この記事では、
Adobe Analytics には同等のビジュアライゼーションはありません。
ジャーニーキャンバスのビジュアライゼーションを使用すると、ユーザーやお客様に提供するジャーニーを分析し、深いインサイトを得ることができます。これにより、ゼロからジャーニーを定義したり、Journey Optimizer からジャーニーを表示したりして、人物がジャーニーを離脱した（フォールアウト）か、次に進んだ（フォールスルー）かを確認できます。
イベント、ディメンション項目、セグメント、日付範囲を任意に組み合わせて 🔗 ジャーニーノードを作成することで、 ユーザージャーニーの分析を作成」できます。 ノードを接続してジャーニーのフローを作成し、複数のパスと決定ポイントを含めます。 キャンバス上のノードをドラッグして、ジャーニーのイベントと条件を並べ替えます。変更を行うと、データがリアルタイムで更新されます。
ノードは「最終的なパス」として接続されます。つまり、2 つのノード間で発生するイベントに関係なく、訪問者が最終的に 1 つのノードから別のノードに移動する限り、訪問者はカウントされます。ユーザーがパスに沿って移動するために割り当てられた時間は、コンテナの設定によって決まります。
主な特長
ジャーニーキャンバスビジュアライゼーションの主な機能は次のとおりです。
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最も複雑なユーザージャーニーに対応するフォールアウトとフォールスルーの詳細な分析。
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ユーザージャーニーの様々なエントリ ポイント、ノード、パスをマッピングおよび視覚化するためのキャンバス。
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キャンバスにコンポーネントを追加したり、既存のノードを再配置したりするためのドラッグ＆ドロップ操作。
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ジャーニーキャンバス内でユーザージャーニーの分析を作成するか、Journey Optimizer ジャーニーに基づいて自動的に作成するオプション。
潜在的なインサイト
ジャーニーキャンバスは、最も複雑なジャーニーに対して実用的なインサイトを提供します。
コンバージョン率が最も高いパス conversion-rate-caption
ジャーニーキャンバスで最も顕著なインサイトは、キャンバス自体の上部にキャプションとして表示されます。
このキャプションは、ジャーニー内のすべてのパスの中で、コンバージョン率が最も高かったパスを要約したものです。
ジャーニーに複数の開始ノードが含まれる場合、キャプションは次のようになります。
ジャーニーに単一の開始ノードが含まれる場合、キャプションは次のようになります。
このキャプションを解釈する際は、次の点を考慮します。
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パス は、開始ノードと終了ノードが矢印で接続され、その間に任意の数のノードが接続されたものとして定義されます。
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コンバージョン率の計算は、ジャーニーのタイプ（ジャーニーに含まれる開始ノードおよび終了ノードの数と、これらの間のパスが交差するかどうか）によって異なります。
次の表に、ジャーニータイプに基づくコンバージョン率の計算方法を示します。
table 0-row-3 1-row-3 2-row-3 3-row-3 4-row-3 ジャーニータイプ コンバージョン率の計算 例 単一の開始ノードと単一の終了ノード コンバージョン率は、終了ノードの数を開始ノードの数で割ることによって計算されます。 
単一の開始ノードと複数の終了ノード コンバージョン率は、最大の数値を持つ終了ノードを見つけ、その数値を開始ノードの数値で割ることによって計算されます。 
単一の開始ノードと単一の終了ノードが含まれる複数のスタンドアロンパス コンバージョン率は、終了ノードの数を開始ノードの数で割ることによって計算されます。コンバージョン率が最も高いパスがキャプションに記載されます。 
ジャーニーの任意の時点で共通のノードに収束する複数の開始ノード コンバージョン率は、最大の数値を持つ終了ノードを見つけ、その数値を最も低い数値を持つ開始ノードの数値で割ることによって計算されます。 
フォールスルー、フォールアウトなど
ジャーニーキャンバスが提供できる他のインサイトの例を以下に示します。これらのインサイトが、データビュー内のすべての人物、ジャーニーを開始したすべての人物、ジャーニーの前のノードのすべての人物のいずれに基づくかを選択できます。
フォールスルー
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ジャーニを完了した（終了ノードに到着した）人物の数と割合
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ジャーニーの特定のノードに到達した人物の数と割合
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ジャーニーの特定のノードの後または前に発生した最も一般的な手順
フォールアウト
- 人物が最も共通してジャーニーからフォールアウトしたジャーニーのノード（すぐ次のノードのいずれにも到達しなかった）
各ノードの追加データ
- ジャーニーの任意のノードに分類ディメンションを追加して、その特定のノードの追加データを表示します
ジャーニーキャンバス、フォールアウト、フローのいずれかのビジュアライゼーションの選択
ジャーニーキャンバスビジュアライゼーションは、フォールアウトビジュアライゼーションやフロービジュアライゼーションと似ていますが、重要な違いがあります。
違いについて
顧客ジャーニー分析の様々なビジュアライゼーションは、顧客に提供するジャーニーを分析するように設計されています。
次の情報を使用して、ニーズに最適なビジュアライゼーションを選択します。
定義済みの分析と探索的分析を組み合わせます。 最終的なパスは、パス上で事前定義済みのノードを使用する際に使用されます（最終的に事前定義済みのノード間を移動する限り、訪問者がカウントされます）。 「既存のノードに基づいて上位のノードを表示 して、すぐに次のノード（最終的ではないを表示することもできます。
パスは、最終的なパスにすることも、次のタッチポイントに制限することもできます
定義済みの分析と探索的分析を組み合わせます。 最終的なパスは、パス上で事前定義済みのノードを使用する際に使用されます（最終的に事前定義済みのノード間を移動する限り、訪問者がカウントされます）。 「既存のノードに基づいて上位のノードを表示 して、すぐに次のノード（最終的ではないを表示することもできます。
フリーフォームテーブルで右クリックし、即座にフォールアウトを表示できます。
探索的分析のみ。 ノード間で常に 1 つの次元インスタンス内に存在します。 つまり、各ノードは、パスに沿った直近の（最終的ではない）次のタッチポイントを表示します。
定義済みジャーニーと探索的ジャーニーの両方で表示されます。
定義済みジャーニーを表示します
探索的ジャーニーを表示
○
計算指標を含む、あらゆる指標。
○
同じレポートの異なる 2 つのセグメントを並べて比較する
Journey Optimizerからジャーニーを開くと、より深い分析とカスタマイズが可能になります。
ジャーニーキャンバスを使用するタイミング
ジャーニーキャンバスは、次の場合に不可欠です。
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複数のエントリポイントとパスを持つジャーニーが関与するフォールアウト分析。
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事前定義済みのページのシーケンスを使用した、複数のエントリポイントとパスを持つ非線形ジャーニー。
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事前定義済みのジャーニーに基づく探索的、Ad Hoc Analysis。
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セッション、ユーザー、発生件数以外のプライマリ指標を必要とする分析。
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Adobe Journey Optimizer で発生したジャーニーの詳細な分析。
ジャーニーキャンバスビジュアライゼーション、フォールアウトビジュアライゼーションおよびフロービジュアライゼーションの違いを理解するには、上記の表を参照してください。
Journey Optimizer ジャーニーの分析
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer のジャーニーを分析すると、人物がジャーニーとやり取りする方法に関する、詳細かつ実用的なインサイトが得られます。
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーを分析すると、Journey Optimizer と同じ順序、シーケンス、構造でジャーニーが表示されます。ジャーニーキャンバス内でジャーニーに大幅な変更を行うと、その変更は Journey Optimizer から同期されなくなります。
ジャーニーキャンバスを使用してJourney Optimizer ジャーニーを分析するメリット
ジャーニー キャンバスは、Journey Optimizer では不可能な、詳細で徹底的な分析を提供します。
ジャーニーキャンバスを使用して、Journey Optimizer で作成されたジャーニーを分析すると、次のような様々なメリットがあります。
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任意のCustomer Journey Analytics ディメンション、指標、セグメントまたは日付範囲を使用してイベントを作成します。
Journey Optimizer では、テクニカルユーザーがイベントを作成してから、イベントをジャーニーに追加する必要があります。
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作成したカスタムノードに基づいてオーディエンスを作成します（Customer Journey Analytics オーディエンスビルダーを起動します）。
Journey Optimizer では、事前定義済みのアクティビティに対してのみオーディエンスを作成できます。
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フォールスルーとフォールアウトを分析
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任意のディメンションを持つイベントを分類
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イベントを組み合わせ
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イベントを接続
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コンテナを名前変更および削除
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その他
Journey Optimizer とジャーニーキャンバス間の同期
Journey Optimizerとジャーニーキャンバスの同期を理解するには、次の動作を考慮します。
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データ同期は一方向のみ
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーの分析を作成すると、データは Journey Optimizer から Journey キャンバスへの 1 方向にのみ同期されます。つまり、ジャーニーキャンバスでジャーニーに行った変更は、Journey Optimizer に反映されません。
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ジャーニーキャンバスでジャーニーを変更すると、同期が停止する
Journey Optimizerでジャーニーに加えた変更は、ジャーニーキャンバスに同期されます ジャーニーがジャーニーキャンバスで大幅に変更されていない場合のみ。 ジャーニーキャンバスでジャーニーを変更すると、Journey Optimizer でジャーニーに行った変更はジャーニーキャンバスに反映されません。ジャーニーキャンバスに反映された変更を確認するには、ジャーニーキャンバスでジャーニーを削除して再作成します。
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「任意のユーザーと共有」リンクを使用するには、Journey Optimizerで変更を加えた後に、プロジェクトがCustomer Journey Analyticsに保存される必要があります
「任意のユーザーと共有」リンクを使用すると、Journey Optimizerで行った変更は、プロジェクトがCustomer Journey Analyticsに保存されるまで、ジャーニーキャンバスに反映されません。
「任意のユーザーと共有」リンクについて詳しくは、🔗 プロジェクトを共有 の「任意のユーザーとプロジェクトを共有（不要）を参照してください 。
ジャーニーキャンバスでジャーニーを変更した後の違い differences-after-modifying
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーを変更すると、データ処理、使用可能な機能、同期動作に変更が生じる可能性があります。
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーに大幅な変更を行うと、データ処理、使用可能な機能、同期動作に変更が生じる可能性があります。大幅な変更には、次のいずれかが含まれます。
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ノードの追加または削除
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ノード間の矢印の追加または削除
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ノード上のコンポーネントの変更
ノードをドラッグしたり、分類を追加したりするなど、ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーに他の変更を行った場合、次の節で説明する違いは適用されません。
データ処理の違い
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーを変更すると、ジャーニーにデフォルト以外のアトリビューションモデルを持つ指標が含まれている場合は、データが変更される可能性があります。
これは、Journey Optimizer とは異なり、ジャーニーキャンバスでは 1 つのジャーニー内で複数のディメンションを適用できるからです。つまり、この機能では、指標アトリビューションがサポートされていません。
機能の違い
ジャーニーキャンバスでJourney Optimizer ジャーニーを変更すると、変更に応じて、矢印の設定 ドロップダウンフィールドで使用できるオプションが変わります。 詳しくは、設定の指定を参照してください。
「ノードタイプ」フィールドは、Journey Optimizer でのみ使用できます。ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーを表示する場合、ジャーニーキャンバスでジャーニーに変更を行ったかどうかに関係なく、この機能は使用できません。
同期の違い
Journey Optimizer でジャーニーに行った変更は、ジャーニーがジャーニーキャンバスで変更されていない場合にのみ、ジャーニーキャンバスに同期されます。
ジャーニーキャンバスで Journey Optimizer ジャーニーを変更すると、Journey Optimizer でジャーニーに行った変更はジャーニーキャンバスに反映されません。ジャーニーキャンバスに反映された変更を確認するには、ジャーニーキャンバスでジャーニーを削除して再作成します。
Journey Optimizer と Customer Journey Analytics の用語の違い
Journey Optimizer で 1 つの意味を持つ特定の用語は、Customer Journey Analytics では別の意味を持ちます。ジャーニーキャンバスを使用する際は、Customer Journey Analytics の用語が使用されます。
ジャーニーキャンバスでの Journey Optimizer ジャーニーの分析
ジャーニーキャンバスでの Journey Optimizer ジャーニーの分析について詳しくは、ジャーニーキャンバスビジュアライゼーションの設定を参照してください。
ジャーニーキャンバスでの分析の作成
Analysis Workspace で使用可能な任意のディメンションまたは指標に基づく分析を、ジャーニーキャンバスで作成できます。または、Journey Optimizer で作成されたジャーニーを分析できます。詳しくは、ジャーニーキャンバスビジュアライゼーションの設定を参照してください。