誤りの原因となる可能性があります。