Experience Cloud ID サービスの Target への実装 implement-the-experience-cloud-id-service-for-target
次の説明は、Experience Cloud ID サービスを使用し、データ収集タグを使用しない Target のお客様を対象としています。ただし、タグを使用して ID サービスを実装することを強くお勧めします。タグは、実装ワークフローを効率化し、適切なコードの配置とシーケンスを自動的に保証します。
- 始める前に、要件を確認してください。
- このコードを本番環境に実装する前に、開発環境で設定してテストしてください。
手順 1:ID サービスコードの入手 section-b32ba0548aa546a79dd38be59832a53e
ID サービスでは、VisitorAPI.js
コードライブラリが必要です。このコードを入手するには、カスタマーケアにお問い合わせください。
手順 2:ID サービスコードへの Visitor.getInstance 関数の追加 section-287ef2958e9f43858fe9d630ae519e22
パート 1:以下の Visitor.getInstance 関数をコピーします
var visitor = Visitor.getInstance("INSERT-MARKETING-CLOUD-ORGANIZATION ID-HERE");
パート 2:VisitorAPI.js ファイルに関数コードを追加します
Visitor.getInstance
関数をファイル末尾のコードブロックの後に配置します。編集後のファイルは以下のようになります。
/*
========== DO NOT ALTER ANYTHING BELOW THIS LINE ==========
Version and copyright section
*/
// Visitor API code library section
// Put Visitor.getInstance at the end of the file, after the code library
var visitor = Visitor.getInstance("INSERT-MARKETING-CLOUD-ORGANIZATION ID-HERE");
手順 3:Visitor.getInstance への Experience Cloud 組織 ID の追加 section-522b1877be9243c39b222859b821f0ce
Visitor.getInstance
関数の INSERT-MARKETING-CLOUD-ORGANIZATION ID-HERE
を Experience Cloud 組織 ID に置き換えます。組織 ID がわからない場合、Experience Cloud 管理ページで確認できます。管理 - コアサービスも参照してください。編集後の関数は、以下のサンプルのようになります。
var visitor = Visitor.getInstance("1234567ABC@AdobeOrg");
手順 4:ページへの Visitor API コードの追加 section-02d8dd7678b64a85b5abc1c4ef0845dd
サイトの VisitorAPI.js
タグ内の、<head>
ファイルを参照している箇所の前に mbox.js
ファイルをデプロイします。最初の Experience Cloud ネットワークの呼び出しが生成される前に Target ID サービスを実行する必要があります。テストと検証の後にこのコードを本番に移行します。
手順 5:ID サービスコードのテストとデプロイ section-e81ee439bb8a4c2abea43d76f3112e9c
次のようにテストおよびデプロイできます。
テストと検証
ID サービスの実装状況をテストするには:
- ページがホストされているドメインの AMCV Cookie を確認します。
mboxMCGVID
が Target のリクエストに存在し、Experience Cloud ID(MID)が含まれていることを確認します。
AMCV Cookie と MID について詳しくは、Cookie と Experience Cloud ID サービスを参照してください。
デプロイ
テストの合格後に、コードをデプロイします。