Adobe Analytics のお客様は、Analytics ソースコネクタを使用することで、Adobe Experience Platform および Customer Journey Analytics で、簡単にレポートスイートを活用できます。その方法について、次に説明します。
複数のレポートスイートにわたるデータ分析を実行するには、Select パッケージが必要です。使用している Customer Journey Analytics パッケージが不明な場合は、管理者にお問い合わせください。
Adobe Experience Platform および Customer Journey Analytics で Adobe Analytics レポートスイートの使用を開始する準備が整ったら、Customer Journey Analytics にシームレスに移行するためのデータを準備する際に検討すべき点がいくつかあります。詳しくは、次のページを参照してください。
データの準備が完了したら、Adobe Experience Platform および Customer Journey Analytics で使用するレポートスイートの設定を開始できます。
ソースコネクタを介してデータフローで設定された各レポートスイートは、個別のデータセットとして Adobe Experience Platform データレイクに保存されます。13 か月分の履歴レポートスイートデータが各データフローに自動的に含まれ、新しいデータが継続的に Adobe Experience Platform に送られます。(2023年4月26日(PT)以降、非実稼動用サンドボックスのバックフィルは、3 か月に制限されています)。Analytics ソースコネクタを使用すると、事前にスキーマを作成する必要がなくなります。Adobe Analytics 専用の標準化されたスキーマが自動的に作成されます。ただし、Adobe Experience Platform データ準備ツールを使用すると、データがデータレイクに保存されて Customer Journey Analytics で使用できるようになる前に、このスキーマを拡張できます。特定のタイプのデータはソースコネクタによって除外され、Adobe Experience Platform データレイクのデータセットには存在しないことに注意してください。他の行は、データレイクと Customer Journey Analytics の間で除外される場合があります。詳しくは、Adobe Analytics データと Customer Journey Analytics データの比較を参照してください。
Customer Journey Analytics および Adobe Analytics には多くの類似点があります。例えば、Customer Journey Analytics と Adobe Analytics の両方が、フリーフォームの思考速度分析を行うための Analysis Workspace 機能を提供します。ただし、Customer Journey Analytics は Adobe Experience Platform 内のアプリケーションで、Adobe Experience Platform をデータ取り込みに利用するため、Customer Journey Analytics と Adobe Analytics では、いくつかの重要な点に違いがあります。次の記事は、これらの違いを理解するのに役立ちます。