Adobe Journey Optimizer データエンジニアは、Journey Optimizer で調整されたエクスペリエンスを強化するための顧客プロファイルデータの準備と維持、スキーマによる顧客データとビジネスデータのモデル化、データを取り込むためのソースコネクタの設定を行います。システム管理者 からアクセス権を付与され、環境の準備ができたら、Adobe Journey Optimizer での作業を開始できます。
データを特定しスキーマとデータセットを作成して Adobe Experience Platform にデータを取り込む方法については、このページを参照してください。
データ取り込みの詳細:Adobe Experience Platform ドキュメント.
ID 名前空間、プロファイルに対して有効化されたデータセット、テストプロファイルなどを作成する手順について詳しくは、以下の節を参照してください。
ID 名前空間を作成します。Adobe Journey Optimizer では、ID であらゆるデバイスやチャネルにわたって消費者がリンクされ、その結果が ID グラフになります。リンクされた ID グラフを使用すると、あらゆるビジネスタッチポイントでのインタラクションに基づいてエクスペリエンスをパーソナライズすることができます。ID と ID 名前空間について詳しくは、このページを参照してください。
スキーマを作成してプロファイルに対して有効にします。スキーマは、データの構造と形式を表現し検証する一連のルールです。スキーマは、概要レベルで実世界のオブジェクト(人など)の抽象的な定義を提供し、そのオブジェクトの各インスタンスに含めるデータ(名、姓、生年月日など)の概要を示します。スキーマについて詳しくは、このページを参照してください。
データセットを作成してプロファイルに対して有効にします。データセットは、スキーマ(列)とフィールド(行)で構成されるデータコレクション(通常はテーブル)を格納し管理するための構造です。データセットには、保存するデータの様々な側面を記述したメタデータも含まれます。データセットを作成したら、既存のスキーマにマッピングし、データを追加できます。データセットについて詳しくは、このページを参照してください。
ソースコネクタを設定します。Adobe Experience Platform では、外部ソースからデータを取り込みながら、Platform サービスを使用して入力データの構造化、ラベル付けおよび強化を行うことができます。アドビのアプリケーション、クラウドベースのストレージ、データベースなど、様々なソースからデータを取り込むことができます。ソースコネクタについて詳しくは、このページを参照してください。
テストプロファイルを作成します。ジャーニーでテストモードを使用する際や、送信前にメッセージをプレビューしてテストするには、テストプロファイルが必要です。テストプロファイルの作成手順について詳しくは、このページを参照してください。
©さらに、ジャーニーでメッセージを送信できるようにするには、データソース、イベントおよびアクションを設定する必要があります。詳しくは、この節を参照してください。
データソースを設定すると、システムへの接続を定義して、ジャーニーで使用する追加情報を取得することができます。データソースについて詳しくは、この節を参照してください。
イベントを使用すると、ジャーニーをまとめてトリガーし、ジャーニーに流入してくる個人にリアルタイムでメッセージを送信できます。イベントの設定では、ジャーニーで想定されるイベントを設定します。受信イベントのデータは、Adobe Experience Data Model(XDM)に従って正規化されます。イベントは、認証済みイベントと未認証イベント(Adobe Mobile SDK イベントなど)のストリーミング取得 API から取り込みます。イベントについて詳しくは、この節を参照してください。
Journey Optimizer には、メッセージ機能が組み込まれており、ジャーニー内でメッセージを作成し、コンテンツをデザインできます。 Adobe Campaign などのサードパーティシステムを使用してメッセージを送信する場合は、カスタムアクションを作成します。アクションについて詳しくは、この節を参照してください。