Adobe Experience Platform リリースノート
リリース日:2021 年 7 月 28 日
Adobe Experience Platform の既存の機能のアップデート:
データサイエンスワークスペース dsw
Data Science Workspace は、機械学習と人工知能を使用して、データからインサイトを作成します。Adobe Experience Platform に統合された Data Science Workspace は、アドビソリューションでコンテンツやデータアセットを使用して予測をおこなうことを支援します。
新機能
Data Science Workspace の一般的な情報については、 Data Science Workspace の概要 を参照してください。
データフロー dataflows
Experience Platformでは、データは様々なソースから取り込まれ、システム内で分析され、様々な宛先に対してアクティブ化されます。 Experience Platformでは、データフローに透明性を提供することで、この非線形の可能性があるデータフローのトラッキングプロセスを容易にします。
データフローは、Experience Platform間でデータを移動するジョブを表します。 これらのデータフローは様々なサービスを対象に設定され、ソースコネクタからターゲットデータセットにデータを移動できます。こうしたデータは、ID サービスとリアルタイム顧客プロファイルで利用されてから、最終的に宛先に対してアクティブ化されます。
新機能
データフローの一般的な情報については、 データフローの概要 を参照してください。宛先について詳しくは、 宛先の概要 を参照してください。
宛先 destinations
宛先は、Adobe Experience Platform からのデータの円滑なアクティベーションを可能にする、宛先プラットフォームとの事前定義済みの統合です。宛先を使用して、クロスチャネルマーケティングキャンペーン、メールキャンペーン、ターゲット広告、その他多くの使用事例に関する既知および不明なデータをアクティブ化できます。
新機能
エクスペリエンスデータモデル(XDM) xdm
エクスペリエンスデータモデル(XDM)は、デジタルエクスペリエンスを向上するよう設計されたオープンソースの仕様です。スキーマの形式のデータに対して共通の構造と定義を提供し、任意のアプリケーションがExperience Platform サービスと通信できるようにします。
Experience Platformの XDM の一般的な情報について詳しくは、「XDM システムの概要 」を参照してください。
クエリサービス query
クエリサービスは標準の SQL を使用して、Adobe Experience Platform のデータに対してクエリを実行し、分析およびデータ管理の様々なユースケースをサポートする機能を提供します。これは、データレイクのデータセットを結合したり、クエリ結果を新しいデータセットとして取得したりして、レポートや Data Science Workspaceで使用したり、リアルタイム顧客プロファイルに取り込んだりできる、サーバーレスのツールです。
クエリサービスを使用してデータ分析のエコシステムを構築し、様々なインタラクションチャネルをまたいだ顧客の全体像を把握できます。これらのチャネルには、POS(販売時点管理システム)、Web、モバイル、CRM システムなどが含まれます。
新機能
詳しくは、 クエリサービスのドキュメント を参照してください。
ソース sources
Adobe Experience Platformでは、外部ソースからデータを取り込むときに、Experience Platform サービスを使用して、そのデータの構造化、ラベル付け、拡張を行うことができます。 アドビのアプリケーション、クラウドベースのストレージ、サードパーティのソフトウェア、CRM システムなど、様々なソースからデータを取り込むことができます。
Experience Platform は、様々なデータプロバイダーのソース接続を簡単に設定できる RESTful API とインタラクティブ UI を備えています。これらのソース接続を使用すると、外部ストレージシステムおよび CRM サービスの認証と接続、取得実行時間の設定、データ取得スループットの管理を行うことができます。
以下のソースがベータ版から一般公開(GA)に昇格しました。
ソースについて詳しくは、 ソースの概要 を参照してください。
データ収集
Adobe Experience Platform Launch は、データ収集テクノロジーのスイートとして Adobe Experience Platform に統合されています。 Experience Platform Launch を構成する機能は、Experience Platformとは別のサービスではなく、Experience Platform全体の機能と見なされるようになりました。
このため、Experience Platform Launch およびいくつかの関連機能は名前が変更され、リブランディングされます。 これらの機能を提供する Adobe Experience Platform の UI の名前が、データ収集 UI に変更されました。
次の表に、製品ドキュメント全体で更新された用語の概要を示します。