このページでは、Adobe Experience Platform の宛先の様々なタイプとカテゴリについて説明します。
Adobe Experience Platformでは、接続、データセットの書き出し、拡張機能など、様々な宛先タイプを区別します。 接続先には複数のタイプがあり、API ベースの宛先 ( ) にデータを書き出すことができます。
最後に、宛先カタログ内のすべての組織で使用可能な公開先と、Real-time CDP Ultimate のお客様が作成できる非公開の宛先を区別して、特定の書き出し使用例を満たすこともできます。
プロファイルの書き出し, ストリーミングセグメントの書き出し、および Edge Personalization Adobe Experience Platformの宛先は、イベントデータをキャプチャし、他のデータソースと組み合わせて、を形成します。 リアルタイム顧客プロファイル、セグメント化の適用、セグメントおよび絞り込まれたプロファイルの書き出しをおこないます。
プロファイル書き出し宛先は生データを受け取ります。その際、多くの場合、メールアドレスがプライマリキーとなります。Experience Platform では、現在、次の 2 種類のプロファイル書き出し宛先をサポートしています。
エンタープライズ宛先(ストリーミングプロファイル書き出し宛先)は、Adobe Real-Time Customer Data Platform Ultimate のお客様のみが利用できます。
エンタープライズ宛先データコネクタを使用すると、Adobe Real-Time Customer Data Platform プロファイルをほぼリアルタイムで社内システムや他のサードパーティシステムに配信して、データの同期、分析、さらにはプロファイルエンリッチメントのユースケースを実現します。
これらの宛先は、セグメントデータとプロファイルデータを Experience Platform データストリームとして受け取ります。
エンタープライズ宛先には、次のものが含まれます。
ファイルベース宛先は、プロファイルや属性を含んだ .csv
ファイルを受け取ります。Amazon S3 は、プロファイルの書き出しを含んだファイルを書き出せる宛先の例です。
セグメント書き出し先は、Experience Platform セグメントデータを受け取ります。 これらの宛先では、セグメント ID またはユーザー ID を使用します。広告宛先やソーシャル宛先(Google Display & Video 360、Google Ads、Facebook など)は、このような宛先の例です。
Experience Platform のエッジパーソナライゼーション宛先には、Adobe Target やカスタムパーソナライゼーション宛先が含まれます。これらの宛先を使用すると、同じページや次のページのパーソナライゼーションのユースケースを顧客に対して実現できます。
詳しくは、同じページと次のページのパーソナライゼーション用にパーソナライゼーション宛先を設定する方法を参照してください。
次のビデオでは、次の 2 種類の宛先の詳細について説明します。
宛先カタログ内の一部のクラウドストレージ宛先では、データセット書き出しをサポートしています。これらの宛先を使用すると、生のデータセットをクラウドストレージの場所に書き出すことができます。
詳しくは、データセットを書き出す方法を参照してください。
Platform では、タグ管理の機能と柔軟性を活用しているので、UI でタグ拡張機能を設定できるようになっています。
ユースケースやインターフェイスでタグ拡張機能を見つける方法など、タグ拡張機能について詳しくは、タグ拡張機能の概要を参照してください。
タグ拡張機能では、生のイベントデータを複数の種類の宛先に転送します。この拡張機能は、イベント転送タイプの宛先であると考えることができます。これは、宛先プラットフォームと単純に統合された機能で、イベントの生データを転送するだけです。例としては、Gainsight パーソナライズ機能拡張機能や Confirmit Voice of the Customer 拡張機能などがあります。
マーケターは、接続と拡張機能の組み合わせを使用して、お客様の使用例に対処できます。
接続は、一元化された完全な顧客プロファイルや顧客セグメントをアクティブ化に活用する必要がある場合に役立ちます。例えば、アップロードされた CRM データを含む Analytics システムの行動データを結合して、ユーザーにパーソナライズされたメッセージを配信する前に、特定のセグメントに対してそのユーザーを評価する場合、接続を使用します。
拡張機能は、イベントデータを使用してアクションをトリガーしたり、外部環境でセグメント化をおこなう場合に役立ちます。例えば、特定のユーザーについて、行動データをファイル上の他のデータソースと結合せずに、外部システムに転送する必要がある場合です。
宛先カテゴリ内の接続と拡張機能は、実現しようとしているマーケティングアクションに応じて、宛先カテゴリ(広告、クラウドストレージ、調査プラットフォーム、メールマーケティングなど)別にグループ化されています。各カテゴリについて、および各カテゴリに含まれる宛先について詳しくは、宛先カタログのドキュメントを参照してください。