このページは、2021年にリリースされた Journey Optimizer の機能と改善点をすべて一覧表示しています。
CNAME サブドメインのデリゲーション |
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Adobe Journey Optimizer で CNAME がサポートされるようになりました。CNAME(正規名レコード)とは、IP アドレスではなく別のドメインアドレスを指すレコードです。CNAME サブドメインデリゲーションを使用すると、サブドメインを作成し、CNAME を使用してアドビ固有のレコードを指定できます。この設定を使用すると、 メールの送信、レンダリング、トラッキングの環境を設定するために、DNS の管理に対する責任を、お客様とアドビで共有します。 組織のポリシーで完全なサブドメインデリゲーションの方法が制限されている場合は、この方法をお勧めします。 CNAME サブドメインのデリゲーションについて詳しくは、 詳細ドキュメントを参照してください。 |
意思決定管理 - オファーのシミュレーション |
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Journey Optimizer UI で、特定のプレースメントの場合にテストプロファイルに配信されるオファーをシミュレートできるようになりました。これにより、実稼動環境に配置する前に、実施要件の制約やランキングアルゴリズムなどの決定ロジックを容易に検証できます。この機能を使用すると、技術に詳しいユーザーもそうでないユーザーも意思決定管理を迅速にテストし、潜在的な問題をトラブルシューティングできます。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
意思決定管理 - オファーのパーソナライズ |
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Journey Optimizer UI の随所に用意されている式エディターコンポーネントと同じものを使用して、Adobe Experience Platform のプロファイル属性とオーディエンスでオファーのコンテンツをパーソナライズできるようになりました。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
その他の変更点については、Adobe Experience Platform 10月のリリースノートも参照してください。
ジャーニー
式エディター - パワーユーザーは、関数を使用してマップを操作できるようになりました。この機能は、サブスクリプションリストで利用できます。例えば、オーディエンスでは、サブスクリプションリストからメールアドレスを取得できるようになりました。詳しくは、このサンプルを参照してください。
監視 - ライブジャーニーのステップイベントとテストモードが強化されました。プロファイルエクスポートジョブに関連する新規フィールドが追加されました。ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、ステップイベントフィールドが様々なカテゴリに分類されるようになりました。以前のステップイベントフィールドはすべて、引き続きstepEvents カテゴリで使用できます。
アクセシビリティ - ジャーニーにアクセシビリティ機能の強化が実装されました。
コレクション - サブオブジェクトを含んだオブジェクトの配列がサポートされるようになりました。詳細情報
リスト - ジャーニー、イベント、アクション、データソースのリスト画面が改善されました。
レポート
管理
パーソナライゼーション
意思決定管理
レポート - ターゲットオーディエンスに対するインサイトの向上 |
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レポートで新しい指標を使用できます。メールおよびプッシュメッセージの「ターゲット」と「除外」がライブレポートとグローバルレポートの両方に表示されます。 最新の指標にアクセスするには、チャネルとレポートのタイプごとに異なるレポートダッシュボードをリセットする必要があります。ダッシュボードのカスタマイズについて詳しくは、詳細ドキュメントを参照してください。 メッセージ実行リストの新しい列に、メッセージ実行ごとのターゲットプロファイル数が表示されます。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
カスタムアクションを使用したデータリストの動的な受け渡し |
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実行時に動的に入力されるカスタムアクションパラメーターに、コレクションつまりデータのリストを渡すことができるようになりました。単純なコレクションとオブジェクトコレクションの 2 種類のコレクションがサポートされています。以前に作成したカスタムアクションは引き続き機能します。 コレクションについて詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 filter 関数と intersect 関数が、高度な式エディターで使用できる関数のリストに追加されました。これにより、コレクションのフィルタリングと比較でさらに多くのことを行えるようになります。 |
ジャーニー
メール設定
最適なタイミングでのメッセージの送信 - 送信時間の最適化 |
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Adobe Journey Optimizer とのエンゲージメントの対象となる顧客ごとに、最適なタイミングでプッシュ通知またはメールを自動的に送信します。アドビの AI サービスを活用した送信時間最適化により、メールまたはプッシュメッセージの送信に最適な時間を標準で予測して、過去の開封率やクリック率に基づいてエンゲージメントを最大化できます。 この機能は現在ベータ版で、ベータ版のお客様のみご利用いただけます。ベータ版プログラムに参加するには、アドビカスタマーケアにお問い合わせください。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
ビジネスイベントでのスキーマ関係の活用 - ルックアップテーブルの管理 |
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ビジネスイベントの設定時に、スキーマ間の関係を活用できるようになりました。これに加えて、単一イベントの設定、ジャーニーでの条件の使用、メッセージのパーソナライゼーションおよびカスタムアクションのパーソナライゼーションの際に、リンクされたテーブルのフィールドも活用できます。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
パーソナライズされた URL |
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パーソナライズされた URL は、プロファイル属性に応じて、受信者を web サイトの特定のページに誘導するか、パーソナライズされたマイクロサイトに誘導します。Adobe Journey Optimizer で、メッセージコンテンツの URL にパーソナライゼーションを追加できるようになりました。URL のパーソナライゼーションはテキストや画像に適用でき、その際にプロファイルデータやコンテキストデータを使用できます。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
ユーザーへのメールの確実な配信 - メールの再試行 |
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プリセットごとに再試行期間を定義して、不要になったときに再試行がそれ以上実行されないようにすることが可能になりました。例えば、1 日のみ有効なリンクを含んだパスワードリセット用トランザクションメッセージの場合は、再試行期間を 24 時間に設定できます。なお、再試行設定はメールチャネルにのみ適用されます。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
送信から除外するアドレスの定義 - 抑制リスト |
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ユーザーインターフェイスでメールアドレスとドメインを抑制リストに追加する際に、1 つずつ追加するか、CSV ファイルのアップロードを使用して一括モードで追加するかを選択できるようになりました。 詳しくは、 詳細なドキュメントを参照してください。 |
ジャーニー
ユーザーインターフェイス
コンテンツデザイン
パーソナライゼーション
メール設定
意思決定管理
メッセージでのメタデータの使用 - ルックアップテーブルの管理 |
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Journey Optimizer に読み込んだ参照データを使用して、エクスペリエンスを強化できます。例えば、エクスペリエンスイベントで予約 ID のメタデータを検索したり、キャンバスで使用するためにエクスペリエンスイベントで SKU から製品情報を検索したりすることができます。 あるデータセットを別のデータセットのルックアップテーブルとして使用するために、スキーマ間の関係を活用できるようになりました。その場合、リンクされたテーブルのすべてのフィールドは、単一イベントの設定時、ジャーニーでの条件の使用時、メッセージのパーソナライゼーション、カスタムアクションのパーソナライゼーションに活用できます。 詳しくは、詳細なドキュメントを参照してください。 |
許可リスト |
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特定の送信セーフリストをサンドボックスレベルで定義して、テスト目的の安全な環境を構築できるようになりました。ミスが発生する可能性のある非実稼働インスタンスでは、許可リストにより、不要なメッセージが顧客に送信されるリスクがなくなります。この機能は、抑制 API を利用することで有効になります。 詳しくは、 詳細なドキュメントを参照してください。 |
ジャーニー
プレビューとテスト
パーソナライゼーション式エディター
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プロパティを持つ内部スタイルシートがサポートされていない HTML ファイルをアップロードする際の電子メールデザイナーの問題を修正しました。