チャネルサーフェスの設定 set-up-channel-surfaces

Journey Optimizer では、チャネルサーフェス(例:メッセージプリセット)を設定して、メッセージに必要なすべての技術パラメーター(メールのタイプ、送信者のメールと名前、モバイルアプリ、SMS 設定など)を定義しておくことができます。

CAUTION

チャネルサーフェスを設定すると、ジャーニーまたはキャンペーンからメッセージを作成する際にチャネルサーフェスを選択できるようになります。

チャネルサーフェスを作成 create-channel-surface

チャネルサーフェスを作成するには、次の手順に従います。

  1. チャネルブランディングチャネルサーフェス ​メニューにアクセスし、「チャネルサーフェスを作成」をクリックします。

  2. サーフェスの名前と説明(オプション)を入力し、設定するチャネルを選択します。

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    NOTE
    名前は、文字(A ~ Z)で始める必要があります。使用できるのは英数字のみです。アンダースコア(_)、ドット(.)、ハイフン(-)も使用できます。
  3. メール ​チャネルを選択した場合は、この節の説明に従って設定を行ってください。

  4. プッシュ通知 ​チャネルの場合は、少なくとも 1 つのプラットフォーム(iOS または Android)を選択し、各プラットフォームで使用するモバイルアプリケーションを選択します。

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    NOTE
    プッシュ通知を送信するための環境の設定方法について詳しくは、この節を参照してください。
  5. SMS チャネルの場合は、この節の説明に従って設定を定義します。

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    NOTE
    SMS メッセージを送信するための環境の設定方法について詳しくは、この節を参照してください。
  6. すべてのパラメーターを設定したら、「送信」をクリックして確定します。なお、チャネルサーフェスをドラフトとして保存し、後で設定を再開することもできます。

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    NOTE
    選択した IP プールが以下の場合は、メールの表面の作成を続行できません (処理中 ステータス ) と、選択したサブドメインに関連付けられていないステータス。 詳細情報
    サーフェスをドラフトとして保存し、IP プールが​ 成功 ​ステータスになるまで待機して、サーフェスの作成を再開します。
  7. チャネルサーフェスが作成されると、リストに「処理中」のステータスで表示されます。

    この段階では、メッセージプリセットが適切に設定されていることを確かめるために、いくつかのチェックが実行されます。

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    NOTE
    サブドメインのメールサーフェスを作成する場合、処理時間は次に示すように異なります。
    • 新しいサブドメイン ​の場合、最初のチャネルサーフェスを作成するプロセスには 10 分から 10 日 ​かかる場合があります。
    • 非実稼動用サンドボックス ​の場合や、選択したサブドメインが別の承認されたチャネルサーフェスで​ 既に使用 ​されている場合、このプロセスにかかる時間は最大 3 時間 ​になります。

    このチェックには、アドビチームが行う設定および技術テストが含まれています。

    • SPF 検証
    • DKIM 検証
    • MX レコードの検証
    • 拒否リストへの IP 登録の検証
    • Helo ホストの検証
    • IP プールの検証
    • A/PTR レコード、t/m/res サブドメインの検証
    • FBL 登録(このチェックは、特定のサブドメインに対してメールサーフェスを初めて作成したときにのみ実行されます)
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    NOTE
    チェックが成功しなかった場合、考えられる失敗理由について詳しくはこの節を参照してください。
  8. チェックが正常に完了すると、チャネルサーフェスのステータスが「アクティブ」になります。メッセージの配信に使用する準備が整いました。

チャネルサーフェスの監視 monitor-channel-surfaces

すべてのチャネルサーフェスが​ チャネルチャネルサーフェス ​メニューに表示されます。リスト(チャネル、ユーザー、ステータス)の参照に役立つフィルターを使用できます。

作成されると、チャネルサーフェスは次のステータスになります。

  • ドラフト:チャネルサーフェスは下書きとして保存されており、まだ送信されていません。設定を再開するには、これを開きます。
  • 処理中:チャネルサーフェスが送信され、いくつかの検証手順を実行中です。
  • アクティブ:チャネルサーフェスは検証済みであり、選択してメッセージを作成できます。
  • 失敗:チャネルサーフェスの検証中に、1 つ以上のチェックが失敗しました。
  • 非アクティブ:チャネルサーフェスは非アクティブ化されています。新しいメッセージの作成には使用できません。

チャネルサーフェスの作成に失敗した場合、考えられる各エラー理由の詳細は次のとおりです。

これらのエラーのいずれかが発生した場合は、アドビカスタマーケアにご連絡ください。

  • SPF 検証に失敗しました:SPF(Sender Policy Framework)はメール認証プロトコルで、特定のサブドメインからメールを送信できる承認済み IP を指定できます。SPF 検証エラーは、SPF レコードの IP アドレスが、メールボックスプロバイダーへのメール送信に使用される IP アドレスと一致しないことを意味します。

  • DKIM 検証に失敗しました:DKIM(DomainKeys Identified Mail)を使用すると、受信したメッセージが関連ドメインの正規の送信者によって送信されたこと、および元のメッセージの内容が途中で改変されていないことを受信サーバーが検証できます。DKIM 検証の失敗は、メッセージコンテンツの信頼性とメッセージコンテンツの送信ドメインとの関連付けを受信メールサーバーが検証できないことを意味します。

  • MX レコードの検証に失敗しました:MX(Mail eXchange)レコードの検証の失敗は、特定のサブドメインに代わって受信メールを受け取るべきメールサーバーが正しく設定されていないことを意味します。

  • 配信品質の設定に失敗しました:配信品質の設定の失敗は、次のいずれかの理由で起こる可能性があります。

    • 割り当てられた IP がブロックリストに登録されている
    • helo 名が無効
    • 対応するサーフェスの IP プールで指定された IP 以外の IP からメールが送信される
    • 主要な ISP の受信ボックスにメールを配信できない

チャネルサーフェスの編集 edit-channel-surface

チャネルサーフェスを編集するには、次の手順に従います。

NOTE
プッシュ通知設定 ​は編集できません。チャネルサーフェスがプッシュ通知チャネル用にのみ設定されている場合は、編集できません。
  1. リストでチャネルサーフェス名をクリックして開きます。

  2. そのプロパティを必要に応じて編集します。

    note note
    NOTE
    チャネルサーフェスのステータスが​ アクティブ ​の場合、「名前」、「チャネルを選択」および「サブドメイン」フィールドは灰色表示になっており、編集できません。
  3. 送信」をクリックして、変更を確定します。

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    NOTE
    なお、チャネルサーフェスをドラフトとして保存し、後で更新を再開することもできます。

変更が送信されると、チャネルサーフェスは、チャネルサーフェスの作成時と同じような検証サイクルを経ます。編集の処理時間は、最大で 3 時間 ​かかる場合があります。

NOTE
編集するフィールドが「説明」、「メールタイプ」または「メールの再試行パラメーター」のみの場合、更新は即時に行われます。

更新の詳細 update-details

ステータスが​ アクティブ ​のチャネルサーフェスの場合は、更新内容の詳細を確認できます。それには、以下の手順を実行します。

アクティブなサーフェスの名前の横に表示されている「最新の更新」アイコンをクリックします。

最新の更新 ​画面には、更新ステータスやリクエストされた変更のリストなどの情報が表示されます。

更新ステータス update-statuses

チャネルサーフェスの更新には、次のステータスがあります。

  • 処理中:チャネルサーフェスの更新が送信され、いくつかの検証ステップを実行中です。
  • 成功:更新されたチャネルサーフェスが検証済みであり、選択してメッセージを作成できます。
  • 失敗:チャネルサーフェスの更新を検証中に、1 つ以上のチェックが失敗しました。

各ステータスについて以下で詳しく説明します。

処理中 surface-processing

いくつかの配信品質チェックが実行されて、サーフェスが正しく更新されたかどうかが検証されます。

NOTE
編集するフィールドが「説明」、「メールタイプ」または「メールの再試行パラメーター」のみの場合、更新は即時に行われます。

処理時間は、最大で 3 時間 ​かかる場合があります。検証サイクルで実行されるチェックについて詳しくは、この節を参照してください。

既にアクティブになっているサーフェスを編集する場合:

  • 検証プロセスが進行中の間は、ステータスは​ アクティブ ​のまま変わりません。

  • チャネルサーフェスリスト内のサーフェス名の横に「最新の更新」アイコンが表示されます。

  • 検証プロセス中は、このサーフェスを使用してメッセージを設定しても、古いバージョンのサーフェスが引き続き使用されます。

NOTE
更新中は、チャネルサーフェスを変更できません。名前はクリックできますが、フィールドはすべて灰色表示になっています。変更は、更新が正常に完了するまで反映されません。

成功 success

検証プロセスが正常に完了すると、このサーフェスを使用するすべてのメッセージで、新しいバージョンのサーフェスが自動的に使用されます。ただし、次の待機時間が必要になることがあります。

  • 単一メッセージで使用されるまでに数分間
  • サーフェスの次のバッチがバッチメッセージで有効になるまで

失敗 failed

検証プロセスが失敗した場合は、古いバージョンのサーフェスが引き続き使用されます。

考えられる失敗理由について詳しくは、この節を参照してください。

更新が失敗すると、サーフェスが再び編集可能になります。サーフェスの名前をクリックし、修正する必要のある設定を更新できます。

チャネルサーフェスの非アクティブ化 deactivate-a-surface

アクティブ ​なチャネルサーフェスを新しいメッセージの作成に使用できないようにするには、そのサーフェスを非アクティブにします。ただし、このサーフェスを現在使用しているジャーニーのメッセージは影響を受けず、引き続き機能します。

NOTE
更新の処理中にチャネルサーフェスを非アクティブ化することはできません。更新が正常に完了するか失敗するまで待つ必要があります。詳しくは、チャネルサーフェスの編集およびその中の更新ステータスを参照してください。
  1. チャネルサーフェスリストにアクセスします。

  2. 対象となるアクティブなサーフェスで、「その他のアクション」ボタンをクリックします。

  3. 非アクティブ化」を選択します。

NOTE
非アクティブ化されたチャネルサーフェスは削除できません。メッセージの送信にそのサーフェスを使用しているジャーニーで問題が発生しないようにするためです。

非アクティブ化されたチャネルサーフェスは直接編集できません。ただし、プリセットのコピーを作成し編集して新しいバージョンを作成し、それを使用して新しいメッセージを作成することはできます。また、プリセットを再度アクティブにし、更新が正常に完了するまで待って編集することもできます。

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