再生の仕組み

クロスチャネル分析では、特定の接続でデータの受け渡しが 2 回おこなわれます。

  • ライブステッチ:クロスチャネル分析は、ヒットが検出されるたびにステッチを試みます。これまでにログインしたことのない、データセットに新しく接続したデバイスは通常、このレベルではステッチされません。既に認識されているデバイスは、即座にステッチされます。
  • 再生:クロスチャネル分析は、学習した一意の ID に基づいてデータを「再生」します。このステージでは、新しく接続されたデバイスがステッチされます。アドビでは、次の 2 つの再生間隔が用意されています。
    • 毎日:データは毎日、24 時間のルックバックウィンドウで再生されます。このオプションには、再生がより頻繁に行われるという利点があります。ただし、認証されていない訪問者は、サイトを訪問した日に認証をおこなう必要があります。
    • 毎週:データは週に 1 回、7 日間のルックバックウィンドウで再生されます。このオプションには、認証されていないセッションを後から認証できるという利点があります。ただし、1 週間未満のデータはステッチされません。

手順 1:ライブステッチ

クロスチャネル分析は、既知のデバイスとチャネルに対して、収集時に各イベントをステッチしようとします。次の例では、Bob が 2 つのチャネルを使用しています。

収集された日に表示されるデータ:

タイムスタンプ web データセットの永続 ID web データセットの一時的な ID コールセンターのユーザー ID 使用するユーザー ID ヒットの説明 人物指標(累積)
1 246 - - 246 Bob がデスクトップでサイトを訪問する(未認証) 1(246)
2 246 Bob - Bob Bob がデスクトップでログインする 2(246、Bob)
3 - - Bob Bob Bob がカスタマーサービスに電話をかける 2(246、Bob)
4 3579 - - 3579 Bob がモバイルデバイス上のサイトにアクセスする(未認証) 3(246、Bob、3579)
5 3579 Bob - Bob Bob がモバイル経由でログインする 3(246、Bob、3579)
6 - - Bob Bob Bob がカスタマーサービスに再度電話をかける 3(246、Bob、3579)
7 246 - - Bob Bob がデスクトップでサイトに再度アクセスする(未認証) 3(246、Bob、3579)

新しいデバイスでの未認証イベントと認証イベントは、両方とも別のユーザーとして(一時的に)カウントされます。既知のデバイスでの未認証イベントは、ライブステッチされます。

アトリビューションは、識別するカスタム変数がデバイスに結び付けられるとすぐに機能します。上記の例では、イベント 1 と 4 を除くすべてのイベントがライブステッチされます(すべて Bob 識別子を使用します)。アトリビューションは、再生のステッチ後にイベント 1 および 4 で機能します。

手順2:再生のステッチ

クロスチャネル分析は、一定の間隔(選択したルックバックウィンドウに応じて週に 1 回、または日に 1 回)で、認識されたデバイスに基づいて履歴データを再計算します。認証されていない状態でデバイスが最初にデータを送信し、その後ログインした場合、クロスチャネル分析は、未認証のイベントを正しいユーザーに結び付けます。次の表は、上記と同じデータを示していますが、データの再生に基づいて異なる数字が表示されています。

再生後の同じデータ:

タイムスタンプ web データセットの永続 ID web データセットの一時的な ID コールセンターのユーザー ID 使用するユーザー ID ヒットの説明 人物指標(累積)
1 246 - - Bob Bob がデスクトップでサイトを訪問する(未認証) 1(Bob)
2 246 Bob - Bob Bob がデスクトップでログインする 1(Bob)
3 - - Bob Bob Bob がカスタマーサービスに電話をかける 1(Bob)
4 3579 - - Bob Bob がモバイルデバイス上のサイトにアクセスする(未認証) 1(Bob)
5 3579 Bob - Bob Bob がモバイル経由でログインする 1(Bob)
6 - - Bob Bob Bob がカスタマーサービスに再度電話をかける 1(Bob)
7 246 - - Bob Bob がデスクトップでサイトに再度アクセスする(未認証) 1(Bob)
メモ

データは、web サイトデータセットに対してのみ再生されます。コールセンターのデータセットは変更されませんが、正しいユーザー ID を使用した場合は照合されます。

まとめ

  • クロスチャネル分析は、既知のデバイスを即座にステッチしますが、新しいデバイスや認識されていないデバイスは即座にステッチされません。
  • データは一定の間隔で再生され、過去に識別されたデバイスに基づいて、接続内の履歴データが変更されます。

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