バージョン 1.9.0
2016 年 10 月
修正点および改善点
- Audience Manager の一意のユーザー ID(AAMUUID)を Experience Cloud ID として ID サービスに渡していた問題を修正しました。
- AMCV Cookie の有効期間(TTL:time-to-live)が切れた場合でも、Experience Cloud ID が Cookie に含まれている限り ID サービスはその情報をサーバーに戻します。この呼び出しの後、ID サービスは非同期で呼び出しをおこない、Cookie を更新します。ID サービスはサーバーからの応答を待つ必要がないので、パフォーマンスの改善に役立ちます。既存の AMCV cookie の値を使用して、更新をリクエストできます。
- ID サービスは直接ページ上で自動的に Experience Cloud ID(MID)を Adobe Media Manager と他の内部アドビドメインに同期します。自動同期は、すべての既存アカウントおよび新規アカウントで有効です。これは、Media Manager の一致率の改善に役立ちます。VisitorAPI.js バージョン 1.8 またはそれ以降で適用されます。ID 同期と一致率についても参照してください。
新規および改訂されたドキュメント
新規: AMCV Cookie から地域とユーザー ID を取得する
バージョン 1.8.0
2016 年 9 月
修正点および改善点
関数 disableThirdPartyCalls
で設定できるオプションのブール値のフラグとして、Visitor.getInstance
が追加されました。disableThirdPartyCalls= true
の場合、この ID サービスは他のドメインの呼び出しをおこないません。デフォルト値は disableThirdPartyCalls= false
です。disableThirdPartyCalls を参照してください。
バージョン 1.7.0
2016 年 8 月
修正点および改善点
-
関数
idSyncAttachIframeOnWindowLoad
で設定できるオプションのブール値のフラグとして、Visitor.getInstance
が追加されました。idSyncAttachIframeOnWindowLoad= true
の場合、ID サービスは、ウィンドウの読み込み時に ID 同期 iFrame を読み込みます。デフォルトでは、ID サービスは、可能な限り迅速に iFrame を読み込みます。このフラグは、廃止される に 代わるものidSyncAttachIframeASAP
です。Visitor.getInstance 関数の変数を参照してください。 -
ドメイン、ネイティブアプリおよびハイブリッドアプリから Web 移行への Experience Cloud ID のトラッキングをサポートする機能が追加されました。訪問者 ID 追加ヘルパー関数を参照してください。
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ID サービスが訪問者 Experience Cloud ID をクライアント側またはサーバー側に生成したかどうか、または ID 呼び出しがタイムアウトしたかどうかを判断する関数が visitorAPI.js コードに追加されました。タイムアウトトラッキング関数およびクライアント側訪問者 ID 生成のトラッキングを参照してください。
新規および改訂されたドキュメント
改訂:Experience Cloud ID サービスの要件
既知の問題
Audience Manager DIL コードと visitorAPI.js コードを同じページに使用しているお客様は、DIL 変数 secureDataCollection= false
を設定する必要があります。secureDataCollection を参照してください。