2016 年リリースノート release-notes
2016 年の Experience Cloud ID サービスの機能リリース、更新、変更点です。
これらの変更点は、Experience Cloud リリースノートにも記載されています。
バージョン 1.10 section-7d719b3213344a46858835042e0214ed
2016年11月
- バージョン 1.10 を使用するには AppMeasurement 1.8.0 が必要です。
- Experience Cloud ID サービスライブラリ 2.0.0 以降を使用している場合は、Adobe Media Manager の ID 同期はデフォルトで開始されます。ID 同期と一致率についてを参照してください。
修正点および改善点
-
サーバー側環境での ID サービスの実装方法に関する説明を追加しました。
-
クロスドメイン遷移時に Experience Cloud と Analytics の ID を上書きできるブール関数である
Visitor.overwriteCrossDomainMCIDAndAID
が追加されました。訪問者 ID の上書きを参照してください。 -
TS = UTC
timestamp がvisitor.appendVisitorIDsTo
関数のプロパティとして追加されました。ID サービスではタイムスタンプを使用して、5 分間隔でリダイレクト URL に ID を使用するかどうかを決定します。訪問者 ID 追加関数を参照してください。 -
地域 ID を返す新しい関数である
Visitor.getLocationHint,
が追加されました。地域 ID(ロケーションヒント)の取得を参照してください。 -
ターゲットパブリッシング iFrame で ID 同期を手動で実装するための 2 つの関数として、
idSyncByURL
とidSyncByDataSource
が追加されました。URL またはデータソースによる ID 同期を参照してください。 -
disableThirdPartyCalls:true
の場合に AppMeasurement のトラッキングコールがブロックされる問題を修正しました。 -
異なるドメイン間で Experience Cloud ID(MID)が渡されなかった、ID サービスの問題を修正しました。
バージョン 1.9.0 section-04e1b4d4b10d40468f2116b8119998e7
2016 年 10 月
修正点および改善点
- Audience Manager の一意のユーザー ID(AAMUUID)を Experience Cloud ID として ID サービスに渡していた問題を修正しました。
- AMCV Cookie の有効期間(TTL:time-to-live)が切れた場合でも、Experience Cloud ID が Cookie に含まれている限り ID サービスはその情報をサーバーに戻します。この呼び出しの後、ID サービスは非同期で呼び出しをおこない、Cookie を更新します。ID サービスはサーバーからの応答を待つ必要がないので、パフォーマンスの改善に役立ちます。既存の AMCV cookie の値を使用して、更新をリクエストできます。
- ID サービスは直接ページ上で自動的に Experience Cloud ID(MID)を Adobe Media Manager と他の内部アドビドメインに同期します。自動同期は、すべての既存アカウントおよび新規アカウントで有効です。これは、Media Manager の一致率の改善に役立ちます。VisitorAPI.js バージョン 1.8 またはそれ以降で適用されます。ID 同期と一致率についても参照してください。
新規および改訂されたドキュメント
新規: AMCV Cookie から地域とユーザー ID を取得する
バージョン 1.8.0 section-69f2eb5b246b4c7aafe116b7a2a5448a
2016 年 9 月
修正点および改善点
関数 disableThirdPartyCalls
で設定できるオプションのブール値のフラグとして、Visitor.getInstance
が追加されました。disableThirdPartyCalls= true
の場合、この ID サービスは他のドメインの呼び出しをおこないません。デフォルト値は disableThirdPartyCalls= false
です。disableThirdPartyCalls を参照してください。
バージョン 1.7.0 section-f7d59104de6644fca3691480383d4644
2016 年 8 月
修正点および改善点
-
関数
idSyncAttachIframeOnWindowLoad
で設定できるオプションのブール値のフラグとして、Visitor.getInstance
が追加されました。idSyncAttachIframeOnWindowLoad= true
の場合、ID サービスは、ウィンドウの読み込み時に ID 同期 iFrame を読み込みます。デフォルトでは、ID サービスは、可能な限り迅速に iFrame を読み込みます。このフラグは、廃止される に 代わるものidSyncAttachIframeASAP
です。Visitor.getInstance 関数の変数を参照してください。 -
ドメイン、ネイティブアプリおよびハイブリッドアプリから Web 移行への Experience Cloud ID のトラッキングをサポートする機能が追加されました。訪問者 ID 追加ヘルパー関数を参照してください。
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ID サービスが訪問者 Experience Cloud ID をクライアント側またはサーバー側に生成したかどうか、または ID 呼び出しがタイムアウトしたかどうかを判断する関数が visitorAPI.js コードに追加されました。タイムアウトトラッキング関数およびクライアント側訪問者 ID 生成のトラッキングを参照してください。
新規および改訂されたドキュメント
改訂:Experience Cloud ID サービスの要件
既知の問題
Audience Manager DIL コードと visitorAPI.js コードを同じページに使用しているお客様は、DIL 変数 secureDataCollection= false
を設定する必要があります。secureDataCollection を参照してください。
バージョン 1.6.0 section-3faaa14bf3934c6a99b8f79ee06fc0d2
2016 年 7 月
CORS を利用すると、ブラウザーから、現在のドメイン以外のドメインのリソースをリクエストできます。Experience Cloud ID サービスは、クライアント側のクロスオリジンリソースリクエストを可能にする CORS 標準規格をサポートしています。CORS をサポートしていないブラウザー上では、JSONP リクエストに切り替わります。
以下を参照してください。
修正点および改善点
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dpm.demdex.net
への ID 同期呼び出しにd_fieldgroup
パラメーターが追加されました。この新しいパラメーターは、内部のトラブルシューティングおよびデバッグの目的で使用されます。 -
ID サービスが生成する iFrame にタイトル属性が追加されました。iFrame のタイトルを指定すると、目の不自由な利用者向けにスクリーンリーダーで読み上げ可能なページ情報を提供できます。iFrame のタイトル属性は
Adobe ID Syncing iFrame
に設定されます。 -
関数
Visitor.getInstance
で設定できるオプションのフラグとして、idSyncAttachIframeASAP: true
が追加されました。true
の場合、ID サービスは ID 同期 iFrame をできるだけ早く読み込みます。これにより、ID 同期の一致率が向上します。デフォルトでは、ID サービスはウィンドウの読み込み時に iFrame を読み込みます。Visitor.getInstance 関数の変数を参照してください。 -
AppMeasurement で無限ループが発生するコールバック関数の問題を修正しました。
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loadTimeout
間隔のデフォルトが 500 ミリ秒から 30,000 ミリ秒に変更されました。Visitor.getInstance 関数の変数を参照してください。
新規および改訂されたドキュメント
新規
改訂済み
バージョン 1.5.7 section-735b4989a5744a42aeb2d97602dbda62
2016 年 6 月
iFrame で、iframe.sandbox='allow-scripts allow-same-origin'; が設定できるようになりました。
これらの 2 トークンのみを許可することは、セキュリティを強化し、ID サービスに ID 同期で必要となる基本機能を提供するのに役立ちます。
sandbox 属性は、Internet Explorer のバージョン 9 以前ではサポートされていません。詳細については、この iFrame ドキュメントの属性の節を参照してください。
修正点
訪問者 API は、従来の Analytics 訪問者 ID がない場合の、Audience Manager を使用した余分な再同期の呼び出しを強制しなくなりました。
バージョン 1.5.x section-a62ae48275324058b57edf66ee5a579f
2016 年 5 月
ドキュメントの更新
バージョン 1.5.x section-0cfeef085cff4cbc8dff6cbc6fc32920
2016 年 4 月
ドキュメントの更新
Experience Cloud ID サービスの Target への実装
バージョン 1.5.4 section-1a44ba147fb3440ea7dec551faee3528
2016 年 3 月
ドキュメントの更新
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Experience Cloud Identity Service の Analytics への実装:ID サービスを Analytics で使用するための設定方法に関する新しい手順です。
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Experience Cloud ID サービス移行の判断ポイント:テキストをわかりやすく修正しました。単一のドメインを使用する場合は、データ収集 CNAME の管理を終了したい場合に、その使用を停止できます。ただし、CNAME が機能している場合には、変更する必要はありません。
バージョン 1.5.3 section-7c09ba2832bd4644a1ccc3aa83abe66a
2016 年 1 月
ドキュメントの更新